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フラット撮影、ハロゲン光源フリッカーの謎

あぷらなーとさんのブログで、LEDトレース台をフラット撮影に使った際の「フリッカー現象」が取り上げられていました。あぷらなーとさんちのコメントにも書いたのですが、このフリッカー現象、なんとハロゲン光源のみでも見られたのでした。

その際、撮影したフラットがこれ。しましま模様が出てるでしょう? APTのFlats Aid を使いまいした。カメラはASI1600 MC COOLです。一コマあたりの露光が0.0032secで、ゲインは300。

もともとフリッカー現象は、写真撮影において蛍光灯なら注意しなければならない現象で、LEDのフリッカーも光量設定を最大輝度にすれば回避できるというのが、あぷらなーとさんのエントリーの肝だったんです。

LEDトレース台の謎 | あぷらなーと
★フラット撮影の便法として・・・あぷらなーとは不精者なので、薄明フラットとか曇天フラットなどの高度な技は習得していません。高速シャッターでパパッと百~数百...

しかし、ハロゲンなら白熱球と同じでフリッカーは出ないはずなんですよ。あぷらなーとさんによると、「交流制御のハロゲン光源なら若干のフリッカー(交流周波数の2倍)が生じそう」とのことですが、依然、謎のまま。

グローバルシャッターを搭載した174系のカメラで「240~360FPS位で高速動画撮ってみると分かるかも」というアドバイスをいただいていますが、安定したフラット撮影のためにもう少し工夫が必要です。

常用していた木桶型のフラットジェネレーターは、何度か使っているうちに接触不良を起こしてしまいました。いい加減に作ったものだからなぁ(汗)こちらもいずれ修理することにします。

この記事へのコメント

  1. 高速ひえひえフィラメントを使用してるのかも。(*^^*)ブンケイ ノ ハッソウ

    • 是空さん、うちのハロゲン球にペルチェがついてるんでしょうか。電球を変えたらいいんですかね。何も部屋の明るさでフラットを撮る必要はないんですが、困った(汗)

  2. すげえ!
    ハロゲン光源でこんなにクッキリとシマシマフリッカーが出るとは!!
    ってことは、白熱灯と異なり、フィラメントのレスポンスが素早いんでしょうかねぇ??謎が深まります。

    • あぷらなーとさん、これをあぷらなーとさんにお見せしたかったのですよ(笑)ちょっとググってみたら、ハロゲンや白熱球でもフリッカーは生じるという話を見つけたのですが、ここまで盛大に出るとは思っていませんでした!

  3. 昨日、文系の頭でそのようになる可能性を真剣に考えてみた。
    で、あぷらなーとさんが読んでも笑われずにすみそうな仮説が一つ浮かんだ。

    あぷらなーとさんは、「交流制御のハロゲン光源なら若干のフリッカーが」と言ってるんですが、実は直流で半波整流なのでは?と思った。
    整流するときって、普通はブリッチ回路でマイナス側の波も使い、乾電池のように直線的な直流にしたければ平滑コンデンサを入れたりするが、マイナスの波は省略してプラスの片側の波しか通してない(=半波整流)のでは?と。
    東日本では50Hzなので全波整流だと100回点滅するんだけど、半波整流の場合は50回/秒で、1サイクルの内半分の1/25秒は休んでいる状態になる。
    これぐらい空きがあるとLEDみたいに完全に消えないまでもかなり照度が弱くなりフリッカーがでるのではないかと推測。
    ただ、いくらフリッカーの影響を考慮していない製品とはいえ、半波整流なんて使うのだろうか?という疑問がある。

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