最近は、天文ギョーカイでも3Dプリンタを使っているユーザーさんが増えてきて、とてもいい刺激になっている。私も先輩方にいろいろ教えていただいているので、ありがたいです。3Dプリンタがおうちにあると、望遠鏡趣味の幅が広がるね。本当、そう思う。
先日、PLA+からPETGにフィラメントを切り替えた。積層もきれいで、樹脂にしなりがある。糸引きもなくなった(ノズル230度、ベッド80度で安定稼働)し、気に入って使おうと思っているのだが、難点が一つ。
プラットフォームシートを新しいもの(表面ザラザラ)にしたせいもあるんだと思うんだけど、PETGの食いつきが良すぎて、ベッドからはがすのが大変なのだ。フィラメントとベッドが一体化してしまったのではないかと思うことさえある。ふだんは金属ヘラを使っているんだが、相手がPETGだとPLAやPLA+のようにヘラをうまく差し込めず、剥がれない。というか、びくともしない。
少し前に、造形物をはがすのにニトムズの「テープはがしカッター」がいいよという情報を見たので入手していたのだが、これまで、あまりありがたみを感じていなかった。しかし、PETGに対しては、かなり強力な助っ人になってくれている。
刃が薄くてしなるのがいいんだと思う。ベッドに刃を寝かせるように押し付けて、刃を造形物の下にすっと差し込む。刃の半分も入れば、(ものによるけれど)手で持ち上げて少し隙間を作り、そこに金属ヘラを差し込んで力を込めてはがすといった具合。
少し慣れとかコツはいるけれど、はがす作業はだいぶ楽になった。光造形3Dプリンタに効くかどうかは持っていないので分からないけれど、FDMなら試してみる価値ありです。高くないしね。
この記事へのコメント
先駆者がいると色々な問題もスムースにクリアできるのがいいよね。
QOOのキャップを見て思い出したこと。
“是空”をローマ字でどう表記しようかな?と考えたことがあった。
候補として、
①Zepue
②Zeqoo
③Zekuu
の3つがあって、使うことはほとんどないけど①にしている。
②は英語表記的(厳密なルールがあるわけではないと思う)に”q”のあとは基本的に”u”が付くみたいなので却下。
③はいかにも「日本人がローマ字にしましたよ」的なので却下した。
と、どうでもいい話でした。^^;アヂィ~!
是空さんは、Mr. Zequeだったんですね。にゃあをNierと書くのと同じセンスを感じましたよ。おっしゃるとおり、ローマ字的だとちょっと学校ぽいですね。
ちなみにGoogle先生によると、「是空」は、中国語で「しーこん」と読み、日本語訳では「空です」と教えてくれました。ローマ字では「soradesu」と書いているのに、発音させたら「karadesu」と言うので、「そら」なのか「から」なのかわかりませんが…
ベッドから剥がせるとこまで含めて、上手く作れた!って感じでしょうか。
最近のビルドシート使うやり方でもヤッパリ剥がしが難儀するんですか。
私は主にラフト付けて印刷し、ラフトの薄いところから羽根つきギョーザみたいに剥がすこと多いです。
↑①はゼプゥにしか読めません(挙足鳥)
新しく取り替えたシートの表面がザラザラしていることもあって、ヘラを打ち込んでも剥がれないことが多いです。定着が弱いと反り返ったり、糸くずになったりとか塩梅が難しいですね!私の場合、ラフトで作ると第一層がきれいにできないので、勉強しなきゃ状態です!