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StellarMate OSをラズパイにインストールするよ

StellarMateが使えるようになったら、格安の撮影統合撮影環境が手に入る。あるいはオートガイドをするだけにでっかいノートパソコンが不要になる。これまでのエントリーでは、いろいろ御託が先走ってしまったので、これからは、まずはStellarMate OSをラズパイにインストールするところから始めるよ。ただし、Linuxはド素人。一緒に人柱になってくれる人、募集中なのだ(笑)

ラズパイことRaspberry Pi は、「Raspberry Pi 3 Model B+」というモデルを用意する。技適のついたやつを手に入れる。秋葉原の千石通商さんや秋月電子通商さん販売の商品は、この目で確認しているので間違いない。MicroSDカードは、16GB+ Class 10が推奨。ケースはAmazonでも扱いがある好きなタイプでOK。いろんな種類があって楽しい。

それから、もちろん電源が必要。5V/2.5Aが推奨。前にも書いたけれど、私の場合は、フィールドでの利用を考えて、Ankerのモバイルバッテリー(20100mAh 2ポート、出力2.4A)から給電している。ACにつながなくても、何日もこれだけでStellarMate端末を動かせている。これが凶にならなければいいんだけど(汗)

組み立ては、組むだけ(笑)私が買ったケースにはプラスドライバーとヒートシンクが2個ついてた。ヒートシンクは両面テープをはがしてつけるだけ。以上なのだ。そういえば、私のStellarMate端末を紹介してなかったよね。下敷きになってるスマホがiPhone 7。スマホより小さいってことが分かる。Ankerのモバイルバッテリーみたいなケースにしてみた。いいでしょ?

厚さはデメリットのように思えるけど、USBポートが4門も備わっている。フランス海軍の戦艦「リシュリュー」みたいなものだよ。LANのポートはいらないように思えるけど重宝することになる。

楽しいのはここから。StellarMate OSをMicroSDカードにインストールするんだ。面倒な人は、完成品が売られている(技適はしらんよ)。完成品なら、時間が取得できるRTCモジュールがついてくるらしい。というか、そんなモジュールがあるのか! 知らなかった。フィールドでは必須の予感。お値段1000円くらい。うまく行ったら買う。

Welcome to StellarMate
StellarMate is the next generation astronomy gadget for control and automation of your observatory

完成品を買うのでなければ、OSをダウンロードしてくる。49ドル(円安が痛い)。お支払いはPayPalで。ちなみにファイルサイズは2.5Gある。micro SDカードはアダプタに入れて、WindowsやMacに挿しておく。ダウンロードしたファイルは、エッチャー(Etcher。えっちゃんじゃない)というソフトを使って焼くように指南されている。これも簡単。ダウンロードしたファイルとインストール先のドライブを選ぶだけ。焼き込んだあとに検証があるけど、放置プレイに徹する。ただし、注意するべきは、生成されたimgファイルではなくて、zip ファイルを選ぶこと。私はここでやらかしてしまった。でも、やり直しはきくんだよ。

balenaEtcher - Flash OS images to SD cards & USB drives
A cross-platform tool to flash OS images onto SD cards and USB drives safely and easily. Free and open source for makers...

あとは、OSをインストールしたカードをラズパイに挿して電源を入れるだけ。そしたら、勝手に立ち上がる。最初の起動は、ホットスポットモードに入るのに2分くらいかかる。ここまでは大丈夫。にゃあにでもできた。(難易度:★☆☆☆☆)

ただね、この子、ディスプレイがついてないんだよね。次はそれ。

StellarMate OS
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この記事へのコメント

  1. にゃあさん、

    実に楽しそうなプロジェクトですね。以前私もインテルの Stick PC STK1AW32SC を使用た、自動導入(EQDirect)+オートガイド(PHD2)+撮影(BackYard EOS) 目的とした Windows10 ベースのモバイルシステムを構築したのですが、

    > ただね、この子、ディスプレイがついてないんだよね。次はそれ。

    一番便利な方法としてはリモートデスクトップすることですが、TeamViewerを稼働させるにはWinodwsPC あるいはタブレットでも可ですが、結局クライアント機が必要になります。ここで簡単モバイルシステムの構築をあきらめました。

    にゃあさんの斬新なアイデアを期待しています。

    • タックさん、URL拝見しました。私にとっては一つの理想的な環境ですよ! いまやっていることも結局、クライアント機が必要になりそうです。ほかの方法は……斬新ではないですが、ラズパイに3.5インチディスプレイを付けるとかですかね。スティックPCの代わりにGPDWINとかUMPCなら、いけるかもしれませんが……。

  2. 面白そう!しかもカッコいい!
    WSでもPCでもUNIX系のOSをバリバリ使ってた学生時代だったら速攻で行ったでしょうねぇ、これ。
    でも今は・・・(泣)

    よし。にゃあさんの記事を見てお勉強するのだっ!

    • あぷらなーとさん、Linuxは本当に久しぶりです。私の記事では、まったくお勉強にならないと思いますが、過去を思い出すことはできるかもしれません(笑)いや、本当、一台いかがですか? 歩けば必ず躓くので、面白いは面白いですよ!

  3. Linux ですか~ 楽しそうですね~
    覚えてるのは、 ls, vi, sar, ipcs, kill, shutdown くらいかなぁ~
    vi 開いたが最後、閉じれない自信あるけど (^o^;

    • けむけむさん、この不自由さが楽しいです。viは慣れませんねぇ。viを使うとせっかく編集した内容を台無しにする自信がありますよ。この子には、nanoが入ってるので、それを使います。って、まだconfを触るところまでハマっていませんが(汗)そうならないように祈りたいです。

  4. su して / で rm しちゃダメってのも覚えてたゾ
    (LinixとかUNIXって、謎の呪文ですよね…)

  5. けむけむさん、昔、須藤さんというエンジニアさんがいて、一生懸命、自分の名前を打ってるのを不思議に眺めていたことがあります(笑)本当、謎の呪文です。

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