[セカンド・シーズン]東京の空に最適化した望遠鏡を作るのだ

夏休みなのに晴れ間が見えず、台風までやってくる始末。これじゃ遠征にも行けない。望遠鏡を作るシリーズを続けようと思う。東京の空に最適化した望遠鏡を作るのだ(といってもパーツを組み合わせるだけだけど)。

東京の空に最適化した望遠鏡というのは次のコンセプト。

まずはこれまでと同じで(1)小さくて取り回しがよいということ。狭いベランダでも使えるという意味もあるし、北極星が見えない場所では経緯台がものを言うので、AZ-GTiに載せられる大きさというのが重要。

したがって(2)小型センサーのカメラを想定する。イメージサークルのど真ん中の一番良質な領域を使うことで、コマ収差とか周辺減光とか七難を隠してくれるし、クロップ効果で何倍もの焦点距離になる。焦点距離は、センサーの大きさで調整すればいいじゃないか(笑)同じ焦点距離が200mmの鏡筒でもIMX174なら約3倍、IMX178なら約5倍と600mmから1000mmまで違ってくるんだぜ。

東京の空は光害が強いので、(3)光害カットフィルターは必須。だけどフィルター類はお値段が高いから、当面31.7mmの光害カットフィルターを使う。これは小型センサーのカメラを使っていれば自ずから解決する。APSとかフルサイズを使うと、フィルター径は48mmとか52mmを使わないといけないけれど、小型センサーならだいたい31.7mmのノーズの先端につけるだけでいいからお安くすむはずなのだ。

まぁ、最適化のコンセプトに関しては上のとおりなのだけれど、パーツにもこだわりたい。

あぷらなーとさんの検証により、ケンコーのクローズアップの色収差は、一般的なアクロマートとは違って、「C線とF線の両方にピントを結ぶ焦点位置が存在しない」ことが明確になった。まぁ、しかし、ひとまずはケンコーのACで行くのだよ。

★いきなり ででん!!みんな大好き『網状星雲』ですが、これ、眼視用アクロマート屈折SE120にIDASのNB1フィルタを装着してカラー冷却カメラASI29...

ケンコーで良い理由はいくつかある。赤とかシアンの収差が出る特異なレンズだとしても、ナローバンドフィルターを噛ませてしまえば問題は存在しなくなるのだ。LPS-V4でがんばってみはしたけれど、やっぱりHα単騎にはかなわないんだ。NB1は大きなフィルターしかないし、NB1を導入するとなるとレンズも変えないといけなくなる。いずれそうするかもしれないけど、まずはこれでよい。

それから、なるべくBORGは使わない。というか、同じメーカーの部品を多用しない。なぜなら、面白くないから(笑)BORGってよくできてるから、BORGのパーツだけで完成しちゃうもの。いまのAstro Nierは、レンズ以外はBORGで出来てしまってる。体積でいくと95%はBORGなような気がする(コンパクト望遠鏡 36EDはBORG率100%)。この比率を下げる。といっても比率までは考えてないけど(笑)

パーツ集めだ。BORGの延長筒って高いよね。金属の筒が数千円もする。高いけどフォーカス部はもっと高いよね。ヘリコイドだけでも3万円もする。フォーカサーは4万円もしちゃったし。直進ヘリコイドも1万円するな。ちょっと考えてみる。

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コメント

  1. カメラde遊ing より:

    延長筒の代替品ならこんなのがありますぜ、旦那。
    “Pixco マクロエクステンションチューブ ニコンFカメラ対応 D5300 D610 D7100”
    M57ネジで900円を切るお値段。
    自分のボーグにも組み込まれています。
    厚みが薄いのがどう影響するのか分かりませんが、問題があるとは感じていませんよ。
    確実に軽量にはなると思います。

    • コレ、別系列販売の個体も含め8セット(笑)ほど持ってます。私からも超絶オススメです。
      たしかニコン用だけがM57規格でBORG互換なんですよねぇ。不思議。

