スポンサーリンク

Android搭載マイクロフォーサーズカメラYongnuo YN455 情報まとめ

天リフさん経由で、YongnuoがAndroid搭載のマイクロフォーサーズカメラ「YN455」を正式発表したというニュースを知りました。私はこういうガジェットが大好物なので、主に中国語のサイトを徘徊して情報を集めることにしました。

天リフさんが紹介されていた「とるなら~写真道楽道中記~」さんによると、4/3型センサーは(2000万画素)であること、マウントも4/3、CPU 8コア 2.2GHzのスナドラSoCを搭載、5.0型の大型チルトモニタを搭載、動画撮影に力を入れているようにみえること、4Gネットワーク対応などが書かれています。

YongnuoがAndroid10搭載のMFTカメラ「YN455」を正式発表
中国の写真機材メーカーであるYongnuoが新しいマイクロフォーサーズカメラ「YN455」を正式発表しました。SnapdragonSoCを使用し、Android 10を使用して4Gネットを利用可能との

必要十分な情報はとるならさんで網羅されている印象です。そのため、以下、情報が重複することがあります。

予約チャンネルは正式にオープンしているようです。先行販売価格は3888元(約6万6000円)です。販売サイトには市場価格が4233元(約7万2000円)と書かれています。YN42.5mmMII(F1.7)、YN25mmMII(F1.7)のレンズセットのほか、卓上三脚や100Gイーサネットのネットワークカードとのセット販売もあります。ただし、日本からの注文に応じているかどうかは分かりません。

永诺(YONGNUO)YN455升级版 4K超高清视频 直播智能相机 M4/3 画幅
永诺(YONGNUO)YN455升级版 4K超高清视频 直播智能相机 M4/3 画幅

ZAKERというサイトを見てみました。このカメラは、180°フリップディスプレイのデザインを新たに採用しているほか、WeChat、QQ、Vue VLOG、Videocast、Tiger Live、Douyu Live、Jitterbugなど、ビデオ、ソーシャルプラットフォーム、ライブストリーミングアプリにも対応していて、ライブストリーミング市場を意識していると指摘しています。

中国だからですかね、あんまり親しみのあるサービスの名前が上がっていないです。Android 10といってもAOSPなので、GooglePlay別途でインストールすることになると思われます。

「フロント8M、リア20M+のレンズマウントイメージセンサーを搭載」と書かれているのですが、「リア20M+」はわかるとしても、「フロント8M」って何でしょう? 製品の写真を見るかぎり、フロントカメラが見当たらないのですが、どこかにしれっとついているのかもしれません。

このほか、デュアル色温度フラッシュにも対応していること、デュアルオーディオインターフェースを搭載し、独立したマイクとヘッドセットデバイスの両方に対応し、OTG機能にも対応していると紹介されています。

それから、4400mAhのリチウムポリマーバッテリー(16.72Wh)を内蔵し、18WのUSB-PD高速充電/QC3.0高速充電に対応していると書かれているので、給電しながらの撮影はできそうな雰囲気です。

永诺 YN455 安卓直播智能相机预售正式开启 -ZAKER新闻
永诺新品正式预售 !永诺 YN455 直播智能相机开始了!已经开始了!万众期待的 YN455 直播智能相机 预售渠道已经正式开启!预售活动价仅需:3888 元!3888元!3888 元!更有 YN45——ZAKER,个性化推荐热门新闻,本地...

次は「捜狐」というサイトの情報。ビデオ性能に関して、ビットレートは不明ながらも最大で4K 30FPSの記録に対応との記載。公式にはアナウンスされていないSoCの型番について、A53 Snapdragon 630、A73+A53 Snapdragon 660の可能性があるとしています。 Snapdragon 678/710/730の可能性もありますが、Snapdragon 750GとSnapdragon 626はないだろうとのこと。性能的にはミッドレンジといったところです。

本体下部には、3.5mmヘッドホン端子と3.5mm3セグメントの外部マイク端子、ナノSIMカードスロットを搭載していると書かれています。 デュアルType-Cポートで、本体横のType-CポートはDP出力(最大1080p)に対応し、本体下部のType-Cポートは有線ネットワークカードとのOTG接続用に設定されているとのこと。ライブカメラという位置づけなので、パソコンにUSB接続して、パソコン用のカメラとして使うこともできるとしています。

