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R200SSに苦戦、本格運用に向けてゴニョゴニョ独り言

オヤジさんが電子ファインダーの開発を秘密裏に成功させ、宿敵イナバウワーから市民を解放したという吉報が届きました。市民からは盛大な拍手が送られているようです。USA! USA!
電子ファインダーのテスト(大成功)
https://blogs.yahoo.co.jp/shigeru_08190/41817724.html
私にとって、R200SSの本格運用は2017年度のタスクの一つです。「明るいのが欲しい〜」と昨年10月にこの鏡筒を買って以来、先日、初めてそれなりの写真が撮れたのでした(宝の持ち腐れ)。それはめでたい話ですが、先日の撮影では、R200SSに苦戦してしまいました。
理由をいくつか。
(1)ED81SIIやC5に較べて重い
(2)ウエイトも重い
(3)バランスがとりにくい
(4)ファインダーが覗きにくい
R200SSが重いなんて言っていると軟弱者呼ばわりされてしまいます(笑)でも、重いというか持ちにくくて、架台に載せるときに落としそうになることがあるんですよ。胸で落下を防ぎながら、ネジで固定するという載せ方が正しいのかどうか……。
ウエイトはね、5kgを2個使ってます。片方をビクセンの1.9kgにすればいいのか分かりませんが、あのダンベルというのか漬物石というのかを2個も持って歩くのが億劫です。
このあたりは決死の筋トレと根性論でなんとなるんですが……。
屈折と違って、カメラがボディーの横についているせいか、赤道儀のバランスが上手にとれません。ものの本などを読むと、カメラは鏡筒の横ではなくて、「地面に向けて真下に設置しる」と書いてありました。そうすると、PoleMasterの画角を遮っちゃうじゃんかと焦ったのですが、これって赤緯体を動かせば済む問題だったんですね(汗)次回からそうする。
次に、ファインダーが問題でして、前回の撮影では、鏡筒の下に潜り込むような形でアライメントをとることになってしまいました。屈折鏡筒のED81SIIではそんな苦労をした覚えがないのに、これってニュートンの呪いなの?
r200ss.jpg
難しい理屈はさておき、ファインダーが鏡筒の背ビレ部分についていれば、イナバウワーはともかく、鏡筒の下に潜り込む必要がなくなるはず。私の場合、R200SSの背びれ部分には、取っ手の代わりに雲台プレートをつけています(取っ手を犠牲にしたぶん、持ち運びしにくくなってる)。さらにそこにアルカスイス台座をのっけて、M-GENのガイドカメラを載せるようにしています。
まず最初にファインダーをここに取り付けて、アライメントをとったら、ガイドカメラに差し替えるというふうにすれば楽チンですよね? XYスポットファインダーにアルカスイスをくっつけることにしました。これは、にゃあ的に「けむけむさん方式」と呼んでいるのですが、なんとアタッチメントとしてキャリーハンドルを付けることもできるようになります。
これは何ですか?
http://lqz.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-ad91-4.html
キャリーハンドル → ファインダー → ガイドカメラ
と出生魚的な使い方ができるってすごいですよね。もちろん電子ファインダーにもできちゃう。キャリーハンドルVer.は、強度が心配で落としそうでコワイけど、持ち運びが問題が解決しそうです。
うまく使えるようになるんだろうか。そのうちブクブクも用意しないといけないんだろうな。

この記事へのコメント

  1. ニュートンはカメラ下向きにするとバランス取りやすいとイニシエの教えにあるようです。
    で、カメラ下向きにすると、イナバウワーどころか、バックドロップ的な体勢を強いられます。
    つー訳で、アリガタの反対側にアルカスイス付けて、そこにファインダー乗せると、かなり改善します。
    でも、たまに苦行になるので、やっぱデジタルファインダー最強です。
    R200SSなんて、本体はたった5.3kg。対して、BKP200は、約9.5kg(鏡筒バンド、ファインダー、接眼部含まず)です。カーボン鏡筒のタイプが欲しかったよぉぉぉ (ToT)

  2. 接眼部を下向きにすると、モーメントが減ってバランスウェイトも少なくて済むし、鏡筒の左右のバランスも気にしなくてよくなるので、ニュートンの場合は必然でしょうね。昔は、接眼部の反対側に吸盤で取り付けるカウンターウェイトなんていうのも店のオリジナル商品として売られてたりしましたが(今もウチのどこかにあるはず)、そこまでして接眼部を横向きにしてもバランスが完璧に取れるわけでもなく、いいことありませんからね……。
    それにしても、望遠鏡のファインダーって、望遠鏡の形式を問わず、本当に弱点だと思います。真っ先にコストダウンの対象になりがちだからだということもあるとは思うのですが、直視型ばかりなのはどうしたものか。ファインダーを頼りに天体を探す場合は、裸眼の視線方向と一致させることのできる直視型が必要なのは分かるのですが、自動導入全盛の今ではファインダーなんてほぼアライメントにしか使わないのですし、天頂プリズムや正立プリズムを噛ませた対空型がもっと普及していいように思います。

  3. 電子ファインダは、腰痛防止のシルバー改造ですよ。(汗)
    >これって赤緯体を動かせば済む問題だったんですね(汗)次回からそうする
    一眼レフを真下に付けてる時は、何も問題無かったのですが、冷却カメラにしたら、PoleMasterの前を邪魔するので、立ち尽くして仕舞いました。(爆)
    頭をひねると解決策が見えるもんですね。

  4. けむけむさん、ZWOのニュートン私も買っておけばよかったと思っています。密かにC11が欲しいと思っていたりしますが、R200SSが重いと言っているうちはむりですね(汗)

  5. HIROPONさん、鳥が生まれて初めてみた物を親と思うように、私の場合はビクセンのスポットファインダーが最初だったので他に慣れていません。一方で、自動導入なしで、星をたどろうとすると倍率のきいた光学望遠鏡が便利だなというのは慣れないながらも分かります。どれくらいの大きさでどこを見ているのかが理解出来れば活用の範囲が広がるのでしょうね。もっと経験の場数を踏まないとです!

  6. オヤジさん、冷静に考えればそうだったんですよ(笑)そこに至るまで三時間は考えに要したかもしれません。ニュートンの扱いに慣れなきゃです!

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