空の様子が良さそうなので、AP赤道儀をベランダに設置した。月と木星が見えていたのだが、雲がかかっていて、まともな写真が撮れそうもないので、ロングパスF2.4鏡筒の試写をして遊ぶことにした。
スタート地点は目視できる木星から。光学ファインダーで木星を導入した。カメラはQHY5III178Cにした。焦点距離は200mm x 0.6倍なので120mmになる。センサーが1/1.8サイズなので、35mm換算では、ざっくり5倍くらいの600mmになっているはず。
イオとガニメデが見える。Night Sky H-Alphaを通してカラーカメラで撮影しているので真っ赤だ。ダークを撮影しておいた。まだ空が持ちそう。光学ファインダーを取り外し、QHY5III174Mを電子ファインダー兼ガイドに回した。
この段階で、ダークを撮影。ダーク引きをしながら撮影の様子が見られるようにしておいた。すぐとなりの月に移動する。
月はSharpCapに写った画像だけ確認だけして、次はアンタレスを目指す。肉眼では見えないけど、ファインダーを頼ってアンタレスに到着。恒星を撮っても面白くないので、M4に移動。電線に挟まれていて、ガイドが星を見失いそうだ。都会の宿命。
ここからが問題。
M4の撮影直前に、Gain30, 15sec でダーク15枚、SharpCapで撮影しておいた。平均化処理済みのダークをSharpCapに読み込ませ、ライトフレーム撮影と同時に減算するようにした。Gain30,15secの100枚を撮って終了。
コンポジット前に、ステライメージ8でライトフレーム1枚を開いた。ホットピクセルの削除とベイヤー変換を済ませて見てみたところ、なんかおかしい。ノイズが乗ったままになってる。青と赤のノイズはないなのに、緑のノイズだけ残ってる。こんな感じ。
SharpCapで作成したダークフレーム(下)を開くと、赤、青、緑のノイズが撮影されている(上下の写真は同じ場所)。
何が間違っているんだろう。どこかで引き算を間違えたんだろうか。ダークを引きながら撮影したのがいけなかったのかな。何もせずに保存したほうが良かったのかもしれない。あるいは温度変化なのか、ダークが少なかったのか。
原因を究明できるか分からないけど、問題だけメモしておく。
この記事へのコメント
ディベイヤーで GRBG とかだと、Gが2つですよね。緑色に人間の眼が敏感だからGが2つなのか違うのか知りませんが、この2つのGがナニか悪さしてるのでしょうか?
生データ(バイナリ)とダーク減算後を比較すると分かるかも。
な~んてな事書くと、病室で先生がウズウズしちゃうので、このコメント見せちゃダメです (^o^;
けむけむさん、昔、フォックスなんとかみたいなバイナリエディタを使っていたような記憶がありますが、いまはみなさん何を使ってらっしゃるんでしょうね。あ、先生に見えちゃってますよね? コメント欄のパーミッションが777になっています!(笑)
狐バイナリ、ありましたね~。アイコンが動くっつー
アイコンが動いたんでしたっけ。おぼえてない〜
ううっ、目の毒。
ライトフレームと、ダークフレームの型(整数?実数?)の違いとか、bit数の違いとか色々と邪推してしまいますが、病室じゃなにもできないので、おとなしくリハビリに励みます。
あぷらなーとさん、ひとまずダークを当てずに撮影したライトフレームで試してみますよ。どうぞ、ご静養なさってください。
あぷらなーとさん発見!
リハビリ中と言うことは、オペは無事終わったんですね。
良かった良かった。
オヤジも20歳前後は、生傷ならぬ生骨折が絶えず、リハビリの女看護師さんに受けようと、一生懸命リハしましたよ。
是非、お利巧さんで出所、じゃなくて、退院してくださいませ。
お大事に!
オヤジさん、生骨折ってチョー痛そうです(><)
現役の時は、腕の粉砕骨折で、ギブスしてあるから普通に稽古はやってました。
バカですね。(笑)