以前に紹介したSONYのカメラをASCOMで制御するドライバが、1.0.0.31にアップデートされて、依頼していたα99の情報が登録された。爆速対応に感謝。
α99を天体写真撮影に使っているユーザーさんって、ほかに何人いるか分からないけれど、少なくとも私には朗報なのだ。今回のアップデートでは、ほかにα7Cにも対応してくれた。SONY機をASCOMで制御できるというのは、撮影の幅が広がって嬉しい。
実際にAPTに接続してみたところ、接続・接続断を繰り返すと怪しい挙動が出てこないわけではないけれど、事前の設定をすることなく、きちんとSHOOTで撮影できて、PLANもこなせるようになっている。晴れてくれれば、α99改とAP赤道儀改でお星さまを撮ってみたい。N.I.N.A.とSharpCapからも制御できるようなので、気が向いたら試してみようと思う。
シャッタースピードがカウントダウンしていく件は仕様で、これを無効にしたい場合は、ドライバの設定に「1秒以上の露出にはバルブモードを使用する」というチェックボックスがあるので、これを無効にしてくださいとのことだった。
1.0.0.31
- ILCE-A7S (A7S): Updated to include Cropped Image Size, Exposure, and ISO
- ILCE-A7C (A7C): Added
- SLT-A99V (Alpha 99): Added
- ILCE-6000 (a6000): Updated to include ISO
ドライバのダウンロードはこちらから。
Installation
Sony Camera Driver for apps that support ASCOM. Contribute to dougforpres/ASCOMSonyCameraDriver development by creating ...
この記事へのコメント
こうやって報告した内容が反映されていると嬉しいですね!
アップデートも頻繁なようで開発者様の頑張りには頭が下がります。
Fuji用は・・・(´・ω:;.:…
あぴさん、おっしゃるとおりで、感謝感激です。
FUJIのドライバに関する投稿をAPTのフォーラムでのぞいてみたら、
中判カメラとXTをのぞいてSDKが対応してないみたいなことが書いてありました。
(いまのところ)ざんねん!
おっ!いいね、いいね。ddd^^bbb
対応の速さもさることながら、ユーザーの声に耳を傾けてる姿勢に好感をもてるね。
これでにゃあさんも開発者の一員だな。
本格的にお日様出た。^^v キョウハ ガセネタジャナイ
定形の返事をしてくるサポートセンターと雲泥の差がありますね! 共創、共創。
きょうは久し振りに青空が出ています。
ニャアサン、カイハツシャ、ネジニナレ(意味不明)
共創かぁ。そんなしゃれた言葉は思いつかないってPart2。^^v
共创!Part2 (^^/
頑張っている開発者は応援したくなりますね。
その環境でのAPTやN.I.N.AでのPlateSolvingの速度やプラネタリウムアプリとの同期などもぜひ教えて下さい。(私が以前EAAで試したときはSharpCapからでしたが、PlateSolvingの成功率がいま一歩でした。。)
空が晴れれば、APT+α99+AP赤道儀改の組み合わせはいずれやってみるつもりですので、そのときに共有しますね。APTとASTAPの組み合わせでPlateSolveをしたことはないのですが、速さを意識したことがなかったのでASPSでもストレスを感じた記憶はあまりないです。ステラショットやASI AIRも速いという印象はありませんが、そういうものだと思っているからかもしれませんね。
PlateSolvingは画像の取り込み時間と画像サイズが結構処理速度に影響しますね。
デジカメだとRAWではなくJpegにするだけでてきめんに早くなります。(画素数によってはダウンサンプルも効果的)
私のWindows環境だとASPS(Astrometry.netエミュレータ)は遅い(30秒~1分)けどエラーが少なく、ASTAPは早い(3~4秒)けどエラーが多い印象でした。
PlateSolvingも画像の大きさで速度が変わってくるのですね。ASI1600MCのフォーサーズだと、ストレスはない感じで実行できているので、これがフルサイズになると速さや確度がどれくらい変わってくるのか面白そうです。