SD改造ED81SIIと赤外線改造α99で撮影してみる

フルサイズ改造をしたED81SIIと赤外線改造をしたα99の組み合わせで写真を撮ってみたかった。ついでにPCレスの撮影というのをやってみたかった。
その前に、架台をAP赤道儀にしてみたんだけれど、ウエイトが2kgではバランスしなかった。これは誤算。仕方がないからAVXに載せる。次に極軸合わせ。PCレスということで、極軸望遠鏡をのぞいてみようと思ったけれど、暗視野装置もないので早々に諦めて、Polemasterで北を取ることに。完全にPCレスという目論見はここで終了。
フォーカスは金星で合わせる。バーティノフマスクのひげは分かりやすかった。アライメントは、DSLRでもちろん不可能なわけじゃないけど、CMOSカメラをPCで映していく方が楽。カペラ、プロキオン、アルクトゥルスで3点アライメントが完了。
天体としては星雲が良かったので、ふたご座のクラゲを狙う。導入にステラナビゲータを使ってしまった。ハンドコントローラでやるより中央が取りやすい。やっぱりPCは便利。で、撮影にかかる。ガイドなしだったのか極軸がうまく取れてなかったのか3分の撮影で星が流れてた。失敗。1時間返せ。というか試写してから本撮影に入るべき。仕方がないからM-GENを引っ張り出してくる。
次の対象はふくろう星雲とM81,M82にしてみた。前回は「銀河でござーい」って感じの主張の強い写真だったから、自然と広がる写真を狙う。ダークとフラットを撮影するのが面倒。特にダーク。撮影の合間に10枚撮影した。フラットは自作の木桶で撮影。こちらは連写ですぐに終了。
次に現像。ステライメージの自動処理を選んでみた。時間はかかるけど、今回は、ほぼ一発で完璧に近い仕上がりにしてくれた。そのあと、ステライメージの「かぶり補正」で難儀した。うまく補正できないので、フラットエイド使ってみることに。一発でかぶりが消えた。星の真ん中に穴が空いていたりするので、パラメータとか外部編集ツールでさらに追い込んでいくしかなさそう。それにしても強力。フリーソフトというのもありがたいです。
FlatAide フラットエイド

ということでM81,M82はこちら。NGC3077,NGC2976が写っている。ダーク嫌いを克服できたのはよかったです。
m81.jpg
m81_astrometry.jpg
Flickrに元サイズをアップしてみた。右下がピンぼけしてる。アダプターリングとTリングのスケアリングのせいだと思う。
m81
■撮影データ
・撮影日:2018年5月5日
・鏡筒:ED81SII (D=81mm, fl=625mm, F7.7)
・補正光学系:SDレデューサーHDキット 0.79x (fl=493mm, F6.1)
・カメラ:α99 天体改造
・ガイド:M-GEN
・赤道儀:Advanced VX
・露出:総露出時間60分(3min x 20)

『SD改造ED81SIIと赤外線改造α99で撮影してみる』へのコメント

  1. 名前:オヤジ 投稿日:2018/05/05(土) 14:31:54 ID:3c292f20c 返信

    フルサイズなんですねα99って。!!!
    AP赤道儀ですが、梅雨が明けたら、天の川専門で使う予定です。
    やはり、ターゲットが見つからないと時間ばかり浪費して、星撮影はAVXですね。(汗)
    まあ、あかポタのように、ちょいと当たってしまい極軸をずらしてしまったり。その点、少しはましでしょうか。(笑)
    また、四五んち、天気わるいですね。(汗)

  2. 名前:にゃあ 投稿日:2018/05/05(土) 15:08:39 ID:5627e7f93 返信

    オヤジさん、そうなんです。α99はフルサイズなんですよ。陸戦型として使ってきたのですが、宇宙戦でも使えたらなぁと思っていたら、今回ピンぼけが発覚。追い込みとか細かい作業苦手なんですよね(汗)なので結局55FLとα99、AP赤道儀の組み合わせとかポータブル赤道儀とα99で星座写真や星景写真もよさげです。これがPCレスで一番お手軽かもです。晴れの夜空は楽しいですね。

  3. 名前:けむけむ 投稿日:2018/05/05(土) 15:46:14 ID:f2fc00831 返信

    昨夜、ほぼ同じ構図を撮影しようとして、うまく撮影できずに、うううう~ん… なう

  4. 名前:にゃあ 投稿日:2018/05/05(土) 16:29:46 ID:5627e7f93 返信

    けむけむさん、こちらもうまく撮れたのかどうだかです。ピンぼけが気に入りません(笑)しかし、FlatAideの威力すごいですね。これに頼り切ってしまいそうです。ただ、上手に処理しないと星や銀河をスタンプで押したみたいになっちゃってるので、試行錯誤しないとです。

  5. 名前:cockatoo 投稿日:2018/05/05(土) 21:02:34 ID:3ded956cf 返信

    IRISのgradient removal ツールや、PixInsightのDBE等も似た機能を提供していますね。
    http://www.astrosurf.com/buil/iris/new540/new540_us.htm

  6. 名前:あぷらなーと 投稿日:2018/05/06(日) 02:24:47 ID:8469e5457 返信

    フラットエイドも使いこなされてるんですね。
    ホント勉強熱心ですねぇ。
    フラット補正は今のところまだヒヨコ状態なので、これからジックリと勉強していこうと思います。
    ※オートガイドにフラット補正・・・どうも皆さんが努力しておられる分野が苦手で苦手で(笑)。今後のにゃあさんレポートにも期待です!
    皆さんがやろうともしない『変態技』の開発は、私にお任せあれ♪

  7. 名前:にゃあ 投稿日:2018/05/06(日) 12:16:49 ID:fbfb34a56 返信

    cockatooさん、ありがとうございます。カブリを気にして高緯度の天体を狙いがちなんですが、カブリ耐性がついたら、被写体の選択肢が増えそうなので、いろいろ試してみたいと思っています。Pixinsightは強力だと聞きますがステラをまだ卒業できません(笑)

  8. 名前:にゃあ 投稿日:2018/05/06(日) 12:20:38 ID:fbfb34a56 返信

    あぷらなーとさん、フラットエイドは使いこなせてないのですよ。PSの入ったmacとステラの入ったwinの行き来が不便なんです(汗)。天体写真は撮影半分、画像処理半分ですかね。あ、いや機材も入ってくるから、飽きがきませんね(笑)変態技、楽しみにしてます!