2025年5月13日は満月。フラワームーンだそう。誰なんだ、フラワームーンとかウルフムーンって言い出したのって。昔はそんな言い方してなかったし、最近じゃ占いにも使われているし、単なる新し物好き? いや、Google先生曰く、アメリカインディアンの伝統的な呼び方らしい。日本にも雅な呼び方があるわけで、文化の違いって面白いなって思う。
そんな話をきっかけとして、私たちに身近な天体の一つ「月」を撮るにはどうしたらいいか? と雲に隠れた月を見ながら考えていた。
私も最初は苦労したよ。手持ちで撮影したから、当然、ブレブレ。三脚持ってなかったんだよ。だから三脚は必須。シャッタースピードにもよるけどレリーズはあったほうがいいと思う。
天体望遠鏡で月面を狙っていると、毎回、代わり映えのしない画像ができちゃうので、飽きがきたりする。まさにそれは私のことなんだけど、実は雲が出ている夜だからこそ、味わいのある月が撮れるような気がしてきた。
夕焼けなどで茜色に染まった茜雲、魚の鱗のように見える鱗雲、絹のように薄く広がった絹雲、綿をちぎったように見える綿雲、飛行機が飛んだ後にできる飛行機雲。さすが日本語、雲を表現する語彙が多くて雅さが際立つね。これまで雲が出ているから撮るのやめたって思ったりもしたけど、雲のなかに月を構図よく収めるって難しいよね。こんど挑戦してみる。
雲じゃなくても、いわゆる星景写真の一つとして月を撮ってみるというのは、私はあまりやったことがない。星景写真にあまり関心がなかったからだけど、月を主人公にして街の輝き、山や森の漆黒とを照らし合わせてみるというのもチャレンジしてみたいような気がするよ。
というあんなこんなを考えた末、月の撮影にはどんなことに留意をしたらいいのかについて、Googleさんに完全ガイドを作ってもらった(PDF18ページ)。望遠レンズの選択方法や広角レンズの技法まで解説してくれているので初心者もOK。月食の撮影の仕方にも触れているけれど、これはこれで玄人向けな気がするので別に解説が必要かもね。
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