以前、経緯台として使っているBORG【3106】の微動雲台の微動ハンドルアダプタを3Dプリンタで自作したという話を紹介した。こんなの。
このアダプタ、使っているうちに疲労を起こしたのか、二組のうち片方の軸が折れてしまった。再度プリントするのも面倒なので、そのままにしていたところ、ヤフオクで金属製の「フレキシブルハンドル用アダプター2個組」というアイテムが出品されていたのを発見。即ポチった。
ニッチな製品だけど、とても助かる。ないものは作るけど、金属製品であるなら、それを買ったほうがしっかりしている。たぶん、金属加工が得意な方が、手作りで加工されている製品だと思う。やっぱり金属だと作りが違うよね。六角レンチで金属製のネジを留めるので、とてもがっちりしているよ。取り付けてみた部分の拡大が下の写真。
フレキシブルハンドルを装着したBORG【3106】微動雲台をベースに、ASI385とCマウントレンズ100mm(レンズフードは3Dプリンタ製だよ)、そしてスマートフォン版ASICAPをつないだのがこちら。
月や(広角に変えて)星座を見るくらいなら、これでいいんじゃないかとセッティングしてみたんだが、空は雲だらけだし、月はまだ昇ってこない。次の満月期のお楽しみにしておくよ。
i*matさんから、大きさがよくわからないというご指摘をいただいたので、にんにくを載せてみた。上の写真と組み方を変えてあるのだけれど、主要な構成パーツは同じ。
この記事へのコメント
なんか昔の赤道儀みたいっすね~
撮影してる間ずっと、このハンドルを回し続けるとか狂気の沙汰っすよね~ (^o^;
恒星追尾のハンドルを握ったまま凍死してたって都市伝説が、狂気じみてて好きです ^^
三脚に載ってる姿、カッコいいですね。
サイズ感が分からないんですが、おそらくスゴク小っちゃいモノなんでしょうねえ。
スマホは例のjelly2?じゃないんでしょうねえ?
今度は、ハイライトの箱でも一緒に撮ってみて下さい(意味不明)。
おっしゃるとおりで、大きさがわかりにくいですよね。本文に大きさがわかる写真を追加しました。暗くてごめんなさい。いまは、ハイライトのように共通で使えるスケールがないので、にんにくを使ってみました(意味不明)
そのうち3Dプリンターと同じぐらいに、「NC旋盤買っちゃった。」という時代がきっと来るよね。
金属は金属の良さがあるもんね。
写真での見た目だけど、”しっかり感”が違うのがよくわかる。^^←キンゾクフェチ
是空さん、いまぐぐってみたら、旋盤って安いんですね。3Dプリンタなみの22,549円ですよ。アルミや銅、金、銀のような柔らかい金属なら削れるんですって。
えっ!?、金とか銀???
https://ja.aliexpress.com/i/32452800731.html
これの上位機種を使っていますよ。
NCじゃないけど、このフレキシブルハンドル用アダプターは切削できます。
ただ精度を出せるようになるまでは苦労しますよ。
そういう苦労が楽しめる人ならこのミニ旋盤に手を出すのもアリです。
どうせ手を出すならTZ20002MRの方が良いです。
リンク先のショップより送料も販売価格も安いお店がありますよ。
まぁ本気ではないと思いますが・・・。
でもやっぱりこれよりはCNCの方が気になりますよね。
安い機種は彫刻ぐらいしかできないみたいだけど、そのうちにもっといいモノが出そうな気がする。
で、防音ボックスで囲んじゃえばマンションでも使えそうな・・・。
おっしゃるとおり、買うつもりはないのですが、家庭でオリジナルの作品やパーツが作れるっていい時代ですよね。CNCも安いんですね。家庭向けの金属3Dプリンタが出てきてほしいです!