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星空で迷子になったあなたへ 天体写真解析ツールの出番です

星の写真を整理していて「これはどこを撮ったんだっけ?」と悩んだことはありませんか? そんなときに役に立つのがAstrometry.netです。位置が分からなくなった写真をウェブ上で指定すると、たちどころに答えてくれる便利な天体写真解析ツールです。

Astrometry.net

Astrometry.netを開きます。上のメニューにある「Upload」をクリックすると、ファイルをアップロードするか、画像が置かれているURLを指定します。ファイルを選択したら、「Upload」ボタンを押すだけ。しばらく待っていると、解析が終わり、「Success」のメッセージが出ます。

「Go to results page 」のリンクをたどるとあら不思議。星座線やメシエ番号はもちろんNGCやHIP、HDといった天体カタログ番号、星雲名までも画像にオーバーレイする形で表示してくれます。画面右側には星図や写真の画角も含めて表示してくれる親切仕様です。

メラク周辺.jpeg
こちらは、おおぐま座方面を撮ったのはいいけど、どこだっけ?と分からなくなったときに解析した写真。Ursa majorという星座名や星座線、恒星名が表示されているのが分かります。
2.jpeg
こちらは手元にあった北アメリカ星雲の写真。弧が見えますが、これはたぶん星雲の範囲です。左下に写ってはいないけど、ペリカン星雲があることを示す弧と星雲名があります。
993399.png
こちらは、上の北アメリカ星雲をどの画角で撮ったのかが分かる画像です。星図と画角が示されていますね。はくちょう座のしっぽの部分に北アメリカ星雲があることが分かります。

星野写真はうまくいくことが多いですが、星景写真のように山や建物が写っていると、うまく解析ができないことが多いようです。アップロードした写真は、すべて公開されますので、お気をつけて。

この記事へのコメント

  1. ま、ま、ま、まじすか?
    やってみるべ…

  2. メモを取らないで撮る悪い癖が有ります。
    これは、便利に使わせて頂きます。

  3. けむけむさん、マジですマジです! オヤジさん、暗い中メモはストレスですよね。少しでも楽ができますように!

  4. す、スゴすぎる!
    こんな素晴らしいサイトが有ったなんて!
    これは活用法しない手はありませんね♪

  5. あぷらなーとさん、画角が調査できるサイトもそうなんですが、外国のサイトにはすごいサービスがそろっていますね〜。リソースについても、まだまだたくさんありそうな気がします。気づいたらまた報告します〜

  6. ステラショットの導入補正も、撮った写真とデータベースの比較をして移動。便利なソフトでしたか、冷却カメラでステラショットの存在感が無くなりました。(汗)
    でも、冷却は、楽しいですね。

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