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月面写真:神酒の海周辺

昼は久しぶりに深く青い東京の空を見た。夜晴れたらいいなとベランダに赤道儀を設営。月齢4.9の月が出ていた。
神酒の海あたりがちょうど影になっていたので、そのあたりを撮影した。神酒の海は、小学生が左手に持った給食袋にあたるところ(オヤジさんは分かってくれるはず)。滑らかな地表が表現できるように、上手に撮って画像処理したいんだけれど、惑星や星雲の処理とも異なるようで、今回はこれが精一杯。カラー情報は破棄した。
木星が撮れるようになるまで時間があったので、クレーターの名前をプロットしてみた。
注:私がプロットした地図は、間違っていたらいけないので、勉強する際は、信頼できる情報源にあたってください。
神酒の海周辺.jpg
地名は「月世界からの報告 Moonlight」 さんの月面地図にならった。これは詳しい。ありがたいです。
馬蹄形をしたクレーター「フラカストリウス(Fracastorius)」は、月名所シリーズ「Lunar 100」のLunar 21。直径が124kmキロあるらしい。直線距離でいうと、東京から長野県軽井沢、大阪から岐阜県大垣まで、あるいは淡路島を挟んで、大阪から香川県さぬき市、京都市から福井市くらいの大きさに相当する規模。
ピッコローミニの左側に見える“ヒゲ”は、アルタイの断崖。Lunar100の7。
テオフィルスは中央丘の頂上が少しだけ点として見えている。
月世界からの報告 Moonlight
http://www12.plala.or.jp/m-light/Atras.htm
地図蔵
https://japonyol.net/editor/distancia.html
Lunar 100 で月萌え
http://tentaip.seesaa.net/article/451579797.html
■撮影メモ
月齢:4.9
撮影:2018年5月20日午後7時0分
鏡筒:セレストロン C5(1250mm)
カメラ:QHY5III178C
木星はおあずけのようだ。

この記事へのコメント

  1. 最近のにゃあさん記事を拝見しているとC5が欲しくなっちゃいます。コンパクトなのに、色々使えて便利そう♪
    そういえば、昔(天文部の先輩に)某社の12.5cmカセを覗かせてもらったことがあったのですが、木星のシマが1本も見えないくらい酷いボケボケ像でした。その点、セレストロンは流石ですねぇ。

  2. あぷらなーとさん、鏡筒の買い物相談に乗っていただいたおかげです。C5は、5万円前後でリーズナブル。ここまで見えて満足です。コンパクトなのでベランダにも向いていますし、取り回しがしやすく、AP赤道儀にも乗るので稼働率が上がります。F10が暗いですが、レデューサーを使えば星雲もいけそうです。眼視も含めて、案外、オールマイティーに近く、入門用にいいかもしれないと思いました。

  3. ああ、ますますうらやましくなってきました。
    C5ならスカイメモSでも搭載できそう・・・などと妄想すると夜も眠れ・・・あ、でも3本目のBORG89ED調達用に貯金中の軍資金が消えると悲しいし、ここはガマンかなぁ・・・・。
    とにかく、撮影自体が進んでいないと軍拡妄想ばかりが膨らんで危険です。

  4. 神酒に反応しました。
    お神酒と言えば神社、神社と言えば例大祭、例大祭と言えば神輿。
    腰を痛めて、現役を引退しましたが、月の神酒プールの酒を全部飲んでみたい。
    月に永住して観測三昧とか。
    でも、ショップさんもアマゾンもクロネコも居ないか。(汗)

  5. あぷらなーとさん、3本目の89EDですか! 実現したらさぞ壮観でしょうね。C5どころの騒ぎじゃないですよ〜。これは楽しみ〜

  6. オヤジさん、月に永住して観測三昧、神酒もあれば、かぐや姫もいて、機材を買うよりウハウハな生活ができそうですよ。

  7. ええ、いつかは『三連装主砲』を配備したいもので・・・。
    構想(妄想とも)としては
    89EDをもう1本投入して
     1番砲:1600MM+Hα & 1600MM+SⅡ
     2番砲:1600MM+OⅢ
     3番砲:1600MC & D810A
    B品か中古が出るのを虎視眈々と待ちつつ、頑張って働きます。軍資金が足らなければ「ナローならアクロマートで十分」説を信じて、SE120Sあたりでガマンかなあ・・・。

  8. あぷらなーとさん、たまにヤフオクにもでてますものね。三連装主砲、ぜひ見てみたいです。89EDを持ってない私なら、SE120Sを3本もあり得るんだろうかと思ったのですが、AVXには荷が重いようでした。マウントから買い直し〜です(笑)

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