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ポラリエを旅行に持って行ったよ、重かったよ

いつもは自動車で移動するのですが、この土日、写真好きの友人と新幹線に乗って東北方面に一泊二日の旅行をしてきました。満月期にかかるので、天体写真は期待していなかった一方で、ひょっとして星を撮りたいと思うかもと、ポラリエを持参しました。
中尊寺.jpg
おまけ:中尊寺の紅葉。地球は色に溢れてますね! ポラリエまで持っていってるのにスマホで撮るというやる気のなさ…
持っていったのは、下記の機材。カメラとレンズをのぞく機材の合計はおよそ5kgでしたが、旅行中、えらく重く感じてしまいました。ダイエットはどれくらい可能でしょうか?
重量.jpg
総重量は5.7kg
カメラ(0.22g)とレンズ(0.5kg)でを加えると、撮影機材だけで5.7kg。赤道儀のウエイト一個分だと思うと、たいして重くないような気がするのですが、これが、肩に食い込むくらい重く感じたのですよ。機材は軽いにこしたことがありません。

極軸合わせをアバウトにすることで1.2kgの減量
レンズを300mmまでの利用に限定し、極軸をアバウトにすることを覚悟したら、このなかで削れるのは、極軸望遠鏡(0.2kg)、微動雲台(0.3kg)、ウエイト(0.7kg)の合計1.2kgでしょうか。これで合計3.8kgにダイエットできる計算です。ウエイトが減らせるのは、ペットボトル ウェイトアダプターのおかげです。金属製のウエイトを持って行かなくても、出先で購入したペットボトルに水を満たすとウエイトになるというスグレモノだからです。
三脚を軽量化してみれば0.7kgの減量
あと、削れるとしたら、三脚ですよね。約2kgは軽いように見えて重い。脚が弱いと風が吹くとアウトなような気もしますが、登山用に愛されている三脚なら1kgを切る製品があります。
SLIK 三脚 スプリント MINI II :0.78kg(耐荷重量 : 1kg)

しかし、これは耐荷重が1kgと少し心もとないのは確かです。ちょっと丈夫そうな三脚は、たとえばこんなの。
VANGUARD コンパクト三脚 : 1.27kg(耐荷重4kg)

合計2kgのダイエットは可能だとおもう
耐荷重が4kgあれば十分な気がします。この三脚だと1.27kgですから、ポラリエ三脚とくらべて700gの軽量化達成です。この組み合わせで重量は3kg。カメラとレンズを加えて3.7kgです。今回の機材よりも2kg軽くなる計算です。5.7kg vs. 3.7kg どっちを選ぶか?この2kgが精度の差ともいえます。
重量2.jpg
今回は極望や微動雲台は使いませんでした。友人のカメラを載せて撮ったので、私のSDカードには画像が一枚も入らずだったのですが、300mm,30secで、月面、プレアデス、ヒアデス、M42がまぁまぁ流れずに撮れて、友人も喜んでましたから、重い目をした甲斐はあったというものでした。
星景写真と割り切るべきか
しかし、ポタ赤で撮るのは、星野写真ではなくて星景写真だけだと割り切ればもっと軽く、2kg程度に収められわけですよね。そもそも景色を楽しむ旅行であれば、星を撮るにしても脇役にまわってもらうのがいいのかもしれませんね。
おまけ:結局、ポラリエを使わずにテキトーに松島の夜を撮る。星空が目的じゃないと、ポタ赤であっても立てるのが面倒になる
DSC09334.jpg

この記事へのコメント

  1. 割り切って固定撮影するのがいいかもですね (^o^)
    荷物増えるのイヤですもんね…

  2. オヤジも、数年前、こんな旅をしたことあります。
    選んで軽いのは買わないので、三脚が重いんですよね。
    で、何処にでも巻き付く「ゴリラ何とか」と言ったので代用したのですが、意外と、自然環境下だと、使える所が無くて大失敗したことがありました。(笑)

  3. けむけむさん、おっしゃるとおりです。目的を星に絞るのでなければ、機材は重いだけなので、固定20秒とかで十分な気がしてきました。

  4. オヤジさん、そうなんですよね。三脚はがっしりした製品がデフォルトだと思いますので。機材的にはアストロトレーサー内蔵のK3とか興味ありますけど、結局重くなりそうですし、出動回数を考えると、割り切りが必要なのかなと。

  5. お~。旅行にポラリエ持参とは素晴らしい気合いですね。
    ちなみに、スカイメモNSを購入したのは、数ヶ月に渡る南米出張が決まった学生時代なのですが、いざ荷造りしてみるとあまりにも重すぎて断念したヘタレです。標高5200mmにある研究所に宿直しながら連日見上げた大小のマゼラン雲とか壮観だったんですが、写真が1枚もありません。無理してでも持って行くんだった・・・・。
    あの時代にポラリエがあればなあ。

  6. 5200mmの星空ですか!しかも南天だなんて、私は一生目にすることがないと思いますよ〜。目に焼き付けてこれただけで羨ましいです。南半球へのご旅行はぜひ、軽量ポタ赤で!

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