自動導入のないAP赤道儀で撮影していたところ、天体導入に手間取ったのでメモ。これまで55FLとかでの天体導入に不自由を感じていなかったけど、光学系とカメラが変わってくると、そうでもなくなる。
極軸望遠鏡で北極星を導入。M-GENでオートガイドすることにした。
焦点距離200mm、625mmとフルサイズの組み合わせだと等倍のXYスポットファインダーで難なく対処できるけど、焦点距離625mmとフォーサーズの組み合わせ(1000mm)くらいの長焦点になってくると、よほど場所がはっきりしているか、明るい対象でないと導入しずらいことが分かった。
M42、馬頭星雲、プレアデス星団は問題なかったけれど、パックマン星雲、M31アンドロメダ銀河は導入を諦めた。さらにAP赤道儀は、PCから架台が制御できないので、APTのプレートソービングからGOTO++が効かない。
ただ、星の位置さえはっきりしていれば、星図からの導入は問題ないので、手動導入は電子ファインダーが必須になりそうな予感。また、乾電池駆動は4時間持たないかも。大型のモバイルバッテリーが吉。
この記事へのコメント
AP赤道儀
オヤジは、Polemasterで正確に極軸は合わせられるのですが、如何せん、手動導入がグリコのお手上げ。
諦める直前はf:300mm位の鏡筒で、SahrpCapのLive Stackで、見えたらラッキーと思ってましたが、これ、広角レンズ+QHYで、Liveを表示して、追い込んで、最後は、鏡筒に切り替えする所まではやりませんでした。
目盛環でもあれば、手掛かりになるのですが。
手動導入は、難しいですよね。(汗)
オヤジさん、手動導入はまだ慣れません。自動導入が好まれるわけですよね。広い視野なら、特に問題ないのですが、長焦点になってくると、急にお手上げです。まぁ、AP赤道儀は単焦点用の架台ともいえなくはないんですけど、4200mm相当で導入できるようにはなりたいです。
こんにちは
天体観測から撮影の世界に入った方はファインダーで星が見えれば焦点距離に関係なく
メジャー天体の手動導入は苦ではないと思いますが、天体を撮影したいからこの世界に入った方は撮影が主目的だから手動導入って辛いかも….ですね。
私はスタンドアローンスタイルなので、暗視野照明付きファインダーが有れば導入に S/W の補助が必要だと感じた事なかったりします….
まっ、孰れにせよファインダーで星が見えない環境だと辛いですが。。
でも、レガシーなスキルって習得しておくと機器トラブル(パソ系)があったとしても
手動で対処撮影できるので、時間が許せば試してみるのも良いのかも知れませんね。
moritoさん、おっしゃるとおりで、そもそも私の光学ファインダーは等倍しか使ってこなかったので、ほぼ自動導入想定です。主に軽い装備を目的に、PCレスのスタンドアローン環境を構築したいと思っているのですが、まさか(合成)焦点距離でひっかかってくるとは思っていませんでした。これも場数ですよね。がんばりまっす!
昔は自動導入なんてなかったので、片目でファインダー、片目は肉眼で、逆に動くのを脳内リアルタイム変換して導入する技は、体が覚えてました (^o^;
淡い天体は、15度くらいズレた場所を見る技とか昔取った杵柄ですね
けむけむさん、逆に動く対象を脳内変換するって秘術ですね。しかも、星図を見ながらやるというのは、なかなか真似できません。文明の利器に頼りたい気持ちと、レガシースキルを身に着けたい気持ちが行き来しています(笑)