雨がやんで、雲がどいてくれたので、SVBONY SWA 15mmのアイピースを使って夜空を見てみることにした。この子は見かけの視界が70度というのが売り。これまで使ってきたビクセンSLV(50度)と見比べてみることにした。
いわゆる見え味については、比較のポイントがよくわからないのと、乱視がはいっているのと、たぶん光軸が微妙にずれているのとかが混じっていて、なんとも言えないんだが、どちらもそう大した違いはなかったよ。ただ、視界の違いはすぐに分かった。図にすると下のような感じだったよ。
50度だとのぞき穴から空をみているような気分だけれど(のぞきからくりみたい)、70度になるとアイピースの筒の幅より若干狭いくらいの範囲まで視野が広がっている。端のほうを見るためには、目玉を動かす必要があるって感じだな。窮屈さが格段に改善される。アイピースの枠が気にならないくらいだ。
50度には戻れないと思う。これは欲がでてくるな。こんなに体験に差が出てくるものなのか。70度でこれだから、80度あれば申し分ないかもしれないが、100度あると窓ガラスに顔をくっつけて空を見るような雰囲気が味わえるかもしれないな。VRゴーグルのQuest2の視野角が100度なので、100度あれば没入感が断然違ってくるというのは容易に想像できるよ。100度のアイピースほしい(笑)
アマゾンを見てみると、VixenのSLV 15mmが1万4000円ちょっと。対してSVBONY SWA 15mmが6000円ちょっと。「どっちがいい?」と聞かれたら、だんぜんSVBONYを選ぶ。アイピースは見かけ視界70度以上を揃えたい。このアイピースで天の川を見てみるのが楽しみになってきた。
この記事へのコメント
視野の広さは七難隠す・・
この接眼の事は良くわかりませんが、昔、壊れた(落とした)双眼鏡の接眼を金ノコで切り取って望遠鏡で覗いたら見掛け視野の広さハット息を飲んだ事が有ります。何て言うか・・谷筋を登ってて突然視界が開けたって言うか・・コメットシーカーの人達もよくそんな使い方してるようでしたyou
>谷筋を登ってて突然視界が開けた
まさに、そういう感じですです! のぞくっておもしろい体験だなぁと思いました。
双眼鏡の接眼部を切り取ると視野が広がるのですね。
機会があったらどこかで試してみようかしら。
昔の接眼レンズってとにかく覗き口が狭かった。
そのころから広いのもあったかもしれないけど、たとえあったとしてもおいらが買えるような値段ではなかったと思うよ。
使ってたアイピースは5㎜と8㎜と18㎜、5㎜の覗き口が直径3㎜ぐらい、18㎜でも直径5㎜(←記憶と感覚なので正確ではない)ぐらいだったと思う。
視野角はわからないけど、その違いだけでも18㎜で覗いてる時の方が非常に楽だった記憶がある。
まぁ、5㎜は惑星を見る時ぐらいしか使わなかったけどね。
ハイゲンス最高!^^という言葉を最近TLで見かけた。
射出瞳径を 6、4、2、1、0.5mmとして、「射出瞳径=アイピースの焦点距離÷望遠鏡のF値」で必要なアイピースを揃えろってテレビューのサイトに書いてありましたが、さらに、ハイゲンスとかナグラーとか、光学の系統なのか商品名なのか分かりませんが、覚える名前が多くて大変ですね(◎_◎;)
上の式にSE AT100NのF4.5を適用したら、27mm, 18mm, 9mm, 4.5mm, 2.25mmあたりがあるといいんだそうです(メモ)。
是空さんがおっしゃるとおりで、私も20mmとか15mmの低倍率が使いやすい気がします。広めのアイピースも買っておこうかしらん。
なんか単位も含めて適当な記事だなあ。もうちょっと正確に記述しておくれよ。
おう、初心者でよくわかってねぇんだよ。すまんな