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ビクセン 直焦ワイドアダプター60 (一般用)の組み方

ED81SIIのレデューサーやR200SSに一眼レフを接続するときに使ってるビクセンの「直焦ワイドアダプター60」。はずかしい話だけれど、このパーツの組み方が今になって、ようやく分かった。Tリングによっては、締め付けたイモネジが抜けてしまい、「直焦ワイドアダプター60」とTリングを固定できなかったんですよ。これまでどうやって使っていたんだ?って聞かないでください(汗)同じ悩みを持っている人がいるかもしれない(かなりのレアケースなはず)から、使い方ではなくて、組み方を書き置きしておきます。取説そのものは下のURLにあります。

https://www.vixen.co.jp/vixen_cms/wp-content/uploads/manual/p387601.pdf

望遠鏡と一眼レフカメラを接続するパーツが「Tリング」。Tリングはレンズのマウントによって異なるので、自分のカメラに合ったTリングを買うことになる。私の場合は、天体写真界隈ではマイナーなα99のAマウントに対応したTリングが必要になる。

BORGパーツにも「カメラマウント」という似たような機能の製品があるけど、そもそもTリングではないし、構造上「直焦ワイドアダプター60」に付かない。ここで悩まないこと(私がここで悩んでしまったことは内緒だ)!

Tリングに接続する「直焦ワイドアダプター60」は、3種類ある。「キャノンEOS・フォーサーズ用」、「オリンパス用」そして「一般用」の3つ。Aマウントには「一般用」が適合する。キヤノンEOS用には、Tリング不要で回転装置付き豪華版「直焦ワイドアダプター60DX EOS用」が別途あるので断然おすすめ。

で、組み方。Tリングは、外側と内側の二重になっている。付属のドライバー(でなくても構わない)で、三か所のネジをゆるめ、Tリングの内側のリングをはずす。ネジはゆるめるだけでOK。はずした内側リング(写真左)は不要になる。

次、「直焦ワイドアダプター60」のでっぱりにTリングを載せる。写真は一般用なのでCommonって書いてある(決してCanonではない!)。さっきゆるめたイモネジ3か所をしめて固定する。

ここでイモネジが抜けたら適合してないので、アダプターとTリングの種類が合っているか要確認(私がここで悩んでしまったことは内緒だ)。

組み上がりはこうなる。当たり前だが、逆さにしても落ちない。

以上。

  • 内側リングは、ここでは不要だけど、M42のメス-メスリングとして使えるよ!
  • 直焦ワイドアダプター60DX EOS用は、ZWOのEOS-T2 Adapter経由でASIカメラと接続できるよ!

写真右が「直焦ワイドアダプター60DX EOS用」。高いけど、作りがぜんぜん違う。

この記事へのコメント

  1. オヤジも組み方が解らなくて、メーカーに電話。
    パーツの構成部品が足りないと、2度(40分位)T女さんから教えて親切に貰いました。
    娘も一緒で、もう忘れましたが、何か・・・・リングが足りないよな、とかで考えが一致して電話したのですが。
    電話の向こうで、リングを探してくれました。(爆)
    そこだけ、鮮明に覚えてます。
    #追伸
    全く使わなくなったので、直焦ワイドアダプター60DX EOS用+コマコレ3を含み、知り合いにR200SS一式差し上げたので、今は有りませんが。(汗)

    • オヤジさん、初心者にはパーツの選び方、組み方が難しいですよね。「TリングのTってなんじゃい?」と思いました。ほかにもM42や31.7とかネジ径にいろんなサイズがあって「アメリカンサイズのアイピース」ってどデカいサイズのアイピースが出てくるのかと思ったら、そうでもなくて(笑)

  2. うーむ。
    たしか添付の説明書には詳細が書いてあったような気がしたのですが、とにかくややこしい作りではありますね。
    初めて使った時のことは、20年ほど前のためほとんと忘れてしまいましたが、それまで使っていたミザール製のアダプタと比べて良い構造をしてるなぁと思ったのだけは覚えています。少々華奢なので、豪華版が使えるキヤノンユーザーがうらやましいです。

    • あぷらなーとさん、あれです。説明書はよく読みましょう系の話です(汗)説明書はよくできているのに、よく読まずに手元にあるパーツだけで組もうとしたので、うまくいかなかったという……。キヤノン用のDXはしっかりしていますよー。R200SSやED81SIIの鏡筒とASI1600の接続はたいがいこれでやってます。お値段がBORG並みに高いのが玉に瑕ですが(汗)

  3. 2021年の亀レスです。

    ビクセンのこれ
    なぜわざわざ面倒なことをしているのか?以前から疑問ではあります。
    タカハシのようにM60で回転装置作れば済む話と思うのは私だけでしょうか?

    あと、60DXはFマウント及びEFマウント用のみです。
    つまりニコンとキャノンの1眼レフ専用。
    同社ミラーレスや他社カメラで使うには、60+各社用Tリングになってしまいます。

    • 天体用の一眼レフは、ニコンとキヤノンだけという前提で企画された製品のような気がしますよね。
      いま思えば、おっしゃるとおりBORGのM60→M57/60AD【7901】とM57回転装置DX【7352】でも解決できているような気がします。

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