a99の背面ディスプレイをオフにする方法が分からなかったので、ググってみたが、ほしい情報に行き当たらない。ユーザーさんの数が少ないし、仕方がないよね。じゃあ取り扱い説明書を読むかと。んで、ネットにあったα99の取説をダウンロードしたら、279ページもあった。ねぇ、ソニーさん、人に読ませる気なんて、これっぽっちもないだろ?
ん? そうなんだよ。人が読む必要なんてないんだよ。機械が読めばいいんだよ。そうAIに読ませればいい。ということで、Chat GPTさんに取り扱い説明書を読んでもらうことにした。といっても、読み上げをしてもらうわけじゃないんだよ。以下、やったこと。
無料版はどうか知らないんだけど、Chat GPTさんの課金版だと下の画像のようにチャット欄の左側にクリップマークがある。このマークがあれば、ファイルをChatGPTさんに渡すことができる。α99の知りたいことはわかったので、新たにα6400のPDFの取説(646ページ)をアップロードすることにした。
ファイルをアップロードしたら、さすが機械だね。瞬時に読み込んでくれる。そしたら、質問を日本語で投げていけばいい。
天体写真を取るときはどう設定したらいいですか
そしたら、だだだだっだーって答えが返ってきた。長いけど、まんまペーストしておく。
Sony α6400での天体写真撮影の設定
天体写真を撮影するための基本的な設定は以下の通りです。
1. カメラ設定
- モードダイヤル:
- マニュアル露出(M)モードを選択します。これにより、シャッタースピードと絞りを手動で調整できます。
- シャッタースピード:
- 天体写真では長時間露光が必要です。シャッタースピードを数秒から数十秒に設定します。例えば、20秒に設定すると良いでしょう。
- 絞り(F値):
- F値を低く設定します(例:f/2.8)。これにより、カメラに入る光の量が増え、星の光をより多く捉えることができます。
- ISO感度:
- 高感度に設定します。ISO 1600〜3200が一般的ですが、カメラやレンズの性能に応じて調整してください。高感度にすることで、光を多く取り込み、より鮮明な星空の写真が撮れます。
2. 長秒時NR(ノイズリダクション)
- 長時間露光時にノイズが発生しやすいため、長秒時NR(ノイズリダクション)をオンにします。これにより、露光時間が長い場合に自動的にノイズリダクションが適用されます。
- 設定手順:
- MENU → (撮影設定1) → 長秒時NR → 入
3. フォーカス設定
- 星空の撮影では、無限遠にピントを合わせる必要があります。手動でフォーカスを設定し、無限遠マークに合わせてください。
- ヒント:
- 打ち上げ花火や星空撮影の際は、マニュアルフォーカスにしてピントを無限遠に設定します。
4. その他の設定
- インターバル撮影:
- 複数の写真を連続して撮影し、それを後で合成することで、星の軌跡やタイムラプス映像を作成できます。
- MENU → (撮影設定2) → インターバル撮影
- ブライトモニタリング:
- 暗い環境で構図を確認するために、ブライトモニタリング機能を使用します。これにより、ビューファインダーやモニターで構図を確認できます。
- MENU → (撮影設定2) → カスタムキー → ブライトモニタリングの機能を設定する
5. 撮影環境の準備
- 三脚:
- 長時間露光のため、カメラをしっかりと固定する三脚が必要です。
- リモートシャッター:
- シャッターボタンを押す際のブレを防ぐため、リモートシャッターやタイマー機能を使用します。
- バッテリー:
- 長時間撮影するため、バッテリーが十分にあることを確認し、予備のバッテリーも用意しておきます。
まとめ
これらの設定と準備を行うことで、Sony α6400を使用して美しい天体写真を撮影することができます。設定方法については、カメラのメニューからアクセスしやすくなっていますので、実際の撮影前に一度設定を確認してみてください。
必要に応じて、他の撮影モードや設定も試して、最適な結果を追求してください。天体写真撮影は試行錯誤のプロセスですので、様々な設定を試しながら最適な条件を見つけていきましょう。
天体写真をα6400で撮る際に必要になる機能が、一度に流れ込んできた。「全部知ってるわい」と言おうと思ったんだが、ん? ブライトモニタリングってなんだ? そんな機能しらないぞ。
ブライトモニタリングについて教えてください
初めて使うカメラなら、こんな質問をしたらいいのかも。
a6400で絶対使うべき機能を3つ教えてください
AIさんにマニュアル類を読んでもらって、ユーザーは知りたいことを質問する。それでOK。便利だね。ありがとう。
この記事へのコメント
製品マニュアルにかぎらず、こういうChatGPT(←某編集長曰く、間にスペースは不要らしい)の使い方は”あり”だと思う。
昨日のxでの話じゃないけど、保険の加入時に大切なことなんて、あの分厚い保険の約款のほんの一部で、あれを全部読んで理解して加入可否を決める人なんていないはず。
これはChatGPTの使い方の1つの提案だな。^^b
まったく新しい提案というわけではないんですけど、ことのほか実用的でした(^^)
画像処理用ソフトとか天体カメラの英語マニュアルも同様に使えそうなので、いずれまたやってみるですよ。
マニュアルをAIに読んでもらうっていうのは、良い考え!!
先日、いつもはoldレンズで使ってるNEX-5Nに純正autoレンズで月景色を撮ってたら、autoすぎて絞りの操作が分からず、思わず「も少し絞り開けてくれないカナ…」とカメラに向かって頼んでました。
カメラにAI機能が入って、「ウム…も少しiso上げてみようカナ」「イヤ、ダンナ、それじゃノイズが目立つでしょ」とか会話というかダメ出しされながら撮影が捗るというかか滞るというか・・
カメラが喋りだすって面白いですね。ない未来ではないように思いますyo!
冷蔵庫なんかも最初にしゃべりだしそうです。
話し相手のいないご老人がカメラや冷蔵庫の前に陣取って、話し相手になってもらったり…これじゃ暗い未来ですね
これは有用なAI活用ですね。(著作権とかどうなるんでしょうか)
ファイル読み込み以外にもプラグインとか使えばURLでのサイト情報取り込みとかもしてくれるらしいので、Aladinとかで串刺し検索した結果情報なども日本語で要約してくれるとありがたいですが難しいかな。。
(個人的にはAの雛形に入った情報をBの雛形に移し替えるといったひたすら面倒くさくてエラーしやすい作業などもAIさんにやってほしい所です。)
この用途でエンドユーザーのユースケースが著作権の問題になっているのは聞いたことがないので、大丈夫なのではないでしょうか(いまのところ)
雛形Aを雛形Bに変換するのは、スクリーンショットを学習させて実現することもできるので、ものによっては、そんなに難しくなくたぶんできますよ。