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ぼくの太陽観察望遠鏡

ネタがなくなってきたので、太陽観察の続き。一昨日は、α6400に400mmミラーレンズ、そしてソーラーフィルターを装着して太陽を撮影した。それで十分なのだけれど、それじゃ面白くないので、太陽観察望遠鏡を組んでみることにした。ただ、太陽表面のフィラメントやフレアを見るような専門的な望遠鏡ではないよ。黒点が観察できれば十分というコスト重視の望遠鏡だ。

まずは、太陽の方角を見ないで済むように天頂ミラーを使うことにした。これなら地面の方向を見ればいいので眩しくない。ありさんで買っておいたソーラーファインダーを乗せたので太陽の導入もカンタン。ただし、ファインダー座がないので、ベルクロで留めてある。これで十分。使っているのはこれと同等品。ありさんで買うのと値段は変わらない。

撮影用のカメラについて。α6400やNEX 5は、ミラーレスといえども天頂ミラーに挿して使うには大きいので、小さいカメラが欲しい。かといって、ASI385とか赤缶を引っ張り出すとなると、PCも用意しなければならなくて面倒だ。そこで世にも珍しいCマウントコンデジ「NANO1」に活躍してもらうことにする。天頂ミラーを使っているから、当然、鏡像になるのが欠点かな。

鏡筒本体は、クローズアップレンズNo.5で組んだ「なんちゃって望遠鏡」。焦点距離は200mmだと思う。延長筒は4cm。フォーカサーにはM42のヘリコイドを使った。

この鏡筒とNANO1と組み合わせると、35mm換算で1100mmくらいの焦点距離になっているはず。

もちろん、フードにはソーラーフィルターを装着して撮影するよ。アメリカ海洋大気庁(NOAA)のサイトをみると、今年10月までに太陽が25周期を迎えると予想しているみたい。

Solar Cycle 25 Forecast Update | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center

黒点が増えてくると、出動回数も増えるかな。25周期を迎えて太陽望遠鏡が値上がりするとしたら、その前にPSTを買ったほうがいいんだろうか。とか余計なことを考えてしまった。

レシピは下記のとおり。天頂ミラーはSVBONY、延長筒はPixcoで代替できるけれど、アダプタ類はBORG必須で、これが結構高くつく。鏡筒バンドも60φだとBORGかKASTECかになるので、これがコストを考えたときのアキレス腱。また、今回使ったM42ヘリコイドは約2800円なので安くつくけれど、ぐらつきがあったり、接眼側のピッチが1.0なので、きちんと噛み合わないなどとイマイチ。

  • ソーラーフィルター
  • フード kenko LMH67-72(ソーラーフィルタが70mm〜対応なので)
  • 52-67ステップアップリング(同上の理由)
  • AC CLOSE-UP No.5
  • BORG【7458】
  • BORG【7457】
  • M57/60延長筒M【7603】(4cm)
  • BORG【7523】
  • Pixco M42ヘリコイド
  • M42-31.7mm 接眼部
  • VIXEN 天頂ミラー

しかし、月や太陽くらいは見せておくれよ。

この記事へのコメント

  1. 25周期ってのは、サイクル25ってヤツですねぇ
    無線やってる人は、気になってるのかもですねぇ

    • 黒点とかフレアが発生すると、無線に悪影響を与える磁気嵐が吹き荒れるので、それで宇宙天気予報なんですね。そういうことか!

      • 電波が良く飛ぶ時がキターーーーーー(゜∀゜)ーーーーーー!!って注目しているんじゃないっすか?

        • あ、逆によく飛ぶのですか? スミマセン、まったく分かりません(汗)

  2. むぅ、Amazonにもソーラーファインダー有ったんですね。
    某店で高いのを買ってしまいました。

    Nano1・・・先日久しぶりに箱を見ました。
    が、そのまま開けずに再び仕舞いました・・・

    • せろおさん、私もAmazonにあると思わずにありさんで買ってしまいました。ほぼ同じ値段だったので、Amazonにしておけばやきもきしなかったのに!

      Nano1は、いまコロナのこともあって、販売していないんですって。Cマウントコンデジって世の中にほとんどないですから、オクに出すと、それなりの値段がつくかもしれませんよ。落とすのが私だったりして(汗)

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