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Pixinsightをダウンロードしてみた

2017年3月にもダウンロードはしたんだけれど、それっきりだったPixinsight。今回、ふたたびライセンスをリクエストした。天体写真をはじめたばかりのときと違って、いろいろ豊富な機能が何を実現するものなのかは、ざっくり把握できた。それはいいことなんだが、操作方法がさっぱりわからない(笑)

WindowsやMac,Linuxのバージョンもあって、私がダウンロードしたのはMac版。283MBを落としてくるのに2時間15分もかかってしまった。ダウンロードしている間、蒼月城さんの動画を見たり、曇天夜を巡回してみたりして、雰囲気を理解した。

実際の星の色と写真の色を照らし合わせて、星の色を校正するPhotometricColorCalibrationとか、光害でできた色かぶりを補正してくれる機能とかは超強力。ステライメージでは敵わない機能が盛りだくさんなので、ぜひ使ってみたい。何よりも私的にはMac版があることで、27インチの広大な画面で処理できるのが嬉しい。

まずは操作が分からないなりに使ってみた。ScreenTransferFunction(STF)にある放射性廃棄物マークみたいなオートストレッチボタンを押したら、一発で絵が浮き上がってくるのにはびっくりした(写真上)。ステライメージでちまちまやってたのは何だったんだと思った。

第一印象なんだが、何というのか、フォトショップとかステライメージとかの操作感とはまったく違っている。クセがある。処理したつもりで写真を保存したら、元絵のままだったというところでまずコケた。同じコケ方をした人はほかにもいて、曇天夜ではスレッドができていたくらいなのだ。これはPixinsightの性格が悪い(笑)

Pixinsightは小さな画像処理プログラムの数々で構成されているイメージ(フォトショップもそうなんだけど、それが露骨)。処理(Process)を開くと各プログラムのウインドウが開く。ウインドウの左下にある三角マークをあちこちにドラッグ・アンド・ドロップすると、そのプログラムの効果が適用されるというのが基本的な使い方みたいだ。

メニューが英語とか、あんまり気にしない。だって、日本語になったところで、「畳み込み」とか「逆畳み込み」とか書かれても何の機能なのかきっと意味不明だし。柔道の技かと思っちゃうよ。

言葉のこと以上に、パラメータが多すぎて何のことか分からない。こういうパラメータだらけのソフトウエアってのは、既視感があるぞ。StellarMate OSとかにあるEkos / INDIだ。このパラメータ地獄に堕ちると這い上がってくる自信がないな。

どっちにしても初心者にも配慮されたソフトウエアでないのは確かだな。みんなコンポジットはPixinsightでやってない雰囲気もあるんだけど、どうなんだろう。しばらくステライメージと並行することになりそう。

そうそう。Pixinsightで作業を始めるにあたって、過去の撮像データを引っ張り出してこようと思ったんだけれど、過去に撮影したデータが残っていない。消えたのか消したのかさえ、記憶が定かでない。きっと、それほど大事なデータじゃなかったということなんだろう(泣)

まずはチュートリアルとか先輩方のブログとかYouTubeを見て学んで、まぁ、だましだましやってみるのさ。

この本、わかりやすそう。

この記事へのコメント

  1. おおおおう。
    気になってはいるけれど…
    チート熟女で忙しくて(?)色々、手が出せない感じ。

    >メニューが英語とかあんまり気にしない
    ですよね~
    先日、NINA をちょっと触ってみて、確かに日本語化されてるけど、だからと言って書いてある事の意味が分かるワケではない
    ってのを痛感。どっちみち、よく触る部分は決まってくるので、そこが英語でも無問題だと思いました。

    • 安くないソフトウエアなので、えいやっていうわけにもいかず。しばらく、使い勝手を試してみますね。しかし、放射能マークの威力はびっくりしました。

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