EOS Kiss X7i で天体写真を撮りたい理由

天体写真歴0003、AZ-GTiが戦力に加わったことで、ベランダ使いのAP赤道儀は遠征用の副砲に昇格。金銭的、電源的な問題もあり、副砲にはパソコンをあてがう余裕がなかった。そこで急激に「スタンドアローン環境」への憧れが頭をもたげてきたのである。

パソコンいらず「スタンドアローン環境」への憧れ
1週間の間に、一枚も星空を撮らないと、うずうずしてくる。そうすると、指先がシャッターではなくてマウスに向かう。これ常識? なんかヤバイ感じが...

指がうずうずしていた際、ASI AIRを狙いに行きそうになっていた。お手頃だし、省電力だし、将来的にLive Stackに対応しそうだし魅力的。ただ、ディザリングに対応しているのかどうか不明だったことと、ガイドカメラ用に別のASIカメラが必要そうだったので、一旦、指の震えが止まった。

しかし、うずうずが止まるわけではなかった。天体写真を始めて3年目。いろんなセンサーサイズのカメラが揃ってきた。しかし、何かが抜けてる。

フルサイズ(α99改)
フォーサーズ(ASI1600)
1インチ(QHY5III174)
1/1.8インチ(QHY5III178)

そう。APS-Cなのだ。ZWOのラインナップでは、APS-Cは冷却モデルとしてASI 071MC Proがあって、お値段は215,900円になる。Proじゃないモデルでも181,800円になる。この時点で、選択肢からははずれた。

同じAPS-Cでも、入門機である EOS Kiss のシリーズはお手頃価格だ。最新のX9iは、ボディのみで75,800円程度。型落ちのEOS Kiss X7i なら、ボディのみ新品56,500円といったところ。天体改造するなら3〜4万円のプラスになる。

新品を改造するのは勇気がいったので、中古を物色することにした。Kiss X7i は、多くのユーザーに支持されているだけに、中古品も多く出回っている。amazonでは、中古ボディが 31,730円から販売されていた。ヤフオクをのぞくと中古を天体改造したボディが40,000円前後で出品されていた。これにした。

私が入札したのは、「クリアフィルター改造」。フィルターを取り除いたあとに、同じ厚さのフィルターを設置するというもの。ゴーストの出やすさなどを考えたら、フィルターレス改造でも良かったんだけれど、普段使いの可能性も考えて(ちなみにキヤノン用のレンズは売却済み)、これでいいんじゃないの?とポチってしまったのだった。

でもオークションだし、すぐ取引が成立するわけでもなく、だれかが入札するんだろうと思ってたら、入札したのは私だけで落札してしまっていた。手続きをして、しばらく忘れてたところに、自宅に届いていたというわけ。

新品冷却とはいえ、価格が20万円近いASI 071MCと比べて、APS-Cのラージセンサーが4万円前後で手に入ったのは大きい。ミッシング・リンクが埋まったしね。

それから目的については、これまでコメント欄にも書いてきたんだけど、(1)天体撮影向けハード・ソフトが充実しているキヤノン機を使ってみたかったというのが大きい。(2)ごく一般的な入門機と冷却機の写りの差 / 使い勝手の差を見てみたいというのもある。

「スタンドアローン環境」とコンセプトは違うし、全自動化した撮影を自分が楽しめるのか未知数なのだけれど、まずはAPTで一眼レフを制御してみたい。次に、ステラショットが気になってる。けど、気になるだけで買える値段じゃないな。

いろいろ支離滅裂だけど、要は、いろんな機材の使い勝手の比較に興味があるってことなんだと思う。

ブログや雑誌の作例を見ていると、Kissシリーズで撮影された美しい写真がたくさん載っている。非冷却一眼レフで撮影した写真と冷却CMOSで撮影した写真にどれくらいの差ができるのか、時間をかけて経験してみたい。

『EOS Kiss X7i で天体写真を撮りたい理由』へのコメント

  1. 名前:せろお 投稿日:2018/09/29(土) 02:56:37 ID:c800405c0 返信

    初めまして、いつも記事を参考にさせていただいています。
    天気が悪いと機材が増えますよね(笑)

    オクで出ていたASI AIRに入札していましたが、
    誰も入札してこず、落札してしまいました・・・
    先日、385MCを買ったばかりで初下ろしもまだなのに。
    前から持っている120MCには非対応なので、
    オートガイド用にもう一個ZWOのカメラが必要なわけで・・・
    何かを買うと関連した物を買う羽目になる、買い物連鎖に填まってしまいました。
    そういや改造6Dも届くのでした。

