Pixinsightのコンポジット方法は理解した。でも、しかし、Pixinsightを使ったからといって、画像処理の腕前が突然向上するような魔法ソフトではないということがよーく分かった。
下の写真は、α99の消去済みSDカードからサルベージした勾玉星雲界隈なんだが、フラットがあってなければ、ダークもあってない。仕方がないから酷い部分を切り捨てて、なんとなく大丈夫そうなところだけ残した。 しかも、処理の大半はフォトショップ。だって、Pixinsihgtの処理は数学の先生みたいで理解できないんだもの。
やっぱり撮影するときから、画像の出来って決まっていて、ここをサボるといい絵にはならない。ピントはあってるか、十分に露出がかかっているかとか、ガイドの精度が十分かとか、さぼらずにフラット撮ってるかとかは、画像処理する以前の問題なわけなんだもんなぁ。そこが一番の課題。
ステライメージさんは、フラットがなくても「あ、撮れてるじゃん。いいね、いいね」ってコンポジットを受け入れてくれる優しいお兄さんだけれど、Pixinsightさんには「Youはフラットも撮れないデスカ? ha, ha, ha, ha!!」って笑われているような気がする(被害妄想)。
で、しっかり撮影できたと思っても、あぶり出しの技術とかかぶり除去の技術とかは、理屈を理解したうえで場数を踏まないと身につかないもののような気がする。「リニア・ノンリニア、理解できてナイデスカ? YouにはArcsinh stretchは早いネ! ha, ha, ha, ha!!」とか笑われてる気がする(開発元は主にスペインらしいけど)。
ちきしょー、みてろよ(一方的な敵意)
自分のやりたいことをサポートしてくれるソフトウエアがあると助かるけれど、基礎がなってないと、ステライメージを使おうがPixinsightを使おうが、宝の持ち腐れだなぁと落ち込んでいる次第なのだ(めんどうくさいやつ)。
道具さえ変えれば、上手になれるって思っちゃうんだよなぁ。まずは、ていねいに写真を撮るってことだなぁ。となると、
黒にゃあ「いい機材を買わなきゃ!」
白にゃあ「それだから上達しないんだよチミは!」
あ、なにか届いたようだ。るんるんるん♪
この記事へのコメント
Pixさんは、性能はピカイチな面もあるんだけど、使い方が独特だし、あとチュートリアルみていてもコダワリがあって(ColorCalibrationとかHistgramTransferとか)、ある意味、作者の思想をゴリオシされてる感が、すごくイヤ。
なので、Youは~のくだりは凄く共感してしまいました ^^;
でも、DBEは本当に凄くて、これがないと街中撮影はキビシイ・・ので、DBEだけはワンポイントで使ってマス・・
その他も、稀に、StarAlignとかくらいかなー。これもどうしても他ソフトでどうにもならないときくらい。逆に言えば、他のソフトではだめなのも上手く合わせてくれちゃうので、やっぱり凄いソフトではあるんですけどね、、、
UTOさん、コメントありがとうございます! Pixさんを使ったら、自分も先輩方のような素晴らしい写真を現像できるのかと思っていましたが、甘かったです。人を突き放すようなUIとか、き〜〜ってなってしまいますが、修行ですね。修行(笑)
DBEはそんなに強力ですか。おっしゃるように上手に組み合わせて使えるようになりたいです!
私は最近撮影できていないので触れたくらいでやめてしまいましたが、コマンドとか見ると前処理にかなり重点おいた設計のように感じました。(つまりはデジカメの画像処理部分の項目に重点がおかれた構成)
INDIとこれをダブルで使用したらかなりのマゾ(笑)になれるかも
なんか私は不便な方へ、不便な方へと脚を突っ込んでしまう質なのかもしれません。私はマゾなんですかねぇ。不便はINDIだけでじゅうぶんなんですが(笑)
乗り越えて、手足のように使ってスペイン人に注文を浴びせまくるとか(笑、今度はサドに)
なかなか奥が深いですね。。
あ、その手がありますね! かくなるうえはスペイン語で(笑)
最後の三行から、次回の記事がとても楽しみです(わくわく)。
画像処理苦手なんですよねぇ・・・
ステライメージ7も持っているけど、ろくに使っていません。
写真を撮ること自体が好きなだけで、撮ったあとはあまり興味がないらしい、自分。
試したいレンズ・機材が溜まっているし、今週末は晴れて欲しいものです。
せろおさん、私は過去データがなくなってもパニックになっていないので、そこに思い入れはないらしいです。機材やらソフトウエアやらをいじるのが好きなだけで、実は写真を撮るのもどうでもいいとかいう性格かも。写真趣味じゃなくて、カメラ趣味ってやつですね。というほど、カメラ沼にははまってないので、どうも中途半端っぽいですorz…