星ナビ10月号で、深夜道楽のぴんたんさんの連載「ナローバンドで星雲を撮る」が始まりました。3回連載ということです。深夜道楽さんで公開されているナローで撮影された画像はどれもハイクォリティーで、いつもじっと指をくわえてみています。
深夜道楽 – 最新の画像
https://blogs.yahoo.co.jp/toshiyaarai/GALLERY/gallery.html
今年いっぱいで定期購読をやめようと思っていたタイミングだったので、この連載が読めてよかったです。今回は、カラー6ページ。写真やグラフがふんだんに付いています。
ブログでは、露光データや画像処理などの勉強させていただいているのですが、本連載では、体系的にまとめていらっしゃっていて、ナローバンド撮影に向く天体と向かない天体の違い、ナローバンドフィルターの選び方など、より深く理解できるように書かれています。
ナローバンド撮影のメリットは、光害や月明かりに強いとは認識していましたが、驚いたのは「ナローバンドで撮影すると星雲の構造などがより際立って写るというように思われがちですが、新月期の暗い撮影地で撮ったRGB画像と比べてみると、以外なことに星雲自体の写りにさほど差はない」と書かれていたことでした。まずはきちんと夜空が撮れるように、基本をおさえないといけませんねぇ。
今号では「女子大生が『ステライメージ8』で画像処理」という企画が出てきたので、次号では「女子大生を『ステライメージ8』で画像処理」みたいな企画を楽しみにしております(イミフ)。
この記事へのコメント
天体系の雑誌って、四半世紀以上前に読んでた天ガだけで、最近は見た事もありません (^o^;
老眼になって雑誌読むの厳しいので…
『女子大生をIRで画像処理』だと購読しちゃうかもですが (^o^;
けむけむさん、星ナビは特にテカテカに光る(上等な)紙を使っているので、光が部分的に強く反射して文字が読めないことがありますよ。天文ガイドはKindleで電子版があるので、かさばらず、反射せず、文字が拡大できていいですね。お金を払ってでも読みたい連載があるかどうかが雑誌の定期購読のカギですよねぇ。
天文雑誌、特に天文ガイドは中高生時代は全号欠かさず買って、それはもうボロボロになるまで読み返してたんですがねぇ・・・。ネットで検索すれば必要な情報が手に入っちゃう時代、紙の雑誌を定期購読するのは気合いが要りますね。ネットに費やすお金が増えた分、紙媒体に費やすお金が減ったのかも。いつの日か「フォトコン」を目指すようになれば定期購読しちゃうでしょうが、近年のフォトコンはレベルが超越しすぎてて、正直追いつける気がしない・・・です。
フォトコン入選実績ですか?
ええと80年代に「子供の科学」に1回と「CAPA」に1回、2001年に「天文ガイド」に1回・・・以上。です(笑)。
もし機会があれば、ぜひ80年代の天文ガイドのフォトコンをご覧になってください。特にカラー写真の部は『勇気』が出ますよぉ(笑)
あぷらなーとさん、さすがです! ふだんの写真を拝見しているとCAPA入選は納得がいきますよ(たぶん、お星さまの写真ではないですよね?)しかし、フォトコンは紙の雑誌のキラーコンテンツですね。紙の最後の価値は、ネットを探してもないことにあるのかもです。
いえいえ、30年以上写真と天文やっていて3回だけですので・・・。
ちなみに子供の科学は月食の写真、天文ガイドは流星群の写真、CAPAは、ご推察の通り天体ではなく、お花の写真でしたー。
あぷらなーとさんのすべての写真を拝見しているわけではもちろんないですが、あの木を這うまいまいはインパクトありましたねぇ。あぷらなーとさんは、天体も含めネイチャーフォトグラファーなんだと最近思っています!