Yongnuo YN455は通話やSMSに対応していないらしく、「電話ができるカメラ」にはならないと結んでいました。

安卓最强拍照,永诺YN455直播相机发布:可换镜头的M43!_支持
7月9日消息,国产影像设备厂商永诺在昨天发布了永诺YN455直播相机,新机使用M4/3画幅传感器和骁龙SoC,支持4G联网,而且运行Android 10系统。 其实永诺还做过同样支持4G网络,运行…

YN455の取り扱い説明書のPDFもあったので、リンクをつけておきます。本体正面から見て右上のボタンは電源ボタンであることや、左上には1/4ネジの取り付けができる場所があること、SIMカードスロットは底面にあること、などが確認できます。

天体ギョーカイ的に一番気になるセンサーの情報は、見当たりませんでした。4/3型の2000万画素といえば、見当がつきそうなものですが。パナソニックのGX7MK3と同じですかね? なんでしょう? どちらにしてもこれが天体写真に使えるかどうかは微妙なところ。無理に使う必要はないんですけどね。

追記:デジカメinfoさん。ユーザーさんのコメントが未来のカメラを考えるうえで示唆的です。

Yongnuoがアンドロイドベースのm4/3カメラ「YN455」を発表
Yongnuoが、アンドロイドベースの20MPセンサー搭載のm4/3カメラ「YN...

この記事へのコメント

  1. 「快適指南」にグッときました。

    • 違った。「快速指南」だった。なんか電車みた~い。

      • あぁぁ、私が打ち間違えたんですね。ごめんなさい。直しておきました。カタカナ語でいうところのクイックスタートガイドみたいな感じなんでしょうか。これを漢字にすると、これまでに感じたことない新しい空気が醸し出されますよね!

  2. 『耳机接口』、おぉっ、意味がわかるぞぉ。
    史努比と哆啦A梦がわかれば、中国語を制したも同然。^^キナサイ
    しかし、耳机接口の机ってなんなんだよ。

    うっとうしい雨が続いていたが、今日はうっとうしい暑さ。(;´`;)アジィ~

    • 是空さん、「耳机接口」は、「アァチィ チェーコゥ」と読みます。日本語に「壁に耳あり、障子に目あり」ということわざがありますが、「机に耳あれば、口を接げ」とでも訳せばいいのでしょうか、少し意味が逆で、相手を知るためには、ただ聞き耳を立てているだけでは不十分で、自分の存在も示すべき、そういったニュアンスです。「画竜点睛を欠く」に近いかもしれません。

      ごめんなさい、むちゃくちゃですデタラメです(汗) 
      暑いですね。少し昼寝してたら、ヘンな夢を見ました。

    • 調べてみたら、「机」は、機械の「機」の字の簡体字だそうです。つまり、デバイスとかマシーンみたいな意味。だから、「耳机」は、イヤホンだし、スマートフォンや携帯電話は「手机」になるんだそうです。ちなみに日本語の「机」は中国語で「桌子」だそうです。

      • 今度からあの口を『あぁちぃちぇーこぅ』ということにするよ。^^b

        あぁ、そういえば”机”が”機”だということを聞いたことがある。
        まぁ、またすぐに忘れるんだろうけど・・・
        ニンゲン ワスレルトイウコトモ タイセツナンダヨ ^^;コレホント

        • なんだか中国語、楽しいですね、中国語学習ブログにしようかしら(笑)

  3. スタイリッシュですね。一昔前なら、”イッツア・ソニー”っていう渋いナレーションボイス(レナードニモイ似?)が聞こえてきそう!

    M4/3って、センサーサイズだけじゃなく、マウントやフランジバックも含めた規格なんですね・・・

    • これ、なかなか、がんばってますよね! アンドロイド搭載型カメラは昔からありましたけど、やっぱり最近はカメラの楽しみ方が変わってきてるんだろうなぁって思います。
      フォーサーズが終了したと聞いたとき、マイクロフォーサーズも一緒に終了したのかと驚きましたが、そうじゃなかったんですね。似て非なるものだったと…。

タイトルとURLをコピーしました