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木星で「ぶれの軽減」フィルターを試してみた

Photoshop CCのフィルターに「ぶれの軽減」というコマンドがあります。フィルター>シャープから選択します。もともと手ブレ写真の失敗を救済するためにあるフィルタらしいのですが、これを惑星写真に適用したらどうなるかというのをやってみました。
パラメータがいくつかあるのですが、アドビのチュートリアルをそのまま引用すると、こんな感じ。
「ぼかしトレーシングの設定」で補正のかかり具合を調整し、「OK」で実行します。補正の強さは「ぼかしトレーシングの境界」と「ソースノイズ」で調整し、ノイズが出てしまったら「滑らかさ」を調整します。被写体の輪郭のエッジが効きすぎる場合は、「斑点の抑制」で抑制できます。
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/how-to/camera-shake-reduction-photoshop.html
まずは、AS2!でコンポジット画像を作成します。上段がRegistax 6でWavelet処理(Dyadic)をしたあとに「ぶれの軽減」を適用したもの。下段が元画像に直接「ぶれの軽減」適用したものです。
ぶれの軽減.jpg
元画像にフィルターをあててもあまり効果は感じられませんでしたが、Wavelet処理したあとの微調整には効果があるようでした。あえて、PSを使ってみましたが、Registaxだけでこれくらいの処理には持っていけるかもしれません。
ついでに、上の画像に「かすみの除去」をかけてみた。面倒くさいので4木星が入った画像ごと。
かすみの除去.jpg
やり過ぎ感がないわけではないけど、結構効果ありで使えそう。試行錯誤が続きそうです。

この記事へのコメント

  1. おおお、どっちも効果ありますねぇ

  2. 効果出てますね。
    覚えて置こう。

  3. けむけむさん、あるていど微調整できそうな気がします。微調整なので処理が速いというメリットもあります。

  4. オヤジさん、さすがにRegistaxいらずというわけにはいかなさそうですが、こんどお試しくださいませ

  5. ブレ低減フィルタを惑星撮影に転用するとは思いもよらぬアイディア!
    よく思いつきましたねー。
    確かに、シーイングによるボケも手ぶれ(というか被写体ブレ)のようなものですものね。

  6. あぷらなーとさん、考えた先にあったわけではなくて、ただの偶然ですよ! デタラメではなさそうなので、機会あるときに使ってみようと思います〜

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