2020年を迎えて、はや2週間が経ちました。天体ネタはありませんが、生存報告です。いまさらながら、明けましておめでとうございます。
年末年始は、AZ-GTiと36EDをかばんに入れて比較的長い旅に出て、福井の恐竜博物館に行ってきたり、大阪の実家などをうろついたりしていました。
福井県勝山市にある県立恐竜博物館はジュラシック・パークのような体験ができる場所でした。動いて吠える恐竜があちこちにいたり、その時代をでかいジオラマで再現していたりと、スミソニアンと比べても楽しさでは勝っていたように思います。
実家ではAZ-GTiと36EDを庭に展開して、M42やらすばるなどを観望しました。MOMANの三脚は期待通りに軽くて丈夫でよかったですよ。旅にぴったりです。
ただし、AZ-GTiとスマホが接続できないというトラブルに見舞われまい、撮影と追尾を断念。高感度のASI385に助けられ、PC画面上に天体は映し出せたのですが、メシエ天体を見せても「へぇ〜、きれい」で終わってしまいました。
むしろ、スマホ電子ファインダーが映し出す広角の星座写真の方が分かりやすかったみたいです。いきなりドアップで迫るよりも、全体を把握したうえで、どこの何を見ているかという理解が必要なようです。
これなら普通にBORG【3106】のような微動雲台で良かったし、カメラセットもCマウント50mmとASI120で十分でした。
しかも、星雲の姿をPCで見るのではなくて、ぐるぐる写真を自分で撮りたいという人たちが続出。まぁ、そうだよね。見るより自分で撮るほうが楽しいもの。というわけで、重荷をかついできた苦労は報われませんでした。まさにこのセットを持っていったんですけどね。
天体用のカメラなんていらないですね。最終的には、MOMANの三脚と自由雲台、そしてスマホホルダーが一番活躍しましたとさ。36EDもいらんとな。チキショー、リベンジしてやる(笑)
東京の自宅に着いてみると、年末のうちにKickstarterで支援していたバカでかいスマホUnihertz TITANが届いておりました。物理キーボードが特徴なのですが、重さは303gあり、バッテリーは6000mAhとオバケのようです。
ディスプレイは4.6インチで1430 x 1438の1:1仕様。メモリは6GB、ストレージが128GB。OSは Android 9.0 Pie。大きめの卓上電卓のようなイメージです。お値段約3万円。お得感はあります。
片手で持つとずっしりと重いんですが、SkySafariやSynScanなんかを走らせてみると、正方形のディスプレイは案外見やすくて、タブレットライクに使えます。それはそれでありかなと。
おサイフケータイに対応していたら、普段遣いにしてみてもよかったんですけどね。ないものねだりです。卓上に置いて音声を口述させたり、辞書代わりに使っています。さらにギターアンプまで買ってしまい、年始早々、無駄遣い発動中です。
以上、生存報告でした。
この記事へのコメント
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
> PC画面上に天体は映し出せたのですが、メシエ天体を見せても「へぇ〜、きれい」で終わってしまいました。
あ~、これは「電視観望あるある」ですねぇ。私が写真を見せるときもそうですが、月や惑星はともかく、星雲の類はどうも一般の方にはウケが悪いようです。たぶん、具体的に何を見ているのかが分からないからなんでしょうね。肉眼で対象が確認できるオリオン大星雲やスバルなら、また少し反応が違うのでしょうけど……。
Unihertz TITANは、なんかすごい良さそうですね。普段持ち歩くにはさすがに大きすぎのように思いますが、ディスプレイが見やすそうなのは魅力的です。
HIROPONさん、あけましておめでとうございます! 星雲観望のウケなさをひしひしと感じた年末でした。見せてもらうよりもやることの方が楽しいですものね。ある種のコト消費だと思いました。PLANET の GEMINIの横長スクリーンは使い勝手が悪くて、わりとすぐに飽きましたが、TITANは(電卓的な)卓上端末として日常使いができそうです。
あけおめ、ことよろ。
生きてた生きてた。良かった良かった。悪行がバレて大変な事になってるのかなぁ?と思ってほくそ笑んでました (^o^)
福井は博物館行きたかったのに行けなかったんですよねぇ。群馬の自然史は、そこそこ面白かったです。
怪しいガジェット好きは健在なようで安堵しました (^o^)
けむけむさん、今年もにょろにょろです。悪行はまだバレてないので大丈夫です。転職先は一年目で慣れてないせいもあってハードです。曇り空を見るとホッとする今日このごろ。天体写真に飽きたわけじゃないので、暇を見つけてがんばります。群馬の博物館も行ってみなくちゃですね。
おめでとう。
ぴかちゅうくんも、おめでと。^^ノシ
電子観望の星雲とかって、そうだよね。
眼視でも近いところがあるような気がする。
それがなんなのか?という知識とかが多少ないと、ただの”モヤモヤ”だったりするもんね。
是空さん、おめでとうございます! ピカチュウも「ピカ、ピカピ!」と言っています。星雲の観望も人に見せてもらうのじゃなくて、自動でも自分で導入して撮影できるようになると楽しいのでしょうね。そんな仕組みが作れないか、考えてもいいような気がしてきました。今年もよろしくお願いいたします!
長期休暇中だったのですね。心のガソリンタンクも満タンになって、趣味に仕事に頑張っている頃でしょうか。
この正月は、火掛だったので、何もしませんでした。
火掛って、楽で最高なノンビリ正月期間でした。
でも、にゃあさんのように、動き回るのは苦手。
動き回っていたのは、鏡筒くらいです。(笑)
今年も、よろしくお願いします。
オヤジさん、お返事が遅くなってしまってスミマセン。私は好きで動き回っていたというより、操り人形のように動かされていただけです(笑)のんびりな正月は最高です。といって帰省したところで友人など一人もいないので、ただ寂しいだけでした(爆)今年もよろしくお願いいたします!