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分解後のパーツが増えているような気がする

作業台の上に散らかるアクションカムの残骸を目にしながら、にゃあさんは失意のズンドコに沈んでいた。「こんなはずじゃなかったのに。バッテリーさえ抜いておけば……」と悔やんでも悔やみきれない。

しかし、じっと残骸を見ていると、どうも様子がおかしい。パーツが余っているんだ。もっとも社外パーツを差し替えていくわけだから、余ってもおかしくないんだけど、そうじゃない。

「なんか生えてきてないか?」

そう気づくのに時間はかからなかった。これはもしや、ソニーのRX0ではないのか? 間違いない……。

とまぁ、要は仲間が増えたわけですよ。考えてみるに、陸戦用のカメラに飢えていたんではないかと。α99やX7iは宇宙戦闘用に徴用されてしまい、手元にある非改造カメラはNEX-5Rのみ。それでもいいんだけれど、YI 4Kの手軽さを知ってしまうとNEX-5Rでさえ重く感じるようになってしまう。YI 4Kは復活に一縷の望みを託すところだけれど、復旧の予定は立っていないというんで、中古をゲッツした(後継機種の噂もあるしね)。

発売からしばらく経つので、中古のお値段はこなれてきました。昔のフィルムケースの紙箱とほぼ同じ大きさなので、機動性・携帯性は文句なし。マンフロットのミニ三脚に添えてあります。スリングバッグからすっと取り出して電源を入れて撮影スタンバイするのに2秒もかからない印象です。

APS-CであるNEX-5Rはスリングバッグに収めるのは少々厳しく、気合を入れたときにだけ持ち出すお散歩カメラという位置づけでした。しかし、RX0ならYI 4Kと変わらないコンパクトさなので、いつもスリングバッグに入れておけます。

YI 4Kもそうでしたが、RX0が天体向きかというとそうではなさそう。いや、YI 4K以上に天体向きではないです。まず、タイムラプス撮影ができません! つぎにシャッタースピードが1/4より速く遅く切れません! もうこの2つだけで宇宙戦不適格です。さらに、F4固定、レンズ交換不可です。

過去の写真を見ていたんですが、NEX-5とかα99の星景写真って、IY 4Kと比べ物にならないほど星が写っていました(当社比)。IMX174とか暗所特性が超優秀な子は別として、モバイル用のイメージセンサーだと宇宙戦用に無理があると言わざるを得ません。ごめんなさい。これまで背伸びしてきました。素直に負けを認めます。タイムラプスはほかでやります(><)

なので天体・星景写真用にRX0は使いません(まぁ、試しはするかもしれんが)。

でもね、RX0には地上戦用に面白い機能があるんですよ。遅いシャッタースピードは苦手なんだけれど、速いシャッタースピードは得意なの。960fpsで撮影できるらしいです。撮ってきました。こちらです。プログラムオートで撮ったんで、詳細な設定とか分かりません(無責任)。

噴水にカラスが飛来するあたり、スローモーションの効果がよく見て取れると思います。あぷらなーとさんのミルククラウン実験を思い出しましたよ。RX0は、グローバルシャッターではないけれど、ディストーションを軽減してくれる機能があるので、被写体が高速で移動していても歪みを超絶軽減してくれるようです。

この記事へのコメント

  1. これも面白いですねぇ
    カラスがいい仕事してます

    • けむけむさん、ありがとうございます。動画って面白いですね。星景タイムラプスにはまりそうな気がしてきました。

  2. もしや、今度はこれをCマウント化?
    こなれたといっても結構な値段しそう。頭痛が痛い、危険が危ない。

    >1/4より速く切れません!
    天体向きじゃん。(と、軽く突っ込む^^)

    • 是空さん、シャッタースピードの件、修正しました。ありがとうございますm(_ _)m

      RX0を改造するとしたら、Cマウントではなくて、フォーサーズのレンズがくっつくようにするですかね。そうなると、サイズ的には逆でレンズにカメラがくっつくようなイメージでしょうか。もっともレンズを所有していませんが、面白そう……。

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