先月末、AliExpressで見つけた天体専用を謳うコンデジの値段が5500円とみて、指がポチッと逝ってしまいました。NANO1に5万円近く出資した身としては、競合とも言えるこの製品をどう受け入れたらいいのか、頭と心の整理がつきませんでした。
商品名がよく分かりません。「Ciwa USB 20MP 光電子接眼レンズ」と言う文字列が読めるので、電子アイピースだと言うことはわかります。アイピースと言うくらいなので、ノーズは31.7mmなのでしょう。Cマウントともなんとも書いてないので不明ですが、ノーズは取っ替え可能なようです。
スペックです。1/2.9インチのギャラクシーコア製のカラーイメージセンサーを搭載。5120×3840の解像度。900mAhのバッテリーを搭載。記録用の16Gメモリを内蔵。日本語対応。背面スクリーンのサイズは2.0インチ。動画対応でビデオフォーマットはMP4/H.264。重さは55.9g。サイズは58mm*40mm*25.5mm。
プロダクトの写真を見ると、HDMIのインタフェースがついているので、小さいスクリーンだけでなく、そのまま家庭用あるいはコンパクトディスプレイに画像を出力できるようです。もちろんスマホにも転送できるみたいです。
今はディスコンとなっている、ケンコーから出ていたデジアイピースの代替には良さそうです。なんたって5500円。写真も撮れる。もっとも天体用と言っても、ノーズを接眼部に突き刺せるだけの製品といえばそれだけ。肝心のイメージセンサーの性能はよく分かりません。BSIでもなさそう。
なんて、ウェブをさまよっていたら、すでにお買い求めになられた日本のユーザーさんを発見。
木星の作例が掲載されていました。「眼視のついでに(割と)気軽に撮影出来る点がメリット」で、「用途に合えば楽しいかもしれません。」とのことです。
しかし、しばらくたってもAliExpressのストアさんが出荷するそぶりがなかったので、心が平静を取り戻し、注文をキャンセルしてしまいました。しかし、電子アイピースとして使うのならいいのではないでしょうか。気が変わったら注文してしまうかも。珍しくAliのリンクを貼っておきます(アフィリエイトじゃないよ)。
この記事へのコメント
また、あy… もとい、面白そうなモノをw
画素数が何気に多いっすね。モノクロかな?
けむけむさん、カラーみたいですよ。ギャラクシーコアのセンサーって使ったことがないので興味津々です。上書き保存してくれるので、メモリの残を気にしなくていいとか書いてあったので、ドラレコのレンズ部を抜いただけの製品かもしれませんが。
ドラレコ、ビンゴっぽいですね…
なんとなく、レンズは、CCTV用のM12 のタイプな予感…
けむけむさん、CマウントならM12の変換アダプタ噛ませられますしね。あぁ、実は最強?
キ・ャ・ン・セ・ル ・・・だと!!!
レビューキャンセルしてたのにぃ!
まぁ、怪しさ爆発ですよね。
リンク先の記事だと月はきれいに写っていますけど、
超高級電子アイピースをお持ちのにゃあさんには不要ですかね。
えぇ、私も持っていますので、買いませんよ(笑)
日本語対応ってところが気になりますが。
せろおさん、迅速対応って大事ですね。お客様の心変わりがありますものね。白黒センサーなら、じっと我慢してたと思います。しかし、私たちの高級電子アイピース、どうしてくれましょう。センサーと液晶が多少大きくて、アルミ製でってとこだけが救いですかね? 近く、NANO1のスマホアプリにスターマップ機能を実装するそうですよん。
スターマップ機能!
Nano1電子ファインダー化で活用・活躍する日がようやく来るのか?
せろおさん、でもおそらくなんですが、スターマップが実装されるのはスマホアプリの方で、本体ではないような気がします。スマホと同時にNANO1をかざすという….専用アプリでなくてもできるような機能だったらどうしようかと…
↑ということは、普段は車にセットしておいてドラレコとして活用し、晴れた夜空の時には星空の撮影にも使えるということでOKでしょうか?
是非、レビューして欲しかったなぁ・・・。
カメラde遊ingさん、その使い方ができると、稼働率がグーンと上がって、無茶苦茶コスパが良さそうじゃないですか。うちの車、ドラレコついてないし、なんだかまた欲しくなってきますよ…
センサーサイズの割にめちゃ高画素だなぁ。
ドラレコにはもったいない気もする。
ただこの画素数ってスマホにはいいけど、天体用としてはどうなんだろう?
もう少し画素数を抑えて、高感度へ振った方がいいように思うけど。
だって、1/2.9で20Mって、フルサイズにすると10億ピクセル相当だよね。
(エッ!ケイサンアッテル?)
まぁ、リンク先の月はきれいに撮れてるから問題はないのかもしれないけど、スマホのカメラと違ってカメラの裏でガシガシ処理して撮って出し勝負の世界とは違うからね。
しかし、キーウィの断面の色だったり、紫キャベツの紫の部分だったりと、この手のカメラの色は楽しいね。^^
※カメラだけのせいではないかもしれない。
OK buttonって、「設定完了、あとは任せた。」とカメラに伝えるボタンなんでしょうね。
アトハタノム^^ ポチッ!
是空さん、確かに恐ろしい画素数ですね。QHy5III178Cでも3072×2048ですから。でも中華スマホでは高解像度化が進んでいて、センサーサイズは不明なものの、すでにHUAWEI P30 Proは4000万画素ですし、OPPOは4800万画素とかいうスマホ出してるので、これが普通なんですかね?(笑) おっしゃる通り天体用には高感度に振って欲しいんですが、そのまま価格に跳ね返ってきそうです。IMX224を積んで5万円でなんとかして欲しいところ。OKボタンというのも雑な気がしましたが、かえって斬新?
”斬新”に一票。^^ノ
おお!
と思ったら、キャンセルしちゃったんですね。残念(笑)。
全く違う機種ですが、こちらは激安カメラの活用テストを始める予定です。
あぷらなーとさん、私にも理性というものが残っていたようです(笑)天文ギョーカイはデフレ基調なのでしょうか、激安カメラと聞いて気になって仕方がありません!
ご無沙汰です。 ちょっと高いですが、syonix auroraはどうでしょうかね。
最近、$399の廉価版(後継機かも)aurora sportが出て、興味が出てきました。
ただし、対物レンズが組み込まれてしまっているので分解でもしない限りコリメーション
CMOSセンサーが同社独自のもので、画素サイズがとても大きいだけでなく、赤外域の感度が高い独自技術が使われている というのが魅力的です。 IRパス(可視光ブロック)フィルタを使って、光害をごっそり削れる?
cockatooさん、ご無沙汰しています。廉価版がでたのですか。センサーも発展途上なのですね。ギャラクシーコアもそうですが、ソニー以外の産業用センサーが安価に出回ると星の撮影が変わってきますね