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α99改によるアンドロメダ銀河、ダークとその適用後

EOS Kiss X7iのバッテリを探していたら、α99のバッテリも一緒に出てきた。迷子になっていたので、α99のダークが撮影できなかったんだ。なので、今回、StellarMateネタはちょっとお休み。

以前、α99改で撮影したM31を紹介した。ひどいアンプノイズ?だったんだよね。撮影したダークファイルを引いて、どこまで改善するかというのが見もの。

まずは、ダークを15枚撮影した。やっぱり、ひどいアンプノイズ(?)だ。強調した1枚をみてみると、こんな感じ。オーロラか何かと間違っちゃうよね。

ついでにフラットもあてて、コンポジットした。300秒を13コマ。それがこちら。取り切れなかった周辺減光などをクロップしてある。

色合いは微妙だし、フラットが合ってなくて、カブリも目立つけど、見どころはそこじゃなくて、ノイズがきれいさっぱりに消えているところだよ。ディザリングをすれば、ダークがいらないんじゃないかという話があったけど、それはD810Aのようにノイズに強いカメラだから言えることかも。

α99のようにアンプノイズ(?)が出まくりな機種は、ディザリングだけでは不十分で、このアンプノイズ(?)を引くためにもダークが必要、だということが分かった。また、ダークはセンサー温度が厳密でなくていいし、今回のように撮影日とは別の日に撮影ができるということが分かったので気が楽になった。たまにはα99をDSO撮影に引っ張ってこようと思う。

しかし、アンドロメダ銀河のバルジは丸く残した方がいいのか、扁平状に広げた方がいいのか、なかなか好みが安定しない。

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この記事へのコメント

  1. おお!
    なかなか見事にアンプノイズが消えましたね。
    これなら星雲星団撮影の即戦力になるのではないでしょうか!

    ダークファイルは ある程度使い回しができるので、天気が悪い日にドバドバ撮りためてコンポジットしてストックしておくと楽ですよー。

    • あぷらなーとさん、ありがとうございます。カメラによってこんなにアンプノイズの出方が違うというのは想像していなかったです。また、こんなに醜いノイズが消せることに同じくらい驚きました。ストックはダークライブラリというやつですね。天気が悪い日の遊びが増えました(笑)

  2. アンプノイズも凄いけど、それ消しちゃうフラットも凄いですね
    フラット、何回やってもうまく行ったり行かなかったり…
    APT の Flat Aid で撮ってみたらいいのかなぁ(すごく時間かかるみたいです)

    • けむけむさん、フラットはダークより難しいですね。ゴミ取りには効いても、周辺の減光とかが取りきれません。これまで真面目にやったことがないです……。今回はDSLRだったので適当だったのですが、CMOSなら時間がかかってもAPTとかSharpCapでやったほうが、いい結果がでるかもですね。今度、やってみますー

  3. ダークフレーム見た瞬間に、鍵穴にあった鍵を見るようで面白い。
    このセンサー特有かもしれませんけど、アンプノイズの強い部分が面を形成いているので見ていてかわかりやすい。

    天気が悪い日の遊びを増やすのはほどほどに、指の趣くままに。^^;
    指がぁ、指がぁ。←これツボ

    • 是空さん、鍵穴のたとえは秀逸ですね! まさにそんな感じでダークが引けました。

      >指がぁ、指がぁ
      気に入っていただいて何よりです。StellarMateも指のせいです(笑)しかし、この製品はすぐにクイズが解けないのでコスパがいいですよ。GPSのドングルに指が動きそうですが(笑)

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