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思ったほど難しくなかったPixinsightのコンポジット

先日ダウンロードしたPixinsightなんだが、しばらく使っているとクセが分かってきた。相当の高機能なので、それを使いこなすのは難しいけれど、今回はとりあえず、コンポジットをする。想像していたような難しさはなかった。うん、実際は戸惑ったけれど、思ったほどにはという感じ。すぐに操作を忘れてしまいそうなので備忘録を置いておく。

まず撮影データ。以前、α99でカリフォルニア星雲を撮影した。データは消去済みだったけれど、EaseUSでデータをSDカードから救出して、LIGHT, FLAT, DARKを準備した。助かった。

Pixinsightによるコンポジット(Integratingっていうらしい)作業に移る。これについては、蒼月さんの動画(下)がファイナルアンサーだと思うので、このインストラクションに従う。

天体写真を PixInsight で画像処理 ~ Pre processing 前編

コンポジットはPixinsightのBPP(BatchPreprocessing)を使う。メニューの[script]→[BatchPreprocessing]→[BatchPreprocessing]と進むとウインドウが開く。BIAS、FLAT、DARK, LIGHTの欄にファイルをぶち込んで、RUNボタンを押すだけ。ステライメージの自動モードみたいな雰囲気だけれど、Pixinsightのほうが読み込みが速い。というか待ち時間ゼロ。

蒼月さんは、新しいカメラならダークファイルがいらないっておっしゃっているけれど、私のα99は古いしノイズだらけなのでDARKファイルは必須。DARKファイルがなくても、コンポジットを実行できるんだけれど、BIASファイルがないとエラーが出て実行できなかった。ついでにFLATなしで実行するのもエラーが出てだめみたい。つまり無視できるのはDARKだけ。BIAS自体はレンズにカバーをして最速シャッタースピードで撮ればいいので、苦労して準備する必要がない。ファイルの出力フォルダを指定してRUNボタンを押す。

指定した出力フォルダにmasterというフォルダができている。そのなかの[Light-xxx.xisf]というファイルがコンポジットされたファイルらしい。

このxisfファイルをPixinsightで開くと無事コンポジットされていた(写真下)。結果、ダークが引けてなったが、これはステライメージでも引けてなかったので、ダークが合っていなかったということだと思う。

次はこのファイルをjpgとかtiffで出力する。放射能マークがある[ScreenTransferFunction](STF)とヒストグラム[HistogramTransformation](HT)、は基本的な機能のようなので、これを開いておく。これらは、左側にある[Process Explorer]からそれぞれダブルクリックして選択する。

STFの放射能マークをクリックすると自動的にあぶり出しをしてくれる。ただしこれは幻影。確定するには、STFの左下にある三角マークをHTの下部バーにドラッグ・アンド・ドロップする。さらにHTの左下にある三角マークを画像にドラッグ・アンド・ドロップする。そしてメニューにある[File]から[Save As]で保存。というのが基本的な流れのよう。

そんなわけでコンポジットと基本の出力はできた。ほかにも、カラーバランスを整えるのにBackgroundNeutraliization(BN)を使うとか、マスクを習得するとか、基本的な画像処理を勉強しないといけない。学ぶことは多いな。一つ一つの処理が専門用語みたいでとっつきにくいってのはあるな。それから、CMOSカメラで撮影したFITSも試してみないと。そのためには遠征しないといけないのだ。しかし、梅雨なのか? 天気悪いぞ。

この記事へのコメント

  1. おおおう!進んでますね…
    なかなか良さそうですが、お値段ががが…
    怖くて確認できないです。すげー良くて欲しくなったら大変なので…

    • お値段、気になります。ステライメージを新しく買うくらいのお値段でしょうか。買い替えの対象になるかどうか試している感じですが、アップグレード価格のほうが財布に優しいですよね。Pixinsightに惚れ込んだならライフタイムでは安いとは思いますが、いかんせん機能が高度すぎて使いこなせる気がしません…

  2. Pixinsightを購入した切っ掛けは、「星のカタログ」から、星、個々の色まで決まってるとのことで、前から、テカテカ・盛り盛りの星写真、実際は、どんな色をしているのかと思っていたので、それだけで即、購入しました。(笑)
    実は、10対象程、Pixinsightで画像処理していてblogにも貼っているのですが、にゃあさん仰るように、ステライメージを使っているようなノリではエナジーが足りませんね。理解が及ばないので、結構、疲れます。処理が終わると、頭と目が疲れてしまいます。(爆)
    INDI/Ekosのニワトリシステムが、ほぼ完成したので、星が見えると、Pixinsightに時間を使えるのですが。
    もう、梅雨のような空模様で、晩秋まで何度も星空を見れないかもですね。
    オヤジもNAS内を家探ししてPixinsightに使えるファイルを発掘してますが、皆、光害ファイルなので。(爆)

  3. オヤジさん、すでに使いこなしてらっしゃるのですね。Linux版があるのがいいですね(笑)星の色再現機能、試してみました。ただ、どのタイミングでその処理をしたらいいのか分からないです。結局、フォトショップにぶん投げて、コテコテな処理をしてしまいそうで、それではあんまり意味がないような気がしてます(笑)

    コンポジットに関しては、ステライメージ8.0iと操作感は変わらない感じでしょうか。処理速度に関してはマシンパワーがものを言いそうで、私の場合、撮影用を兼ねたWindowsよりMacで処理したほうがストレスがなさそうです。

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