スポンサーリンク

ASI1600MCのライバルなのか? ZWO ASI294MC Proがリリース

ZWOからASI294MC Proがリリースされてました。ZWOでの販売価格は1080ドル。ソニー製のIMX294(フォーサーズ)を搭載。ADCは14bit。モノクロの供給がないことから、カラーバージョンのみ。Proじゃないやつは冷却なし。センサーサイズ的に競合は同社のASI1600MC-COOLとなりそう。ASI1600MC-COOLは949ドルに値下げされてました。
画素は 4.63 µmで、ASI1600の3.8µmより大きく、解像度は4144×2822でASI1600より低くなっています。 14bitのノーマルモードで 16 fpsの11.7メガの画像が撮影可能。10bitなら19fps。DDRバッファが256MB積まれてるので、USB3.0じゃなくてもドロップせずに程度が転送が効くようになるのかしら? ASI1600にDDRメモリって積まれてたっけ? これは差別化要因かも。リードノイズとか改善されてるようだけど、難しいのでわかんない。
見た感じ外見に大きな変更はなし。比較表があったので、ZWOから拝借してきました。
compare.jpg
-10度300秒のダークフレームが公開されてますが、ちょっとアンプノイズが目立ちます(下記URL,Dark Currentの欄にリンクがあります)。ZWOもASI071の方が294より良いことは認めているみたい。
星見屋さんにはまだ取扱がないみたい。PayPalなら直接買うこともできます。1600ユーザーは買い換えるほどじゃないか。
ZWO ASI294MC Pro
https://astronomy-imaging-camera.com/products/asi-cooled-cameras/asi294mc-pro-color/

この記事へのコメント

  1. 買い替える程ぢゃないかな?と確かに思いました。
    軍資金もないけど (^o^;

  2. けむけむさん、賛成です! 人に勧めるとしたら安いほうにすると思います。いまのところ。

  3. この機種、気になってました。
    たしか、『最初から2×2ビニングされてる』ような奇妙なセンサー構造なんですよね。(ビニングした後で1170万画素)
    ・・・で、センサー自体の機能が使えるようになっているかどうかは分かりませんが、通常のモード以外に、2×2の中身を短時間露光と長時間露光の2群に分けて同時露光できるという『HDRモード』を持っているらしい。ただし、ADCは10bitにダウン。
    ゲインが120を超えた途端にノイズがガクンと減ったり、アンプノイズが少ないことを公言していたり、とにかく『謎すぎる』カメラですね。
    そう言えば、比較表の中に、これまで非公開だったASI1600MCの量子効率がこっそり発表されてますね。

  4. あぷらなーとさん、見る人が見たら、やっぱり見えるところが違いますね。ありがとうございます! これですよね?
    http://www.sony-semicon.co.jp/products_en/new_pro/may_2017/imx294cjk_e.html
    ハードで多段階露光するようなものでしょうか?黒つぶれしにくいとか白飛びしにくいとかそんな特徴があれば面白いですね。トラペジウムを撮り比べて歴然とした差が出たら驚きです。正直、まったくもって理解できませんが(笑)

  5. こないだフルサイズ系のASIが出たときは大して動じなかったのに、今回のは何だかザワザワします。(実写レベルでASI1600が圧倒されてたらどうしよう・・・)
    昔、フジのファインピクスS3pro(L画素とS画素がセットで1ピクセル)の圧倒的なダイナミックレンジに傾倒してた身としては・・・うーん。だ、誰か人柱に・・・・・(笑)

  6. あぷらなーとさん、そのザワザワは、すでに心のなかで本機を手にしてらっしゃいますね?(笑)いや、実際、作例を見てみたいです。人柱誰かって、誰? あ、オヤジさん!(白目)

タイトルとURLをコピーしました