火星大接近の日に限って、暑気払いという名の飲み会だ。空は晴れていたけど、酔っ払って帰宅したら赤道儀を設置する力はきっと残ってないだろう。飲み会まで少しだけ時間があったので、東京・赤坂で開かれていた火星の観望会に寄ってきた。
午後7時過ぎ。会場には、すでに多くの親子連れの姿が……。VC200LとかED(SD?)103Sとか対空望遠鏡とかビクセンの製品が並んでて、望遠鏡を覗き比べてみたい気になった。
けど、どの望遠鏡にもガキンチョらが目を輝かせながら長い列を作ってやがる。列の最後に並ばないといけない状態。くっそ、ガキの列に割り込んでやろうと思ったけど、独り占めした挙げ句、飲み会に間に合わなくなるといけないので諦めてやった。
面白かったのは、ED103Sと大型ディスプレイによる電子観望。一眼レフを直焦点にして、ディスプレイに画像を出力していた。木星とガリレオ衛星が映っていた。火星じゃないんだ? 案内のお姉さんは「火星はビルの影に隠れて見えないんですよー。9時ごろになったら見えるんですけど、ゴメンナサイ(><)」って説明してくれた。笑顔と眼鏡に免じて許してあげる。
結局、火星を見ないまま会場を後にした。案外、みんな火星の接近を楽しんでるじゃないか! このイベントがきっかけになって、天文学者や宇宙飛行士を志すガキンチョが出てきたらいいね。私は火星より、女子と一緒にお酒を楽しんできたよ。
一期一会はどちらも同じ。それでいいのだ。
この記事へのコメント
火星 < 女子と一緒にお酒
とても正しいと思います。
けむけむさん、星撮りかお酒かだと、星撮りを選ぶかもしれませんが、そこに女子がくっついてくると断然、お酒です(笑)
やっぱ、都会は凄いよなー。
火星見るのに、フォーマルウェアーだもんな。
こちとら、鼻緒の草履で、蒸し暑ければ庭で出前一丁だもんな。(爆)
オヤジさん、NASAの写真展もそうでしたけど、何かしらイベントが多いのは間違いないですね。プラネタリウムも都心にありますが、本物の星が見られないというのが致命的です。きょうも空は黒いんですが、月と火星以外の星がほとんど見えません。