望遠鏡にオートフォーカサーがあったら便利だなぁと思ってた。極軸合わせと並んで撮影前の大切な準備なのできっちりと正確にやるべきところ、手抜きができるにこしたことはないものね(笑)
私はこれまで「電動フォーカサー」っていうのは、フォーカスノブを指で回すかボタンを押すかの違いくらいしかなくて、「結局は手動なんじゃないの?」とあまり関心がなかったんだ。
でも、ASI AIRが登場して以来、このガジェットでオートフォーカスが実現できると知った。さらにStellarMate OSやAstroberry-Jが動かせるようになったので、オートフォーカサーはさらに身近に感じるようになった。
そんなわけで「ZWOのEAF(電動フォーカサー)いいなあ」とネットでウインドウショッピングをしていたんだ。しかし、実際にこのEAFがどの鏡筒に対応しているかよく分からなかった。私が持っている遠征用の鏡筒はED81SIIとかR200SS。ビクセン鏡筒にEAFは使えるのかしら?って。
そんなときに星見屋さんでビクセン鏡筒用のスペーサーが販売されていることを知ったよ。「星見屋オリジナルの国産品」なんだそう。星見屋さんが取付手順をPDFで準備してくれているところもGOODなのだ。
ほかにもタカハシ鏡筒に対応したスペーサーもあるんだって。もっとも、私はタカハシを持っていないので関係はないけれど、対応鏡筒が増えるってのは吉報だね。
ZWO EAFのお値段は、税込26,000円。ちなみにビクセンのデュアルスピードフォーカサーは税込24,640円だ。ZWOが安いのか、ビクセンが高いのか、それとも両方なのか、よく分からないが、私がどっちを買うかは明らかなのだ。
ED81SIIとかR200SS用にEAFが2個いるな。まずは一個買ってみるかな。そしてその先にはASIAIR PROが待ち構えていると。
しかし、遠征にいけないうちは使えないのが残念なのだ。
この記事へのコメント
電動フォーカサーのいいところは、
ピント合わせ時にぶれない、ってとこですかね。
あとノートPCの画面見ながら、接眼部の手動フォーカサーを動作するのは大変。
AsiAir使いで、合体ロボ好き(オプションは全て付けたい)としては、
当然ZWO EAFも購入を検討しましたが、主力のBORGには付かないので躊躇中です。
タカハシもビクセンも持ってるけど、フォーカサー分の出っ張りが
運搬時に邪魔になりそうなのも買ってない理由。
まぁ、いずれ買いそうですが・・・
キャッシュレス還元があるうちにか?
国産の後付けデュアルスピードフォーカサーは高いですね。
一時期、自作を試みたくらいです。
デュアルスピードフォーカサーが標準装備の海外製鏡筒はかなりお買い得。
そしてAsiAirProの納期が5月下旬に延びました・・・
Gearboxもまだ届きません。
コロナめ・・・
ASI AIR PROは5月ですか。それはまた随分待たされますね。GearBoxはアップデータも配布されたみたいなので良くなっていそうなんですが。
EAFが手に入ったら、次は極軸を自動で合わせてくれる仕組みが欲しいですねぇ。TOASTかどっかがコンセプトを打ち出していたような気がするんですが、出てきませんね。どうなったのかしら。コロナめ(違
極軸合わせも苦手です。
なので、自動ではないですが、SS-ONEポーラー3を注文しました。
こちらもいつ届くか気長に待ちます。
SS-ONEポーラーもよさそうですよね。PCとスマホがいらないってところが素晴らしいです。
これ、FS60-CB stellarmateの組み合わせで使ってますけど良いですよ!!オートフォーカスボタンを押せば何回か試写してピントを追い込んでくれます。他にSE200NをHitec Astro DC Controller で国際光機さんのモーターフォーカサーKHMを動かしています。クレイフォードとDCモーターの組み合わせは、滑るのが原因かDCモーターが原因なのかはわかりませんがうまく行きません。
ブログ拝見しました! StellarMateが使えるようになれば、オートフォーカサーにも挑戦したくなるのが人情ですよね。オートフォーカス試したさにキヤノンのレンズを買おうとも思いましたが、EAFの方が安くすみそうです。いつポチろうか悩み中です!
こんばんは。はじめまして。
自分は星見屋さんからこのスペーサが出た当初に買って、R200SSに取りつけて
StellarmateOSで使っていました。ASI AIRとの組み合わせでは当時試したところでは
手動コントロールのみでオートフォーカスには対応していませんでした。タブレット
でフォーカスをあわせるのは苦痛で使い勝手は悪かったです。
その後EAF用の手動でフォーカスを制御するハンドコントローラーを入手して付けました。
これが無いとEAFを取り付けると手動でフォーカスを合わせることができず望遠鏡を
眼視用途で使うときに非常に不便です。
その後ACアダプタのケーブルやUSBケーブルの引き回しが邪魔で嫌になり、結局EAFは
外してしまいました。ASI AIR PROを入手したのでこの点が問題にならないならば再度
R200SSに取り付けるかもしれません。
(ASI AIR PROがオートフォーカスに対応したかは確認していません。)
なお自分の経験ではオートフォーカスの成功率は撮影する対象により差があります。
失敗したときは手動で合わせる必要があり、これが面倒で苦痛な作業なこともEAFを
使うのを止めた理由です。
以上参考になれば。
あとASI AIR PRO+SKY SAFARIで望遠鏡を制御すると、タブレット上で見たい星を
クリックして簡単に導入できるのでいいです。kstarsよりお気楽でお勧めです。
先日は小雲夕氏の「都会で星を楽しもう」を参考に春の重星めぐりを楽しみました。
望遠鏡はR200SSは重星を見るのには向かないので150mmマクストフカセグレンですが。
うこんさん、はじめまして! 詳細に教えていただきありがとうございます。特にハンドコントローラって必要なのかどうか悩んでいたので参考になりました。まさか手動で動かせないとは。フォーカスも星の選び方に慣れが必要ということですね。StellarMate OSもそうなのですが、ASI AIR PROとの相性に期待しています。もし、うまく動くことがあったら、ぜひまた教えていただけると嬉しいです!