スポンサーリンク

6月21日の部分日食に備えて画角を確認する

太陽と月って、見た目の大きさが同じだということだから、6月21日の部分日食の撮影に備えて、お月さんを撮って画角を確認することにした。食の最大が17時10分で高度が20度くらいとのことだから、ベランダからでも方角的には問題ないだろう。いや、新月なんだから遠征先で撮影するという手もあるな。天候しだいか。

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/06-topics03.html

いつも使っている36ED(200mm)とASI385の組み合わせだと少し小さい感じだったので、久しぶりにNC77を引っ張り出してきてみた。

NC77は教育目的で開発された、我が家にあるベランダ用で最も高価な望遠鏡なのだ。焦点距離は不明なのだが、たぶん300mmくらい。眼視用として組んであるけれど、アイピースの代わりにASIカメラを挿せば、ピントが出るようになっている。AZ-GTiを赤道儀モードにして鏡筒を乗せる。

雲が流れているし、長焦点というほどでもないのに、そよ風が吹くと架台が揺れる。電車が通るとベランダが揺れる。丈夫な三脚と雲台が欲しい……。

SharpCapで撮影してみる。黄色いフリンジが出るが、クローズアップレンズにしてみればなかなかの写りだ。これがなければ最高なんだが。AS3→Registaxで処理したのがこちら。ノートリミング。

白黒にしてフリンジをごまかし、コントラストと明るさを調整してみた。太陽なら、色とか関係なさそうだし、白黒でもいけるだろう。この画角なら、ちょうどよい感じだ。

ありさんストアで、ソーラーフィルターを発注してみたが、3週間以内に届くだろうか。届かなければ、無駄だな。こんなところで賭けをしなくてもいいんだが(笑)

Kenko 400mmミラーレンズとASI1600MC-COOL(非冷却)でもROI(1920×1200)して撮ってみた。さすがミラーレンズなので、フリンジは出ない。画質はこっちのほうがいい感じがするな。こっちかな。

この記事へのコメント

  1. 部分日食のことはすっかり忘れていました。
    ちょうど日曜日なので有給取らなくてもいいですね。
    太陽も夕方なら導入しやすそう。
    まぁ梅雨の時期なので天気が一番心配ですが・・・
    取り敢えずND100000を落札しましたが、58mm径なのでBORG 55FLにしか付かない(笑)

    一昨晩は月没からどうにか晴れたので、ステラショット2&Gear Boxのテストをしました。
    極軸補正をしてみたら修正量が大きく、どうやらうちのSXP赤道儀の極軸が大きく狂っていた模様。
    ノータッチだと30秒以上で流れまくるからおかしいとは思っていましたが・・・
    極軸修正後は60秒以上の露出でもOKになりました。

    ステラショット2は何度か画像保存に失敗したり、動作不能に陥ることが有り、
    安定性がイマイチ・・・
    それでも導入補正で構図を修正できるのは楽ちん。
    しかしノートPCの電源ケーブルを忘れ、2時間くらいしか試せませんでした。

    次はAsi Air Proを試したいですが、満月期→梅雨入りのコンボでいつになるやら・・・
    その間にEAFも届くでしょうが、どの望遠鏡に付けようかなぁ。

    • せろおさん、昨日注文したところなのに、さっき、ありさんから「間もなくご注文の商品が届きます!」というメールが来ましたよ。このメールがくると1,2日で商品が届く感じなのですが、本当でしょうか。びっくりです。たぶん、届かないと思うけど。

      コロナが落ち着いたかと思えば、梅雨入りしてとか。去年に続いて不漁の年になりそうな悪寒がします。いや、星を撮るより機材いじってるほうが好きかも(内緒)ASI AIR PROいつ注文しようかなあ。せろおさんのレポートを待ちたいのですが…

タイトルとURLをコピーしました