AZ-GTi のベランダ撮影セットをどうしようかと悩んでいたのだけれど、ようやく一式を組んで完成をみた。これで、遠征用の機材とベランダ用の機材がはっきりした。AP赤道儀は、遠征用のサブに回ってもらう。どうしても赤道儀が使いたい場合は、ポラリエに手伝ってもらうことにした。つまり、東京のベランダはAZ-GTiとポラリエが担当する。そのうちAZ-GTiが赤道儀化した日には……知らないっと。
で、本題のAZ-GTiの「ふだん使い撮影セット」について。ベランダ撮影なので、平日稼働も多いだろうし、すぐ出せるように組み上げた状態で置いておきたい。そのためには軽くないといけない。
そこで、鏡筒は、36EDをベースにしたモバトラで決定。いくつか改善を加えた。AZ-GTiは、視野回転があるので、構図をきちんとしておかないと、端っこが切れちゃう。なので、贅沢にも回転装置【7352】を採用した。カメラや鏡筒を回転させればいいって話は考えなかったことにする。
ただし、フィルターを噛ませたりすると、必要に応じて延長筒を足さなければいけないのは玉に瑕。惑星を撮るときは、C5を引っ張り出してくる。
モバトラだけでなく、自作望遠鏡やα99も使いたくなると思うので、AZ-GTi と望遠鏡の接続を、下の写真のように、「アルカスイス on アリガタ」にした。これまで、アルカスイスをAZ-GTi に直付けするという、やってはいけないことをやっていたんだが、これで、しっかりとアルカスイス仕様の鏡筒を接続できるようになった。
鏡筒バンドまわり。鏡筒バンドはBORGのマルチバンド60φ【7065】。ここにアルカスイスのクィックリリースプレートとアリミゾ式ファインダー台座をくっつけている。右に見えるファインダー台座は、電子ファインダー用で、上に見えるクィックリリースプレートはスマホファインダー用(取るのが面倒だったという話もある)。
ASIカメラを使えば、ASICAPでスマホによる電子観望&撮影ができるという目論見(スタックを必要としない月くらいならバロー併用で実用になるはず)。
カメラは、ASI1600MM/MC COOLが大きいので、QHY5III178の続投で決定。ただ、QHYのピント位置が不確かだったので、ピント位置が出る場所をリングで固定した。色が合ってないのは、174Mのパーツだから(雑じゃのう)。ZWOの非冷却カメラが欲しい……。
しかし、AZ-GTi 、すごい人気ですね! 天体ビギナーにも最適な製品なんじゃないかと思います。ほわほわ〜
この記事へのコメント
お手軽でおしゃれですねぇ~
けむけむさん、最後の写真は、女子向けにしてみましたが、ウケそうでしょうか!
おおー。カッコいいっ!
これなら、お気軽出撃で連戦可能ですね。
あぷらなーとさん、BORGパーツを使うと男臭いというか、質実剛健なイメージになりますね。細身の白い36EDが女子っぽいですが(なぜ女子にこだわるwww)、出撃回数増えそうです!
AZ-GTiやっぱりいいですね~。欲しいのですが先立つものが……。いや、モノクロ冷却カメラとフィルターホイール買ったから仕方ないんですけどね。
でも、これさえあれば部屋からでも撮影できそうです。買ったら絶対に「部屋撮り」します。
上杉さん、部屋からの撮影はさらにお気軽ですね。でも、本当、それが可能になるくらいの製品ですよ。面白いです!