      しかもオスメス両方のカメラマウントも手に入るというお得感、最高です。カメラレンズにBORGパーツを接続するときにも重宝しています。
      ロットによって内径が異なったりカメラマウントがアレだったりしますが、お値段を考えると許せてしまいます。

      • にゃあ より:

        あぷらなーとさん、私が探したりないのでしょうけれど、M57規格ってあちこちで売っているようでいて、BORG以外に見かけないです。そういう意味でこのセットは助かります。しかし、どの規格で望遠鏡を組むのかというのも悩みどころですね。

        • いえいえ、私も他の商品でM57規格の安いリングは見かけたことがありません。中にクローズアップレンズが入るだけの内径を持つ個体とそうでない個体がある点、内部のつや消しが不十分な個体がある点、総じてねじ山数が純正より少ない点、付属のカメラマウントのロックが効かない個体がある点・・・・などが気になりますが、お安いので全部許せてしまいます。(そもそも本来の用途とは異なりますしね)

          • にゃあ より:

            あぷらなーとさん、そんなに個体差があるのですね。でも、おっしゃるとおり許せそうです。今日あたりからパーツが届き出しそうです。ほぼ全とっかえの予感…こうしてまたパーツが増えると…

  2. にゃあ より:

    カメラde遊ingさん、ありがとうございます! ポチりました!ここからニコンのカメラが生えてこないか心配になります(笑)

  3. けむけむ より:

    31.7mm フィルターを Cマウントズームの先端に付けてみたら、望遠端以外はケラれちゃいました… orz
    どうにかしようと悶々なう。
    ASI385MC + 4-12mm Zoom はベランダ最強です。ポタ赤欲しくなりました。どっか落ちてないかな…

    • にゃあ より:

      けむけむさん、31.7mmの広角だとケラれますか。200mmだったらだいじょうぶかなぁ。ポタ赤といえば、ポタ赤よりAZ-GTiのほうが安いし、赤道儀モードでも使えますよん。あ、でも中古のナノトラ(1万円前後)でもいいのかも?

      • けむけむ より:

        なぬ、AZ-GTiってそんなに安いのですか?
        おおお、結構安い。駆動スピードが恒星時~800倍で可変?
        こりゃ、タイムラプスのためにあるような機械ぢゃないっすか?
        うう~ん、どっか落ちてないかな?(歳とると勝手に生えてきたりしないんですよ)

        • にゃあ より:

          けむけむさん、タイムラプスに使えるとは考えたことがなかったです。うまくやったらいけるのかしら。あんまり中古も出回ってないですね。近所のガキンチョのやつを横取りしますかΨ(`∀´)Ψ

          • けむけむ より:

            横向けて恒星時で動かせば、露出30秒のアクションカメラでも滑らかに横移動するタイムラプスになるような気がします。1周120分だと、5秒も露出すると星が横に伸びちゃうんですよ…

            • にゃあ より:

              けむけむさん、なるほど理解しました! スマホのコントローラーを見てみたのですが、水平方向に回そうとすると、じっと矢印ボタンを押しっぱなしにするほかないような感じです。ポラリエを横向けにすればターンテーブルになるというのは今知りました。タイムラプスアダプターというパーツも売られてました。

              • けむけむ より:

                >じっと矢印ボタンを押しっぱなし
                そりゃ、ドSな仕様ですね…
                っつか、そーゆー用途は考えてないって事っすよね (^o^;

                • にゃあ より:

                  だれかハックしてくれたり、メーカーがその用途でも使えるようにアプデしてくれるといいんですけどね。本当にそう思います^^

  4. 是空 より:

    Astro Nierとどのように違うのかが楽しみ。^^

    ↑にあるPixcoって初めて知った。なんか面白そう。

    • にゃあ より:

      是空さん、せっかく激安レンズを使うのですから、やっぱりもうちょっとお安く仕上げたいです。あとどんな工夫ができるかしら。考えているときが楽しいです。