あぁ、なんという偶然なのでしょう。昨日「APTのオブジェクトブラウザに天体を追加する」というエントリーを上げたのですが、ちょうど、けむけむさんもAPTの天体追加のエントリーを用意されていたとかです \(◎o◎)/! ここでは、ステラナビゲータとAPTの連携の方法が書かれていますので、ぜひ、けむけむさんのエントリーをご覧ください。星見屋さん、けむけむさん、ありがとうございます!(でも、私はまだやってないの)。
話変わって、APTつながりのネタです。APTのオブジェクトブラウザのダイアログをよくみると、「Show」というボタンがあります。これを押したらどうなるの???
これは、APTの優れた機能の一つで、Showボタンを押すことで、選択した天体をプラネタリウムソフトで表示できるというものです。Toolsタブ -> APT Settingsボタン -> Planetariumタブで進みます。すると、APTがサポートしているプラネタリウムソフトが次のとおりだと分かります。
Carte du ciel
C2A Planetarium
SkytechX
HNSKY Planetarium
Stellarium
C2A Planetarium, SkytechX, HNSKY Planetariumは使ったことがないのでコメントできないのですが、にゃあ的には、Stellariumがおすすめ。ビジュアル要素がしっかりしていて、天体を写真でソフト内に画角付きで再現してくれるので、自分が撮りたい画角が簡単にイメージできるんです。
で、どうやって連携するのか。APTのマニュアルを見たら、書いてありましたよ(英語なんですが、Google 翻訳すげー。ここ1年で精度上がってないか?)
まずは、上記APT の Stellarium の項目をご覧ください。port, sensor,telescopeの入力欄がありますね。次、Stellarium 0.17以降を開きますよ〜。
訳すのめんどくさいので、ほぼ、Google先生の翻訳でいきます(ほんとすごい)。
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Stellarium 0.17以降に接続して通信します(http://stellarium.org/)。 Stellariumがローカルマシンにインストールされている場合は、IPアドレス127.0.0.1を入力します。デフォルトのポートは8090です。Stellariumがリモートマシン上にある場合は、そこに使用されているIPとポートを設定します。
※ この部分、上記APT の 設定画面の話です(上の図参照)。
接続する前に、Stellariumでいくつかの設定をする必要があります。
Cofigurations-> Pluginsでは、 “Remote Control”(日本語ではリモートコントロール)プラグインが “起動時に実行”されるように設定されていることを確認してください(有効にしてからStellariumを再起動してください)。その後、 “configure”をクリックし、 “Server enabled”と “Startup on automatically”を有効にします。
Cofigurations-> Pluginsでは、 “Oculars”プラグイン(日本語では望遠鏡視野)が “起動時に実行”されるように設定されていることを確認してください(有効にした後にStellariumを再起動してください)。
「接眼レンズ」構成では、「センサー」タブに移動し、新しいセンサーを定義するか、既存のセンサーの1つを編集します。すべての必要なデータはObject Calculatorにあります(CCDの場合、ピクセル数を決定するために接続が必要です)。 APT設定でセンサーの番号を入力します。最初のセンサーは0、2番目のセンサーなど(インデックスはゼロに基づいています)。
「接眼レンズ」構成では、「望遠鏡」タブに移動し、新しいセンサーを定義するか、既存のセンサーの1つを編集します。 APT設定で望遠鏡の番号を入力します。最初のスコープは0、2番目のスコープは1です(インデックスはゼロに基づいています)。
センサーの番号とかインデックスというのは、図で示すとこういうことです(あらら、所有していない機材が写り込んでますわ。なぜ?)
ここまで設定するとですね、Showボタンを押したら、Stellariumで指定した天体が表示されています。先も書いたのですが、自分が撮りたい画角が簡単にイメージできるわけですね! 試しにオブジェクトブラウザで6888を入力。Showボタンを押したら、クラゲ、もとい三日月が表示されました〜。
逆に、Stellariumで表示した天体をAPTにわたすこともできるようです。これまた別の機会に。ちなみに、APTとCdC(Carte du ciel )の連携は、けむけむさんのブログで詳しく紹介されていますので、そちらもご参考にくださいませ!
この記事へのコメント
色んなプラネソフトと接続できるんですねぇ
CdCだとプラネ上に撮影画角が表示されて、星雲の大きさも表示されるので、どんな構図にするか見れるって機能があるようです(上が北は気になりますが構図は考えた事ないです(^o^;
Google先生、スゴいっすね… けむけむ文章よりちゃんとしてる… orz こうなったら、ニンゲンはウケ狙いに走るしかないのかッ?
けむけむさん、ソフトの連携よりもGoogle先生の翻訳精度の方に驚きました。小説とかの翻訳は怪しいんですが、マニュアル類なら十分に対応できそうです。翻訳も難しいですが、ウケ狙いはもっと難しいという……。