スポンサーリンク

EOS Kiss X7iをAPTにつないでみる

一眼レフが捉えている画像が、パソコンに現れるって、とても不思議な気がする。これを体験してみたかったのと、パソコンにつなげば、さらに高度な制御が可能になるとのことなで、EOS Kiss X7iをAPTにつないでみることにした。

ってことは、ノートパソコンが必要ってことだ。ノートパソコンは大きいからイヤだっていうのが、ここんところの私のトレンドなので、大きくないパソコンをつないでみることにした。

いつぞや衝動買いした「GPD Win」を引っ張り出す。値段はそこそこするんだけど、ちっちゃいのが取り柄。いまではゲームマシンなのだが、ちっちゃい画面でゲームをしても疲れるので、この子を天体撮影用に転用することにした。まずは、ゲームをアンイストールした。

小さい子を使うのであれば、ここはやっぱりリモートで制御したい。私のWIndowsはHomeなので、リモートデスクトップが使えない。そこで、昔使ったことがあるリモートデスクトップアプリのSplashtop personalを導入してみた。

簡単にできたので、詳しくは書かないけど、GPD Win側にストリーマと呼ばれるクライアントをインストールして、Macにホストをインストールした。MacとAndroidからは、リモートで操作ができるようになったのだけれど、Windowsで接続すると画面が真っ暗になってしまう。タブレットで操作できればそれでいいやと割り切る。多少のタイムラグや文字入力に問題はあるけれど、差し支えない。ちなみに下のスクショはMacでとった。

Splashtop経由で、GPD WinのAPTを立ち上げる。カメラの接続で、Canon EOS Cameraを選択。X7iはDigic 5なので、それを選んでOK。Kissとの物理的な接続は簡単で、KissとGPDをケーブルでつなぐだけ。特にドライバ類は必要なかった。

Connectする。ISOを12800にまで上げて、露出を長めに設定。Live Viewボタンを押したら、被写体の画像がリアルタイムで動いてるのが確認できた。露出を30秒にしてもリアルタイムで確認ができるのが面白い。

Image Destでは、画像の保存先が設定できる。GPD Pocketはストレージに空きがないので、カメラ本体のSDカードに保存するのがよいな。

あまりにも簡単なので、拍子抜けしてしまった。

GPD Pocketを使うということは、この子でオートガイドもできるということだから、QHY5III174をGPD Winを接続。GearタブからGuideを選択。Guiding Program:PHD Guidingを選択。これも簡単に接続できてしまった。

GPD Winは、ディスプレイを閉じても動くようにしてあるので、撮影中の明るさは問題にならないと思う。USB Type Cで充電できるので、モバイルバッテリーからの給電が可能だと思う。

モバイルバッテリーともども巾着にぶちこんで、赤道儀にぶら下げようかな。これなら、M-GENを赤道儀からぶら下げるのと雰囲気は変わらない。これが実用になるなら、これでいくか。

タブレット操作なら、Ringy Thingyが使えるように、あとでAPTのバージョンあげておこう。余裕があれば、Stellariumも入れておこう。天気が悪いと準備がはかどるのだ。

この記事へのコメント

  1. クラウドファンディングで購入したGPD Winが眠っていますが、
    どうにか天体撮影に使えないか考えあぐねています。
    と言いつつ、別に中古で薄型ノートPC買ってたりもしますが(笑)

    > モバイルバッテリーからの給電が可能
    GPD Winでこれは止めた方がいいようです。
    バッテリからのみ本体へ給電を行う仕様なので、
    一度バッテリを介してから本体への給電を行っており、
    バッテリに大きな負荷がかかり異常に発熱したり、
    バッテリの寿命を大幅に縮めるようです。

    充電してから、単独で起動するのが無難なようです。
    でも満充電しても知らんうちにバッテリー空になってるし・・・

    GPD Win2では改善されているそうですが、買い替えるほどの資金も無く・・・

    • せろおさん、ありがとうございます! ググってみました。過充電問題を抱えていたんですね。ゲームするときは、ケーブルを外してはいたものの、怖いですね。

      給電なしだと、ケーブルが一本減るので、いいように思えるのですが、ディスプレイをオフにしてどれくらい持ちますかね。ここ結構、肝ですよね。今度やってみます!

      なかなか良さげなUMPC出回ってますね。でも、撮影用途なら、中古ノートPCで正解のような気がしてきました(笑)

      • 今日は久しぶりに晴れたので、子供を連れて電視観望に行ってきました。
        が、恐ろしいほどの強風!
        子供を車の中で待たせてセッティングしましたが、
        AZ-GTiのアライメントが上手く行かず、手間取っている間にノートPCの電源がオフ・・・
        なんで?満充電で2時間もつ計算だったのに!?
        ACアダプタもってきてないし、電視観望モードでアイピースもってきてない。
        雲も流れており、結局、双眼鏡でチョロッと見て帰ってきました。

        考えてみたら385MCに給電している分、減りも早いわけで。
        薄型はバッテリーも小さいですし、中古だからバッテリーもへたっているかもしれません。
        次回から、ACアダプターとAC給電可能なモバイルバッテリーも持っていきます。

        • せろおさん、さっきAZ-GTiでM27を撮っていたのですが、同じくまさかの電池切れ(汗)奇遇ですね。いまからコンビニ行ってきます(笑)

  2. 素早い。もうAPTとの接続テスト完了ですかー。
    お休みの日に天候が悪いと、この手の作業は捗りますね。

    • あぷらなーとさん、一眼レフ面白いですねー。いつも手で操作している機械が、パソコンから操作できるようになるところが新鮮です。

      なんのためにPC使っているかって、基本、オートガイドですね(笑)

      きょうは晴れました。ちょっと遊んでみます!

タイトルとURLをコピーしました