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東京の空、干潟星雲の画像処理やりなおし

昨日処理した干潟星雲がどうも気に食わなかったので、Astro Pixel ProcessorとPhotoshopで処理をしなおした。結構、雑にやったからな。せっかく撮ったんだがから、丁寧に処理してあげないとだ(と言いつつ、昨日の処理も味があるなと思ったりする)。

今回は、ライトフレーム30枚のうち、雲がかかっていた7枚を弾いた。きちんと選別することは大事。光害の処理と背景のノーマライズを少し慎重にやった。

撤収時にカメラをはずさずに帰宅したので、撮影時のセッティングをそのまま維持できていた。面倒くさかったけど、フラットを撮りなおした。その甲斐あって、APPに「Flatが合ってないぜ!」と怒られることはなかった。フラットに関しては、現地で撮れるように工夫する。

ちょっとサチった感じはあるが、それでもより自然には出来上がったと思う。工程に関してはかなりシンプルになった。DeNoise AIがないとカサカサ肌な写真になっていたはず。これはかなりのドーピング。

しかし、そもそもピンぼけだったのではないか疑惑がある。温度変化でもピントがずれることもあるということなので、撮影前にもう一度確認したほうがいいな。いや、L-eNhanceのようなデュアルバンドナローって赤と青のどちらかにピントを合わせることになるから、ピント合わせが難しいのかもしれないな(本当?)

今回、ステライメージは噛ませなかった。これでステライメージを使わずに処理できるようになるといいな。

この記事へのコメント

  1. 東京のどこかで、ASI385でコレは流石でございます。
    雨止んだら、私も久しぶりに385で撮ってみようかなぁ…
    294が長期入院してた時、385使って、ん~~微妙~~~な感じだったので、それ以降、385はタイムラプスで使う事もなく、道具箱の片隅で休眠中です…

    • けむけむさん、ありがとうございますm(_ _)m 

      この公園、光害マップで調べてみると、SQM17.83、Bortle class 8-9でした。

      こうやって撮ってみると、ASI385はやっぱり惑星向きな感じがしてきました。ベランダでは惑星とか惑星状星雲を撮っていたのでそれで間に合ってたわけですね。星雲向けには無理があったなぁ。

      うちの385はガイドカメラとしても使っていくことになると思います…。

      • SQM17.83、Bortle class 8-9 うあああああ。大変な場所だぁ…
        調べてみたら葛西臨海公園も 8-9 ですね (^o^;
        ウチの周囲は、 6-7 くらいなので、やっぱ東京に比べると暗いです(3等星見えますもん)
        ASI385の画角、タイムラプス向きではあるのですが、光害フィルターが使い難いんですよね~
        Cマウントレンズの前にフード付けて、そこに2インチフィルター付けてみようかなぁ…

        • 付属の2.5mmのレンズだと、前面にCマウント/CSマウント変換リングを接着剤でくっつけるといい感じのフードになりそうです。フィルターも交換ききますし。ただ、蹴られそうなので2インチが正解ですよね。

  2. 前回のと比べると、今回の方が自然な仕上がりなんだと思う。^^b
    ただ前回仕上げたやつの星雲中心部の奥行き感が非常に幻想的に感じられて、あれはあれでなかなかいいと思ったよ。
    ^^;コジンテキナカンソウデ アテニナラナイイケン

  3. 是空さん、ありがとうございます。そうなんですよ! 必ずしも自然な感じがいいわけでもなく、ゴテゴテした作りがいいわけでもなく。自分の狙いどおりに処理できればいいのですが、それができないのですよね。どう飾り付けるかというのはフレーバーの問題なのだけれども、基本形ができないと。そのためには、できの悪いコマをはじくとか、フラットやダークはさぼらないとか、背景をきっちり揃えるとか、大事なんだといまさらながらに痛感してます。自分なりの表現っていうのが見つかるといいなぁと思っています。

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