いよいよ梅雨明け。かっちょええBORGにSONY QX-1をくっつけて、月を撮ることにした。レンズはBORG 45EDII。71FLで競り負けて、その腹いせに落札してしまった。焦点距離320mm, F7.2。ちょっと後悔している。とはいえ、解像感が素晴らしいという話は何度も聞いていたので、どれくらいシャープに写るか楽しみにしていたんだ。
ビルの向こう側に沈みかけだったので、急いでグリグリ経緯台をセッティング。経緯台だとパッと出して、パッと使えるのがいいね。フレキシブル・ハンドルアダプターも問題ない。スムーズに動く。
月の導入くらいなら、ファインダーもいらないし、ポイッと望遠鏡を向けてカシャッと撮る。APS-Cと320mmだと、小さいは小さいな。それでもクレーターがかなりくっきりと写っている。
続いて、KENKOのミラーレンズ400mmを使って月を撮ってみた。焦点距離はこちらの方が長いので、ちょっと大きめに写っている。ピントの追い込みの甘さがないわけではないと思うけれど、それは45EDIIも同じなのだ。ミラーレンズ400mmでも、クレーターも見えはするけれど、 45EDIIの方が格段にパリッとしているのが分かる。これが45EDIIのシャープさなのか。
屈折の方がコントラストが高いと言われるけれど、こうやって比較してみると、確かにそうだと思った。ただ、F7.2というのは暗いよね。天体写真を始めたころ、F7.7でも気にせず撮っていたので、頭でっかちになっているんだろうなとは思う。
ミラーレンズを使う理由を探さないとだが、QX-1との組み合わせだと、なかなかお手軽コンパクトお手軽な撮影ができるんだよ。
この記事へのコメント
あ、45EDⅡ仲間発見!
ナカ~マ!
カメラde遊ingさんは2本持ってらしたんでしたっけ。私も使いようを考えないとです。
ミラーレンズ、ボケると金環食になってた気がするけど、ほとんど使わないママ手放しました。
なんか、イマイチ感がありましたね~
Registaxかければ、シャープになるんですけど、こうやって無加工で比較すると、いまいちな感じがありますよね。F8というのも暗いので、やっぱり陸戦用でしょうか。
ネットで作例を見ると、45EDⅡの解像感の良さはうなずけるよね。
昨日、上弦一歩手前の月を見ながら『にゃあさんもきっと見てるはず。』と思ったよ。
^^ヘヘヘッ
前日に早々とビルの谷間に沈んでいったものですから、ちょっと早めに準備しましたよ。45EDIIいいですね。月を撮る分には、常用できそうです。