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初心に帰る

けむけむ先輩に「夜空が晴れてたら飲み会があっても蹴飛ばして帰るもんたい! 会社も休むもんたい。それが天文道ばい」と薫陶を受けたので、晴れっぽいこの日、会社を休んで遠征に来てみた。

空がきれいだ。こんな星空を見たのは久しぶり。天の川もうっすらと見える。月が明るいのが玉に瑕。沈めば素晴らしい夜空が待ってるに違いない。

最近、AZ-GTiとか軽いシステムのことしか考えてなかったので、AVXが重い重い。AP赤道儀でさえ、かつぐのが億劫になってしまう。いかん、いかん。

軽量システムというのか、お手軽撮影のカギの一つは、ケーブルレスにあるということに気づいたので、副砲のAP赤道儀のチームはケーブルレスで挑むことにした。むしろ、ケーブルレスが普通っぽいような気もするけど、いろいろ買い増ししてしまったことを反省しながら、初心に帰る。

副砲チーム
三脚:APP-TL130
架台:AP赤道儀(乾電池駆動)
カメラ:α99改
ファインダー:XYスポットファインダー
鏡筒:55FL+0.8xレデューサー
ガイド:なし

AP赤道儀の駆動を乾電池にしたのがミソ。モバイルバッテリーを使わないのでケーブルレスなのだ。ただし、何時間持つか自信なし。カメラも一眼レフだからケーブルレス。極軸は、極軸望遠鏡を使って合わせた。だからケーブルレス。例外的なケーブルは、AP赤道儀から伸びるコントローラーとカメラにぶら下げてるタイマーレリーズ。これらは仕方がない。サドル周辺を狙う。

主砲チームは、ケーブルレスを選択せず、従来どおり、ひもだらけで設置する。

主砲チーム
三脚:製品名は知らん。AVXとセットのやつ
架台:AVX
カメラ:ASI1600 MC-COOL
ファインダー:XYスポットファインダー
鏡筒:ED81SII+0.8xレデューサー
ガイド:M-GEN

カメラと鏡筒は一番はじめに買った組み合わせにした。こちらも初心に帰る。レデューサーHDの写りを確かめたいってのもあるし、星雲星団狙いならこの鏡筒でしょってことでチョイスした。象の鼻星雲を撮りたくて、IC1396を導入。Pointcraftしたかったのだけど、APTの使い方を忘れてしまってる……。多分、真っ正直にIC1396が真ん中に来てしまっていて、象の鼻が写ってる感じがしない。しかも、IC1396のなんにもないところを狙ってしまっているようで、嫌な予感がする。

IC1396は早々に切り上げて、何撮ろうかな。

この記事へのコメント

  1. >晴れっぽいこの日、会社を休んで遠征に来てみた。
    素晴らしい。最近は、働き方なんとかってキーワードを利用できるので、
    晴れそうならサボって撮影して、嫌な仕事を忘れてしまうのが精神衛生上、とても良いと思います。

    対象、ハマってるといいですね。APTなら、10秒くらい露出してToolsのHistogramsでAuto-Strすると見えたかもです。機材やソフトの使い方を忘れないように定期的に撮影しておくが吉 (^o^)

    • けむけむさん、主砲側、結果からいうと夜露で大失敗でした。たまに撮影していないと本当に忘れますね。ケーブルがどのケーブルだったのかもわからなくなってしまいます。ハードのセッティングだけではなくて、ソフトの使い方も(汗)

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