5月26日は皆既月食が見られるっていうんで、電車と徒歩で近くも遠くもない都内の公園にロケハンも兼ねて遠征してきたんだよ。この公園は、以前から目をつけていた広い場所で、広く空が見渡せる。空は明るいんだけれど、明るさに関していえば、うちのベランダと大して差がない。電線がないっていうのが一番のメリットだ。
お気に入りのりゅっくにα6400、ミラーレンズ400mm、アマゾンのカーボン三脚、ボーグの経緯台というお手軽セットを詰め込んで出発。重さ的にはまったく気にならなかったので、次回遠征するときは、AZ-GTiでもいいかもしれない。大型の三脚だけは別のバッグに入れて持ち運ぶ必要があるな。
現着したのは、部分月食が始まるころ。低空なので月が見えないんだと思っていたんだが、雲に覆われていて、まったく月の面影も見えない。それでも、カメラを設営していたら……。
どこからか、「ジー」というのか「キー」というのか、高周波の電子音のようなものがかなり大きい音で聞こえてきた。立入禁止場所に入ってしまったんだろうか? モスキート音にしては、周波数は低い。音のする方に耳を向けてみたんだが、音源がはっきりしない。どうも遠くから聞こえてきているんではなくて、地面からのようだ。地面は芝で覆われていたので、モグラ避けの音かと思った。で、音源を踏んだら、音が消えた!
帰宅後、グーグル先生に尋ねてみたところ、これはどうもオケラの鳴き声だったみたい。音が止んだあとも、また鳴き声が聞こえてきたので、殺生はしなかったんだと思うよ。
遠征先ではキツネの声に驚かされたけれど、都内でも自然のあるところでは、生き物がいるんだね。月は撮れなかったけれど、虫の音が録れてよかったです。
山中星撮り恐怖体験、暗闇に響き渡る正体不明の叫び声
久しぶりに山の中で星の写真を撮っていたらね、怖い思いをしたよ。 AVXのセッティングを済ませ、おとなしくM82にカメラを向けていると、突然、森のなかから「ワー!」っていう女性のような悲鳴が聞こえてきたんだ。 暗闇に響き渡る、正体不明の叫び声...
この記事へのコメント
オケラ、都市部でも騒いでますか~
田舎にはいっぱいおります… ウルサイです…
オケラを捕まえるとゲシゲシと手をこじ開けて出てくるのが好きでした。子供の頃…
あ、同じです~、あの感触、くすぐったいような、ちょっと痛いような、独特の感覚で癖になりますよね~。
今は懐かしむだけだけど。
カメラde遊ingさん、「くすぐったいような、ちょっと痛いような」感覚が自分の手にも残っているような気がします。むかし、むかし、オケラで遊んだことがあるのかもです。
けむけむさん、都会っ子でもないはずなんですが、オケラとは知らずに踏み殺してしまうところでした。コンビニの前で飼っておくと、若者が店の前でたむろしなくなるんじゃないかと思いましたよ。
蚯蚓だって 螻蛄だって 水黽だって~♪
おけらを見て「あっ、おけらだ!」とはならない。^^←トカイッコ
蚯蚓、螻蛄、水黽…って難読漢字を集めた歌詞だったんですか! 蜻蛉、蛙、蜜蜂、雀、蝗、蜉蝣……頭が痛くなってきました(汗)
オケラの鳴き声って思いませんでしたね~
田んぼに水張って田植えの準備してると、水面でアップアップしてるのを鳥たちがやって来て入れ食い状態で食べられてた・・・チョット可哀想って。
コチラでは今頃の夜の音と言えば昔から田んぼのカエル。屋根を開けるとカエルの大合唱が星空からまさに降るように聞こえてきます。
人間、指向性のない音響に包まれると、無重力場のような浮遊感を覚えるみたいです。
オケラって水面にもいるのですか! 鳥たちには、パリパリしておいしいんですかね。
こちらではカエルの声なんぞ聞こえるはずもなく、その声で星空の浮遊感を感じてみたいです(^^)
オケラの声、初めて聞きました!!
私が出歩く先では聞いたことがありません。
いないのかなあ??
札幌市内の、幹線道路の歩道で見たことはあります。
うーん?都市部のほうがいるの??
めりーさん、北海道にはカブトムシとちがって、オケラがいるんですね。私の場合、電子音みたいに聞こえたので、音を意識したらオケラの鳴き声は聞こえているのかもと思いました。