記録によると、私がペリカンケースの1170を買ったのは、アイピースを持ち運びするためだったらしい。
その後、アイピースを使う頻度はぐんと減って、代わりにオートガイダーのM-GENを入れるケースになっていた。M-GENはすばらしい製品だと思うんだが、ケーブルが多くなりすぎて、設営中にやる気が失せてしまった事件があり、退いてもらうことにした。
やべぇよ、やべぇよ。設営中にやる気が失せてしまったよ
仕事が落ち着いてきたので、久しぶりに遠征したんだよ。遠征は、昨年の夏以来なんじゃないかねぇ。実のところ、天体写真に飽きちゃってはいないだろうか、機材は使えるんだろうかと不安だったんだけど、重い腰を挙げてGO! るん、るん、るん♫ 夕暮れ前に...
となると、この黄色いペリカンケースは、別のアイテムの持ち運びに使いたい。思案したところ、現在、改造・調整中のR130Sf用のカメラと接眼部を収納することに決めた(鏡筒につけっぱなしにすると折れそうだし)。しかし、ペリカンケースの詰替え用のウレタンフォームは案外高い。純正品はブロック単位でウレタンを抜くことができて加工しやすくていいのだけれど、3000円から5000円くらいのお値段がする。
で、部屋を見渡してみたら、3Dプリンタを梱包していた、何か知らんが発泡材があったので、こいつを代用してみることにした。こんなやつだ。これを
こうやって重ねて切り抜いて、
こうする。カメラと接眼部だけではなくて、フィルターも収納することにした。UV/IRカットフィルターはゴースト対策もあるのでつけっぱなし。同梱したフィルターは、LPS-V4とL-eNhanceの2枚。
まだ空きがあるので、何を入れるか考える。回転装置のネジをイモネジ化したときのために、六角レンチとかミニ工具一式を入れるかな。
ペリカンケースは高いんだが、Amazonベーシックなら類似品のハードケースが3000円台からある。ペリカンケースをアメリカのアマゾンで買うといくらかは安いんだが、最近の円安でどうなんだろう。どっちにしても、次買うとしたら、安いほうでいいや。
この記事へのコメント
綺麗にできてるやんけ。^^b ナゾノ カワチベン
しかも廃材利用とくれば◎だね。
この界隈の多くの人が緩衝材のくり抜きを経験してるんじゃないかと思う。
実際にやることは簡単なんだけど、綺麗にくり抜くのが難しいんだよね。
商品などの梱包用は、レーザーや熱線とかを、プロッターのように機械制御してるんだと思うけど、素人の定規とカッターやニクロム線を手動制御で綺麗に作るには、器用さが必要そうだ。
そういえば、発泡スチロールはガキのころから切るのが苦手です。粉雪が舞ってしまいますね。コナーーーユキー♪
今回の発泡材は、なんていう素材か分かりませんが、カッターナイフで切りやすかったです。
にゃあさんの機材愛、アイテムをとても大切に扱ってるのは、素晴らしいと思います。天体界隈の先達の方々の機材愛・・見習わなくちゃと思います。
ウレタンパッキンの加工を見てましたら、過去にカメラde遊ingさんが発泡ウレタンのスプレーで作ってらっしゃるのを思い出しました。
http://camera-de-youing2.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-25dfaf.html
i*matさん、ありがとうございます。肝心の鏡筒はケースなしバッグなしの状態なので、何かしら用意してあげなくてはです。