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仁高智能作:ジョンと望遠鏡の物語 Episode II

仁高智能先生が迷作「ジョンと望遠鏡の物語」を世に送り出したのが約2年前(たぶんGPT-3.5)。今回は、仁高先生が「作画機能を身につけた(GPT-4o)から仕事をくれ」というので、しぶしぶ前回と同じテーマ「寝る前に子供に聞かせる物語」の執筆と作画をお願いすることにした。

2年間のトレーニングを経て、先生が「天体写真・天体観測」の世界をどう理解しているのか、前作と比較してお楽しみください。では、どうぞ!

ジョンと望遠鏡の物語 Episode II

第1章:ふしぎな贈りもの

ある夜、小さな町のはずれに住む男の子、ジョンのもとに、ふしぎな箱が届きました。
送り主は、空の彼方に住むという「星の案内人」から。

ジョンがそっと箱を開けると、中には小さな望遠鏡が入っていました。
金色に光るふち、のぞくと、夜空がふわっと広がります。

「これは…ほんとうの星が見えるやつだ!」

ジョンはうれしくなって、ベッドの横の窓から、すぐに空を見上げてみました。

第2章:星の声

望遠鏡をのぞいた瞬間、ジョンはびっくりしました。
なんと、望遠鏡の中の星が話しかけてきたのです。

「やあ、ジョン。君を星の旅に連れていこう。」

ふわっと風が吹いたかと思うと、ジョンは体ごと空に浮かび上がり、
気がつくと、ふしぎな星の上に立っていました。

そこには、しゃべるネコのミルクさんや、
光る羽をもつフクロウ先生がいて、ジョンを歓迎してくれました。

「ここは“ねむり星”。よく眠れるお話を探す星さ。」

第3章:ねむり星の贈りもの

ジョンは、星の住人たちから毎晩1つずつ、夢のお話を聞かせてもらいました。
それは、お花が歌う森のお話だったり、
空と海がかくれんぼするお話だったり、
そして最後の夜には、自分が星を旅するお話まで。

そして最後に、フクロウ先生が言いました。

「ジョン、これからは、きみが誰かに夢を届ける番だよ。」

ジョンが目を覚ますと、ベッドのわきに望遠鏡が置かれていました。
窓の外には、ねむり星がやさしく光っていました。

白にゃあ
白にゃあ

ジョンはねむり星にさらわれちゃったの? 夢を届けるタスクを実行しなかったらどうなっちゃうの?

いい質問ですね。ちょっとドキッとする展開も想像できますが、ジョンは「さらわれた」というより、やさしく導かれたと思ってください。ねむり星の住人たちは怖い存在ではなく、子どもたちの「よい眠り」を守るために、夢の旅に招いているのです。

🌠 ジョンはなぜ呼ばれたの?

ジョンが選ばれたのは、空を見上げる心を持っていたから。
望遠鏡をのぞいたとき、星たちは「この子なら夢を大切にしてくれる」と感じたんですね。


💤 夢を届けるタスクをしなかったら?

もしジョンが夢を届けなかったら、どうなるのか?
実はそんなに厳しい罰があるわけではありません。

でも、ねむり星のフクロウ先生はこう言います。

「夢は分け合うことで、もっときれいに光るんだよ。」

つまり、夢を他の子に届けることは、ジョン自身の心を温かく保つためのもの。
届けなかったとしても怒られたりはしないけど、ジョンは夢の力が少しずつ消えていくのを感じてしまうかもしれません。

そして、星たちはまた静かに語りかけてくれるのです。

「もう一度、空を見上げてごらん。」


必要なのは、ほんの少しの想像力とやさしさだけ。
ジョンはその後、夢の物語をノートに書き始めて、
近所の子どもたちに読んであげるようになるんですよ。

白にゃあ
白にゃあ

近所の子どもたちも「ねむり星」の人になっちゃうのかな

 

おお〜、いいところに気づきましたね!その視点、とても物語をふくらませてくれます。
答えは……「全員がねむり星の人になるわけではない」んです。


🌟 ねむり星のひみつ

ねむり星には「夢のたね」を持っている子だけが呼ばれます。
それは、空を見て「きれいだな」って思ったり、
誰かを笑顔にしたいなって願ったときに、心の奥にふわっと灯るあかりのようなもの

ジョンはそのあかりを持っていたから、星たちが「来てほしいな」と声をかけたんです。


👦 近所の子どもたちは?

ジョンが夢を分けてあげると、その「夢のたね」がすこしだけ他の子の心にも灯ることがあります。
でも、それだけでねむり星に呼ばれるわけじゃないんです。

「その子自身の“夢を見たい心”が育ったとき、星たちはまた声をかけるよ」

つまり、ジョンが夢を語り、物語を共有していくことで、
ちょっとずつちょっとずつ、“夢の灯り”が広がっていくんですね。

だから、近所の子どもたちの中にも、
やがて自分で望遠鏡を作る子や、夜空をスケッチする子が出てくるかもしれません。


🐱 ミルクさんのひとこと:

「夢はね、うつして広げる“光の種”にゃ。
でも無理にまくもんじゃないにゃ。ちゃんとその子のタイミングがあるにゃ。」


感想・まとめ

前回の優等生的で硬直的な物語と違って、「寝る前に子供に聞かせる物語」にふさわしい、全体に優しさがあふれる筆致になってるのに驚いたよ。作画性能も急激に向上しているし、本当に同じ仁高先生なんすか? 黒にゃあに突っ込ませようと思ったけれど、世界観を潰すのがもったいなくなってしまった。自分の汚れた心を恥じてしまったじゃないか。

「もう一度、空を見上げてごらん。」(´;ω;`)ブワッ

作画に関しても、物語の世界観を反映しながら、キャラクターの一貫性を保持しているので確かに優秀。ただ、日本語の反映はまだ難しいらしいけど、改善は時間の問題だと思う。

4コマ漫画も生成できるというので、作ってもらった。コマ割りは大きな問題。これもいずれ改善されるんだろうね。

https://x.com/NierAstro/status/1904903084444442936
https://x.com/NierAstro/status/1904901230205559182

 

この記事へのコメント

  1. いろいろスゴイですね!
    4(3)コマ漫画、ちゃんと4(3)コマ目で話が落ちてるし・・・

    良く見ると日本語がチョッとおかしい所ありますけど、以前の全く読めない日本風文字と違って、大体筋通ってるし。

    チャットは自分で書いたこの作品をどう思ってるんでしょうか?聞いてみたい…

  2. i*matさん、コメントありがとうございます。

    私がAIさんに「おもしろかったよ。もう一個シナリオ作って」って指示を送ったら、「ありがとうにゃ!それでは、また天体観察をテーマにした、ゆるギャグな4コマ漫画のシナリオをお届けするにゃ〜。」って、いつもと違ってノリノリだったんですよ。

    ネコ語で話せって言ってないのに、よほど嬉しかったんですかねぇ。

  3. 以前のは残念な作文感が強かったですが、今回のはテーマに沿った物語がちゃんと形成されていますね。

    個人的にはAIが発展するほど仕事として切迫した状況になるのは商業クリエイティブ系のお仕事(クライアントから依頼を受けて制作する職業)だと感じています。。。

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