    ステラショットは体験版が30日間フル機能で使えるので、
    まずは試してみては如何でしょうか?
    そしてその便利さに触れ、そのまま購入へ!
    改造X7iよりもお安いですよ!
    PCもWin7時代のマシンで十分使えるので1万円程度で買えますよ。

    • 名前:にゃあ 投稿日:2018/09/29(土) 09:41:27 ID:e93a4d533 返信

      せろおさん、はじめまして! どれもこれも天気が悪いんですよ。オクにASI AIR出てたのですか? 同じような境遇で落札されたのですね。おめでとうございます(笑)

      >オートガイド用にもう一個ZWOのカメラが必要なわけで・・・
      まさに沼ですね。BORGに続いて、ZWO沼が出来始めているのかもしれませんね。

      >改造X7iよりもお安い
      って、誘わないでください〜(笑)やっぱり便利なんですね。これだけ天気が悪いと体験版の期間は90日必要になってきますね。3ヶ月以内に副砲もPC使ってるかも(汗)

      今後とも、よろしくお願いします!

  2. 名前:けむけむ 投稿日:2018/09/29(土) 04:22:59 ID:d416fcfa2 返信

    >副砲にはパソコンをあてがう余裕がなかった。
    「だから、APS-Cのカメラ買っちゃったんだ」

    いいなぁ、そんな言い訳が出来るようになりたいw

    • 名前:にゃあ 投稿日:2018/09/29(土) 09:44:21 ID:e93a4d533 返信

      けむけむさん、言い訳だって分かってしまいましたか!(笑) ご存知のように、手元にGPD Pocketがあるのですよ。あれは、待機用のおもちゃだからと言い訳してみる(汗)

  3. 名前:オヤジ 投稿日:2018/09/29(土) 07:42:46 ID:6e1cad36b 返信

    APS-Cの冷却CMOS.を使うようになって、オヤジの目ん玉でも周辺減光の意味が理解できました。(笑)
    梅雨=軍拡
    じゃないのですね。一年中曇り雨だと、密かに喜ぶのは、天体機材業界だったりして。(笑)

    • 名前:にゃあ 投稿日:2018/09/29(土) 09:48:47 ID:e93a4d533 返信

      オヤジさん、秋雨=軍拡です( ー`дー´)キリッ 曇の日と晴れの日の比率が逆になりませんかね。そしたら、天体機材を買うショップさんがなくなったりして(笑)

  4. 名前:あぷらなーと 投稿日:2018/09/29(土) 08:13:29 ID:2bda0691a 返信

    >「非冷却一眼レフで撮影した写真と冷却CMOSで撮影した写真にどれくらいの差ができるのか」

    結果がどう転んでも面白い試みですね!
    よし。私のD5000も参戦することにしようっと♪

    私の場合は子供の頃から敬虔な『ニコン教』信者なのでニコン以外のカメラには手を出さないと心に決めてるので、(コンデジも含め)ニコン機しか出動できません。
    ・・・え?ZWOのASI?・・・あ、あれはカメラじゃなくて『兵器』なのでセーフ(笑)。

    • 名前:にゃあ 投稿日:2018/09/29(土) 09:54:38 ID:e93a4d533 返信

      あぷらなーとさん、ノイズの少ないD5000ですね! どうやって両者の違いを評価したらいいのか分かっていないので、試行錯誤になりそうです。X7iとα99にも違いが出てくると面白いなあとか。ASIは兵器ですか? そのお言葉いただきます!(笑)

  5. 名前:G 投稿日:2018/09/29(土) 16:52:14 ID:580209e24 返信

    軍拡が続いていますね。梅雨時でもないのにポチ病が流行っていますね。それもこれも天気の所為?それでも来月の新月期からは大丈夫(多分)でしょうからお持ちの機材で狙い撃ちできますね。
    今自分はオクでノートPCをもう一台と狙ってますがいい所で落とせていません。

    • 名前:にゃあ 投稿日:2018/09/29(土) 17:01:06 ID:e93a4d533 返信

      Gさん、秋雨と台風が悪いんです(笑)これだけ揃ったら、焦点距離的には穴なしです。お気に入りのノートPCが落とせるといいですね!