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スマホで電子ファインダーを実現できないか?

けむけむさんのエントリーを読んでいて、ファインダーをなんとかしたいと思った。覗き込む姿勢を少しでも楽にしたいなって。いくつか問題がある。
(1)普通のファインダーだと天頂方面でイナバウアーをしなければならない。ファインダーを覗く角度が特に狭く、つらい。
(2)イナバウアーを避けるための直角ファインダーだと天体をファインダー内にとらえるのが難儀
(3)XYスポットファインダーは、ファインダーにとらえやすいけど、イナバウワーも必要だし、レティクルが明るすぎて、天体が見えなくなる場合があるし、近視や乱視にはつらい(私はこれ)。
どれも一長一短。で、楽なイナバウワーはないかと考えた。別に体をタコのように柔軟にするという話ではなくて、スマホを電子ファインダーにできないかなってこと。そしたらイナバウワーはしなきゃならないけど、スクリーンをのぞきこむときの角度が広いので多少、楽になるはず。正立だしね。
試しに、東京の明るい空に見えた冬の大三角をスマホのカメラ越しにみたら、3つともちゃんと写ってる。眼視では見えなかった変態オリオンさんの三ツ星ベルトも見えた。東京でもスマホで2等星くらいならスマホのスクリーンに映せる。ズームもピンチでできるから案外いいかも。
orion.png
スマホで撮影したオリオン。ファインダーになりそう。見やすいように多少画像処理&トリミング済み
あとは、どうやって鏡筒とスマホを固定するか。スマホホルダーとかスマホアダプターというのがある。アイベルさんでスマホアダプターⅡというのが2850円で取扱がある。ただ、この子は1/4ネジで接続するタイプなので、鏡筒に1/4ネジのオスがないといけない(自由雲台は付属)。
smad2a.jpg
アイベルさん取扱のスマホアダプターⅡ( http://www.eyebell.com/eyeorigN.htm )
あれば解決だけど、私の場合は、1/4ネジがアルカスイスを固定しちゃってるから、アリミゾ台座の上にスマホアダプターを載せたい。とすると1/4ネジが通るアリガタが必要になると。
あるいは、シュミットさんでNorthern Cross スマートフォン用ホルダーアリガタ仕様という製品が2808円であるんだけど、この子は左右に動かせても前後方向動かせないみたいだから、鏡筒と光軸を合わせられないかもしれない。
どちらにしても、アリガタ+スマホアダプターⅡで電子ファインダーを試してみたい。どうかしらん? どのアリガタなら1/4ネジが通るか調査中なのだ。
追記:難しいこと考えずに、アマゾンの下に示した商品とスマホアダプターⅡを買えばいいのね。うん、わかった。

この記事へのコメント

  1. こここ、このアルカスイス・プレート、どっかで見覚えががが…
    で、CMOSファインダーを活用する策として、Cマウントのズームレンズを使うってのを思いつきました。
    主鏡とCMOSファインダーを合わせる時やアライメントで星が入ってなかった時は、広角側にしちゃって、中心に寄せた後、望遠側にしちゃえばいいぢゃん。賢い俺!的な。
    問題は激安ズームがどっかに落ちてるかどうか…
    (ほとんど使わないCMOSファインダーに投資したくないし)

  2. けむけむさん、やっぱりズームが便利に思えますよね 。ロシア製とかでやすいのないのかな。しかし、いろいろ工夫しているうちに勝手にアライメントしてくれる装置とか出てきてファインダー自体が消えるような夢を見ました。

  3. スマホのカメラのみでも星座見えるのですね。知らなかった。
    私、いまだにガラケーなので(笑)時代について行けません。タブレットなら色々持ってるので試してみようかなぁ。

  4. これ、面白いですね。
    スマホなら古いのが4台あります。
    でも、鏡筒との光軸合わせが、千ミリ二千ミリだと難しいですかね。

  5. あぷらなーとさん、タブレットをお持ちですか! それなら、さらに覗き込みやすいかもしれませんね。使いやすいホルダーがあるといいのですが。いろいろ使い勝手のよいアプリがないか探してみます♪

  6. オヤジさん、4台あれば選び放題ですね(笑)1000mm以上の光軸合わせがどれくらいシビアなのか分かりませんが、800mmなら私が人柱になれるので、ちょいとやってみます。しかし、いつも新しいことをしようと思ったら雨だったり曇だったりと散々ですね〜

  7. 写真のスマホの左側に出ている棒状の物は何ですかね。
    人柱、期待してます。(笑)

  8. オヤジさん、棒のようなものは引っ張りのスプリングの取っ手みたいです。しばらく探したら、150円でスマホを固定するホルダーがアマゾンにありました。自由雲台があったので150円コースでやってみます!

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