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東京の空、徒歩遠征で撮った干潟星雲(M8)

今回の撮影は、徒歩遠征したという実績が大事。写真の出来は問わない。ただ、自己ベストではないけれど、「撮れたんじゃない?」って感じの出来には収まっている。

架台と鏡筒はAZ-GTiとBORG 36ED(200mm)。ガイドカメラとガイド鏡は、ASI120MM-miniとQHY 130mm F4の組み合わせ。撮影はASI AIR PRO。1枚あたり120秒のGAIN131で30枚を撮影。フィルターはデュアルバンドナローのLeNhanceを使った。

M8を撮影中に子午線反転があったため、途中から写真は上下逆になっているんだ。ステライメージ9でコンポジットしたところ、この上下逆を吸収できなくて、鏡像みたいな写真を出力してた。そこでAPPに出てきてもらってコンポジット(Integrate)したら、なんともないかのように一枚絵を出力してくれた。

低空の天体なので、カブリや星像肥大もあったんだと思う。元が悪かったんで、いじり倒した。星の形も無茶苦茶だし、全体的に眠い。フラットも合っていないし。こんなので許して。遠くから見るんだよ。目を近づけちゃいけないよ。

次、反省の弁。

ASI385と200mmで星雲を撮るにはちょっとセンサーが小さいので、フォーサーズくらいは必要だろうと思ってる。次はASI1600MC-COOLをひっぱってくる。鏡筒も同じ200mmなら55FLがいいかな。しかし、36EDに比べて重いんだよな(って、どんなに虚弱なんだと)。

干渉フィルター。今回はL-Enhanceを使ってみたけれど、まったく使いこなせてない。自分的にはLPS-V4のほうが扱いやすいかもしれない。次、フィルターはV4で(ディスコンになったのがつらい。QBPが相当品なのかな)。

この記事へのコメント

  1. 385MCは縦横比が写真向きじゃないんですよね。とそれは置いて、
    ズーム70-200との組合せがベストかなぁと思って手に入れました。
    F2.8だと大きい重いのでEF70-200f4なら蛍石入り約800g。中古4万円台。
    ガイド鏡取付どうするかが悩みどころ。ちょっとこれで晴れそうなら近征してみます~

    • EF70-200F4が中古4万円で出てるのですか! 見つけたらポチるかも。
      私はBORG55FL(fl=200mm, F3.6)とASI1600MC-COOLで次はやってみようと思います。多少、重くなるので、雲台はあぴさんが使っているとの同じものにして相殺しようと思ってます。
      次の近征が楽しみですね!

  2. 徒歩遠征で天体撮影。色々試して楽しそうですね。自分は遠征元気ないので羨ましい。
    大昔、中学時代、友達数人と徒歩遠征?してたのを思い出しました。
    学校の校庭に集合し、皆の望遠鏡を運ぶのに家にあった古い昭和のウバ車を使って・・・アスファルトの上をトボトボ歩いてた夏休みの思い出。

    • おっしゃるとおり、いろいろ試しているのが楽しいのかもしれません。みんなで学校に集まって、機材を運んで星を見るって、いい思い出ですね!

  3. >目を近づけちゃいけないよ
    フリでしょ?じっくり見せてもらったぜ。^^ オスナヨ!ゼッタイニオスナヨ!

    • やめて〜うわ〜〜 クルクルクル (意味不明)

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