R200SSを中古市場で物色していたのですが、コマコレ3付きで定価の半額くらいの値段で入手できましたよ。この約半年、ずっと露出時間に悩まされていたので、明るい鏡筒が欲しかったんです。筒の塗装に少しハゲがあったけど、ショップによれば、鏡面清掃済み、光軸調整済みとのこと。思ったより重くなく、いい感じ。これで物欲の9割はなくなった。いよいよファーストライト!
その前に気になっていたのが、ASI1600でピントが合うかどうか。しかし、ここはオヤジさんが実証済みだったので、オヤジさん情報を参考に下記のアダプタを入手済み(写真)。ちゃんとピントがでた。オヤジさんありがとうございます!
・VIXEN 60→50.8AD
・Northern Cross アダプター50.8mm/M42
ちなみに、次の組み合わせだとピントが出ませんでした。
(1)たぶん短すぎ
・R200SS付属のリング 60mm→M42mm にASI1600を直付け。
(2)たぶん長すぎ(ただし、スリーブにアイピースを挿して眼視ならOK)
・R200SS付属のリング 60mm→M42mm
・付属のスリーブ M42メス→31.7mm
・ASI付属のM42→31.7mm
さて、気合を入れて、日の入り前からセッティングを始めましたよ。AVXに載せます。5kgのウエイトで、バランスはほんのギリギリとれていないような気がするけど、まぁ気にしない。極軸合わせOK。アライメントもOKです。
これまで淡くて撮れずに苦心していた天体の一つが回転花火さん(M101)でした。「淡くてもF4の明るさなら余裕で写せるんでは?」と西の方角に帰宅途中のところ無理につかまえて、被写体になっていただくようお願いして、「シェー」みたいなポーズまで決めてもらったんだけど、たたられた一日だったのか、いいことなしでした(´・ω・`)
ファインダー見えねぇ
ファインダーは付属の50mmを使ってもよかったのだけど、ED81sで使っているXYスポットファインダーを流用する。こんなやつ。視野が広いので天体を導入しやすいんだけど、最近、急に近視の度が進んだのか、星とレチクルがぼやけて見える。かすみ目か? 加齢を意識してしまったお(汗)
バーチノフマスク忘れる
この日のためにと買っておいたバーチノフマスクを持ってくるの忘れた。なくてもいけるだろうと思ったけれど、ピント合わせがED81sに比べてシビアなような気がする。気のせい? 仕方がないので適当モード。
M-GENさんがストライキ
しかし、なんだ? オートガイダーのM-GENさんの電源を入れたらupdate modeって表示されていて、うんともすんとも言わない。マニュアルを見ればいいのだけど、空が曇り始めてそんな時間なし。というか寒い。外気温が10度切ってる。ノータッチガイドで撮影することにする。
ASI1600が再び結露
うまく機能する保証はなかったけど、結露に備えて、ASI1600用のカバーを作って準備していたんですが、ED81sにはちょうど合うものの、R200SSだとアダプタのネジが邪魔をしてはまらなかった(泣)。しょうがないのでカバーなしで撮影。最初の何枚かは撮れていたけれど、案の定、結露が始まった。
主鏡を覗き込んでみたら、曇りはなく、平気だったので、ASI1600をはずしてみたら、保護ガラス部分が結露。センサーは無問題。仕方がないので、温風ヒーターで乾燥した後にちっちゃいサイズのホカロンをカメラに巻いてみたのだけれど、熱量が足りないのか、また結露。これにてゲームオーバー。撤退開始。
ガイド鏡もアウト
M-GENさんと接続したガイド鏡を撤収時にのぞいてみたら、こちらも結露していました。ちっちゃなダンボールを巻いて簡易フードをかぶせていたのですが、効果がなかったみたい。フードを工夫してみるか。
成果なし
M101は1コマ1分で、20分近く撮ったけれど、1枚もまともに撮れていませんでした。ほぼ最初のコマから曇っていたみたい。M33の取り直しとかNGC6992の撮影とか考えたけど、心折れて断念。失敗したM101だけど、一応、記念として載せとく。うまく撮れなくてごめんね、回転花火さん。
新たな出費
ASI071がヒーター付きになるということにインスパイアされました。ASI1600にレンズヒーターを巻くことにする! これで改善するかな? こんなにASIの結露に悩まされるとは思わなんだよ。
この記事へのコメント
ファーストライト、散々な目に合うって思い出がありますが、私だけでは無かったようなので、ちょっと安心(?)
M-GENのUpdateModeって何かのキーを長押ししてMode切り替えだったような(使った事ないけど)
ピントが出て、良かったですね。
オヤジの頭は、毎日ピンボケです。
土曜日、どちらかに遠征されたんですか?。東京・神奈川では天気悪かったですもんね。
結露ですが、庭でR200SS鏡筒がビショビショになって。気になり雑巾で表面を拭く事もありますけど、カメラの結露は一度も無いから不思議です。
湿度50%越えたら、湿度が高い夜と認識して、その時は、マイナス10℃まで下げるのに45分位時間を掛けて、ゆっくり冷やしてます。
おお!いつの間にかR200SSが!
F4という暴力的な明るさですから、ED81Sの1/4の露光で写っちゃいそうですね。色々とトラブルが大変そうですが、ぜひ傑作をゲットしてください!
>ファインダー見えねぇ
これ、興味あるのですが、まだ、買ってないです。
オヤジの「ファインダー見えねぇ」は、時々、同じ位の明るさの星が2つ以上見える時。(汗)
仕方なく、backボタンを押して次のアライメント候補の星を導入します。
星に特徴があれば、確信を持ってEnter→Alignmentを押せるのですが。
スマホを接眼レンズに近づけると、デネブとか星を教えてくれると良いのですがね。(笑)
けむけむさん、ファーストライトがうまくいかないというのは、天体写真あるあるなんですかね? けむけむさんがそうだと知って、私も安心しました(笑)M-GENさんは、時間のあるときに調整してみます!
あぷらなーとさん、極軸調整と鏡筒の明るさは正義ですね! だんだんと望遠鏡の使い分けが分かってきました。せっかく手にいれたので、丁寧に写真を撮っていきたいです~
オヤジさん、ゆっくり冷却のアドバイスありがとうございます! スマホを接眼レンズに向けて名前出してくれるとありがたいのですが、近い方法として、Google Sky Mapとかスマートステラをスマホにインストールして、目立った星に向けると名前を表示してくれますよ。それでからコントローラーのリストにその星があるかどうかを見てみると、案外、早くアライメントができます♪