スポンサーリンク

電視望遠鏡 eVscope って楽しそう

Kickstarterで電視望遠鏡 eVscope というのがキャンペーン中。アイピースをのぞくとそこにLEDディスプレイがあって、鏡筒がとらえた光をこれで見るという仕組み。スタックしてるのか何してるのか分からないけど、眼視では見えにくい星雲のHα領域が鮮明に見えるというデモが掲載されてる。

 

eVscope.png
画像はキャンペーンサイトから拝借
自動的に天体を導入してくれるらしく、スマートフォンでコントロールする。キャンペーンサイトの画像を見てると、スマートフォンに画像を記録できるみたい。SETIの科学者から撮影対象のリクエストがスマホ経由で送られてきて、OKすると望遠鏡が勝手にそっちを向いて観測データを送って研究に協力する機能もついてる。

鏡筒は4.5インチ(11.43センチ)の反射鏡。副鏡部分にセンサーがある。センサーは、IMX224。プライムフォーカスっぽい。焦点距離は450mmでF値は4。50倍、100倍、150倍に拡大可能。16等星までみえる。経緯台式で三脚と鏡筒合わせて7キロ。バッテリの持ち時間は10時間。バッグに入れて持ち運び可能というのもウリのひとつ。

お値段は1299ドル以上で、お届けは2018年の11月の予定。限定1000個のうち残り580個になってる(2017年10月27日午後11時30分現在)。eVscope の一般発売価格は2000ドルくらいになるとのこと。

面白そう。気軽にみんなで星を楽しみたいという意味では、ほしぞloveログさんや協栄産業さんらが電視観望を報告されている。SETIとは連携できないけど、アイピース越しじゃなくて、PCごしなら多くの人で楽しめるしね。

Sky Explorer SE-AT100N(2万円台)やSE-GT100N(4万円切ってるのか)にASI224MC(約4万円)をぶっ刺したら似たような構成になるのかな。

どの方法にしても天体への関心が広がるのは嬉しいこと。

電視観望 : ほしぞloveログ
天体観測始めました。
電視観望って楽しい! - ネイチャーショップKYOEI東京店 星ブログ
昨夜、東京都小金井公園で電視観望やってみました。夜空の状態は、薄曇りと光害であまりよい条件ではありませんでした。カシオペア座の星が4つだけ、白鳥座のデネブとサドルは見えるけどアルビレオは見えない、そんな明るさでした。 M15(球状星団)…撮...

この記事へのコメント

  1. ASI1600MC-CoolでM27を撮影しようとして、リアルタイムっぽく見えた時は腰ぬかしました (^o^)
    http://lqz.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/asi1600mc-cool.html
    あの感覚をお手軽に楽しめたらいいですね。きっとホントはお手軽ではないような気もしますが…
    アイピース覗いてディスプレイを見るってのがミソなのかな?望遠鏡で見てる感を保ちつつ、実はスタックされた映像をみてるって。
    肉眼にもスタック機能があったら、面白かったでしょうねぇ… あ、これ残像か…

  2. けむけむさん、おっしゃるとおり特にビギナーは望遠鏡での見てる感って結構大事なのかもしれませんね。ありがたみみたいなものでしょうか。テレビとかプロジェクターにドーンとでるだけでは、番組見てるのと変わらないですし。自分の目で覗いて自分で望遠鏡を動かしたとおりに、天体が見えるとか大事な体験なのかも。パソコンに出力される画像がスタックされていく様子もこれまた感動的ですよね。自分でやってみるって大事です。

  3. 面白そう。
    ミラーレスカメラでも、背面液晶のライブビューよりもEVF覗いた方が臨場感ありますしねぇ。

  4. あぷらなーとさん、言われてみるとEVFそのものですね。ファインダーのなかを覗き込みながら、目玉をくるくる動かすのが臨場感を生むのですかね。なんでだろ。

タイトルとURLをコピーしました