けむけむさんが「曇っていても星は写るのか?」という面白いエントリーを書かれていました。「それなりに曇ってしまうと、どうしようもない」というのはそうなのでしょうけれど、画像処理で誤魔化しも効くんではないかとという実験をここでやりまする。
私はLightroomを画像の管理くらいにしか使っていませんが、「かすみの除去」というコマンドがあります。読んでそのまま。もやっとした写真をコントラストと明瞭度ともに上げてくれる機能です。たまにこの機能を使いますが、地上戦では想像以上の力を発揮してくれます。どんな効能があるかはぐぐってくださいませ。そんな機能は宇宙戦でも発揮できるのでしょうか?
被験者はNGC4361とM63のみなさんで、けむけむさんの撮影です。
まずはNGC4361さんから。こちらが元画像です。かすみの除去を目一杯かけて、そのあとPhotoshopでゴニョゴニョと微調整しました。
すると、こんな風に変わりました。あんまり変化がない? そ、そうですか^^; では次M63さん
こちらが元画像です。かすみの除去を目一杯かけて、そのあとPhotoshopでゴニョゴニョしました。
すると、こんな風になりました。ノイズが増えただけですって?そ、そうかもしれませんね^^;
曇り空で撮影した天体写真を救出するためだけに、Lightroomを買う必要はない。そんな結論でございました。それではけむけむさん、スタジオにお返しいたします。
この記事へのコメント
カスミは除去できても、雲は除去できないようで…
けむけむさん、おっしゃるとおりでございますm(_ _)m
オヤジもpscc2017を使ってますが、Lightroomはサッパリ使いませんね。mac使いの方にはファイル管理、受け入れられるのでしょうか。
何処のデバイスのこのディレクトリ、じゃなくてホルダーにこの画像は置いて有ると分かって無いと嫌ですね。(笑)
オヤジさん、私の場合、macでもフォルダを指定しないと気持ちわるい方ですよ。Lightroomでも結局は外部HDDにファイルをまとめて置いています。ただ、昔ほどOSは気にしなくなりましたね。DropboxとかEvernoteとかクラウドにファイルを置くことが多くなりましたから。
天体写真以外は、全部、スマホのカメラで撮ってDropbox経由でPCで編集してます。
なになに!Evernoteメモメモ(笑)
OSは、本来、縁の下の力持ちですから、意識するようなOSでは駄目ですよね。WindowsとUNIXの壁は殆ど無くなりました。
オヤジさんはwikiがあるのでevernoteは不要かもですね。私の場合は、撮影しながらevernoteに気づいたことをメモするのに使ってます。いいことと言えば、オフラインでも使えることでしょうか。
wiki
一晩で、何個も消されてしまい、次は、書き換え。
全部大陸方面からの悪戯でした。
以来、管理者以外は編集出来ない様にしました。
Evernote、使い始めました。面白いです。
霞み処理、いつも眼が霞み気味で知らなかったのですがLightroomにあるならと、PSccのCAMERA RAWのコマンドにあるのを発見。使ってみると確かにコントラストが上がり良さげですね。紹介いただき多謝。
Gさん、ご覧の通り曇りの天体写真では効果がよくわかりませんでしたが、地上の遠景なら効果バツグンと思います~
オヤジさん、以前、xoopsでサイトを運営、放置していたことがありましたが、同じように悪戯でぐちゃぐちゃにされてしまいました。見た目はアラブ方面からでした。