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α6400とEOS Kiss X7iで撮影した月面、どっちがどっち

α6400で撮影した昨日とは違い、今回は、EOS Kiss X7iの改造機とセレストロンC5で月面を撮ってみた。特に比較する目的のようなものはないんだが、あえて言うと、月を撮る場合のα6400の天体写真適性を見てみたかったってことになるかな。

EOS Kissとα6400のどちらもAPS機、画像処理の仕方や月齢が違うので素直に比較はできないんだけれど、どっちも似たようなもんだと思う。ちなみに上がEOS Kissで下がα6400で撮った写真。どちらもコンポジットをしていない1枚絵。

少なくとも私にはどっちで撮影したのか分からない。α6400で撮った写真の方が立体感があるように思えるけれど、これは月齢の差が大きいと思う。満月に近くなればなるほど、地形は平板に見える。

どうしてEOS Kissの方は白黒かというと、改造機なので月が真っ赤に写ってしまうからで、もちろんホワイトバランスを調整して元の色っぽくすることもできるんだけど、元の色って、どんな色なのか私にはよく理解できないので、色を消したっていう感じ。

EOS Kiss X7iとC5で撮影

α6400とC5で撮影

私のEOS Kiss の改造機は、プレビューした画面で写った画像よりもファイルで保存された画像の方が明るく写っているという特性があるみたいなんだ。プレビューでちょうどいい明るさだと思ったら、サチってることがあるので注意なんだ。これはDSOを撮影するときも同じことが言えるな。α6400では、そんなことがないので素直で良い。

ピント合わせはα6400よりもEOS Kiss の方がやりやすかった。ハードボタンで拡大画面が表示できるというインタフェースに依るところが大きい。対してα6400はメニューボタンを押して拡大モードを選ばないといけないので面倒だ(ほかにいいやり方があるのかもしれないけれど)。

共通して言えるのは、PCを使わないで撮影するってのはお気軽だということ。趣味を継続していくうえで、このお気軽さの幅を持っておくことは大事だと思った。なんならスマホでもいいんだ。ちなみに、昨日も今日も架台としてAZ-GTiの経緯台モードを使ったけれど、電源も入れずに普通の経緯台として使ったよ。

それから、C5で月全体を入れようとすると、APSが限界だということは記録しておこうっと。フォーサーズより小さいセンサーだと収まらなくなる。

α6400は陸戦用として割り切って使うが吉かなぁ。逆に改造機のEOS Kissは天体に特化しているわけだし、宇宙戦は素直にEOS Kissを使ったほうがよいな。何度も同じことを言っている気がするな。

この記事へのコメント

  1. “EOS Kiss X7″も持っていたんですね。
    なんか印象薄いなぁ。
    サイト内検索したら2108年9月に買ったとあったよ。
    登場回数はかなり少ない感じですね(^^;)
    CANONのAPS-Cはちょっとセンサーが小さいんでしたね。
    換算1.5倍か1.6倍かのわずかな違いだけど。

    • ここ1年でいうと、ASI1600より稼働は多かったかも。ブログに書いてないケースが多かったからなのかもしれませんね。

  2. 「どっちがどっち」と聞かれると「どっちもどっち」と答えたくなる。^^;←ヒネクレモノ
    たぶん仕上げ方の違いが大きく、まじめに甲乙つけがたい感じだ。
    月をよく撮ってる人のブログを読むと軟調に仕上げるのが普通みたいだけど、おいらはどちらかというと硬調でメリハリが効いている方が好み。
    まぁ、必ずそうだというわけでもないので、色々な仕上げの月を楽しむというのが本音かもしれないけど。^^

    元の色がどんなのかって?そんなものは無い。色すなわち空なり。^^ハハハ

    • >「どっちがどっち」と聞かれると「どっちもどっち」と答えたくなる
      わざわざタイトルを直したのに、是空さんに元に戻されてしましました(笑)

      月面の写真って、おっしゃるとおり色々な仕上げをしてみるのが楽しいです。触ればなめらかな感じの軟調に仕上げている写真には憧れます。パリッと硬調に仕上げるには解像感が必要だし、これはこれでハマる人がいるのは理解できます。が、超どアップにでもしない限り、基本、単調な天体のイメージが強いですよね。

      月ってパセリみたいなもので、単体だとそうおいしくないですが、自然物や構造物と組み合わせると景色に彩りを添えてくれますよね!

  3. 私が天体趣味リスタートした頃最初に中古で買ったデジカメが偶然eos-mとNEX-5Rでした。
    キヤノンvsSONYで当時VMC110で撮り比べたのが偶然にゃあさんと同じような月面でした。
    最初に驚いたのが月の大きさ。同じAPS-Cなハズなのに。NEX-5がひと廻り小さい。
    センサーを見比べると、明らかにeos-mが面積小さかった。逆に月面が大きく映った。
    以来、センサ面積の大小どちらが良いのか分からないまま今日に至っています。
    画質は・・・eos-mの方が良かった気がします。JPEGとかRAWとかの区別も解らなかった頃なので、何の参考にもなりませんけど。たまたまブレが少なかっただけかもしれません。

    • i*matさん、センサーの面積が大きくなると、被写体が小さく写って、逆にセンサーが小さくなると被写体が大きくなるとか、直感に反しますよね(笑) 同じ大きさの絵を画用紙サイズで描くか、切手サイズで描くかの違いでしかないのに。これを理解するのに時間がかかりましたよ。フィルム時代って、基本的に使うフィルムは35mmしかなかったですし(まぁ、あとAPS?)。画質は、違いが分かりません。このあたりも極めていくと面白いのかもしれませんね! 私にはそんな体力がないですがw

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