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Google Homeがおうちに来たよ

天体に関係はなさそうだけれど、そのうち未来がやって来るかもしれないから、紹介しておきます。AIスピーカーのGoogle Homeさんです。IT界隈で何やら話題になってますよね。
話しかけると女性の音声で答えてくれますよ。Androidのアシスタントよりも音声認識がすごくよいです。早口で言っても離れたところから話しかけてもちゃんと答えてくれます。
google home.jpg
にゃあ「いらっしゃいませ」
Google Home「優しいんですね」
にゃあ (*´艸`*)
たまに人間ぽい返答をするのですが、呼びかける時のコマンドが「OK, google」なのは味気ないですねぇ。
女子の友だちみたいに「ねぇ、桃ちゃん」とか、ペットみたいに「おい、ポン太」とか呼びかけを変えられないものでしょうか。へりくだって「先生、すみません」でもいいです。
「音楽かけて」とか言って、適当に音楽をエンドレスで流しておきます。すると「この曲なんだっけ?」ってことがありますよね。
にゃあ「この曲は何?」
Google Home「メタリカのAtlas, Rise! です」
やるじゃん
Google Play Musicと契約していれば、曲名を指定して再生させることもできます。
天文の“知識”はどんなものでしょう?
にゃあ「明日の日の出は?」
Google Home「日の出は、5時54分です」
にゃあ「アンドロメダ銀河って何?」
Google Home「アンドロメダ座に位置する地球から目視可能な渦巻銀河である。とされています」
にゃあ「明日の月齢は?」
Google Home「すみません、お役に立てそうもありません」
にゃあ「ナローバンド撮影って何?」
Google Home「ごめんなさい。分かりません」
ほかにも「デネブって何?」とかたずねものをすると、だいたいウィキペディアの最初のセンテンスを読み上げるだけだったり、一等星を「いっとうぼし」と読んだりして、まだまだな感じも拭えません。Google Homeは「今後さらにがんばります」と言っているので期待します。
AppleやAmazon, LINEのAIと違うのは、Google検索 / Andoroidのユーザーは数が圧倒的なので、インプットが桁違いに多いことでしょうか。
Googleがどうやって味付けしていくか分からないけど、賢くなる速さは加速度的なんだろうと思います。また会話アプリと言っていいのかActions on Googleが外部から提供されるようになると、
にゃあ「NGC6888をSAOで2時間撮って」
Google Home「撮影が終わったらお知らせします」
なんてことが可能になるかもしれません。便利だけど、まったく天体撮影の醍醐味がなくなっちゃいますね。
楽天やビックカメラなんかで売ってます。
Google Home – 楽天ブックス

この記事へのコメント

  1. 天体撮影は辛い
    けど、全自動になるとつまらない
    なんて、ドMな趣味でしょうか

  2. けむけむさん、趣味って何かを考えさせられますねぇ。「天体撮影。AIによって20年後になくなる趣味の一つ」なんちゃって。長い時間かけてそばを打たなくても、寒い思いをしながら魚を釣らなくても店で売ってるし、じっと本にかじりついて読書しなくたってオーディブルが読んでくれるし。趣味なんてMそのものかもしれませんねぇ。マラソンが趣味とかドM過ぎて私には無理ですが。

  3. 天体写真の醍醐味は苦労することにあり……と昔の偉い人も言っていました(言ってない言ってない)。
    冗談はさておき、苦労のない天体撮影はやっぱりつまらないですよね~。星空の下で撮影終了を期待と不安を交錯させならがら待つ時間もまた得難い経験だと思います。……時間が余るので眼視専用の望遠鏡とか双眼鏡が欲しくなって困りますが(笑)。

  4. 上杉さん、「天体写真の醍醐味は苦労することにあり」。これは杜甫でしたか? (ウソです)私の場合、撮影中は双眼鏡で空をのぞくこともあるのですが、首が疲れてしまうので、そのままアマゾン・プライムで動画みてることが多いです(笑)。眼視用の望遠鏡をもう一台備え付けたり、簡易なシートとかがあって寝転がりながら星が見れればいいですねー。

  5. 趣味の世界は怖いですねぇ。なにしろ「ゴール」も「成功の基準」もありません。
    今更フィルムと手動ガイドで星雲とか撮る元気はないけれど、じゃあ、あの頃が辛かったのかというとそうではなくて、ちょっとだけ無理して頑張れば「入選レベル」に到達できたので、ある意味幸せだった訳です。
    それに対して近年のコンテスト系は皆さんレベルが高すぎて、応募する気も失せちゃってます(涙)。ただし『王道』がハッキリしすぎてる気もするので『邪道好き』の人には面白い時代なかも知れません。

  6. あぷらなーとさん、確かにコンテストのレベルは高くって、あんな写真が撮れたらなあと思って見ているわけですけど、じゃあマニュアルがそこにあって、そのとおり撮れてもまったく面白くないですよね。そこに試行錯誤があって、工夫があって、ようやく自分がイメージしていたところにたどり着いたり、違うところに行き着いたりするのが面白いのだと思うんですよ。たぶん。一方でそれを実現してくれそうないわゆる“ソリューション”には金に糸目をつけなかったり、まねっこして自分でこさえてみたり。趣味の世界は怖いですよねぇ。趣味が存在しない世界はもっと怖いですよねぇ。

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