ようやくうちのベランダから火星が見えるようになったので、重い腰を上げてC5とASI385を引っ張り出してきた。AZ-GTiを経緯台モードの架台にして、SharpCapで撮影した。
はじめに5xバローを使ってみたんだけれど、ぼけぼけすぎてピントが合っているのかも分からない状態だったので、2xバローにしてみた。5000枚のうち50%をスタック。Registaxで処理した後、フォトショップの「ぶれの軽減」をかけたのが、下の写真。昔の図鑑のスケッチみたいだ。
砂嵐で表面がうまく見えなかった2018年の火星より、よっぽど地形がよく分かる。月と同じで地名がわかるようになってくると面白いね。左下が火星の南極、極冠で、黒い突起が大シルチスだと思われ。シルチスの下がヘラス盆地で、シルチスの左側がサバ人の湾。子午線の湾がぎりぎり写っているって感じ? 正確な場所はよく分からないけれど、ググってみた限り、ざっとこんな位置関係なんだと思う。
2018年に撮影した火星は、こんなだった。
火星を撮ってみた
8月4日午後11時25分、QHY5III178C、セレストロンC5、3倍バローを使ってSharpCapで撮影。2000コマのうち半分をスタック。 ステライメージ8でスタックと色ずれ補正を行う。Registaxにかけたのち、PS CCでかすみ...
この記事へのコメント
いいですねー。
自分もなんとか火星をとチャレンジしているんですが、ダメダメですよ。
昨晩からのチャンスは寝落ちしてしまって気が付いたら4時過ぎてました(^^;
ありがとうございますー。火星がうちから見えるようになるのが午前0時あたりからなので、私も久しぶりに夜ふかししてしまいました。惑星はなにかと導入が大変ですね。そうそう、ちょっと工夫してみたんですよ。また別のエントリーでご紹介します。といってもC5用の話ですが。
おぉっ、極冠がはっきりと見える。
模様もはっきりと。◎◎;スゲェ!
前回の写真は、嵐が終わったとはいえ、その余波がまだある状態だったからね。
是空さん、ありがとうございます! C5でこんなに写るというのが愉快です。2018年の大接近のときは、C8とかVISACとか長いのが欲しいと思っていましたが、稼働数を考えるとこれで満足です。と、言っているのもいまのうちだけかもしれませんが(笑)
C5にX2バローでここまでシャープに写るとは驚きです。模様もスゴイ、ハッキリわかる。地形の説明図は教科書に載ってるかもっていうレベル。
・・・
ジッと見てると、昔天ガのイラストに載ってた、火星を男の人のアタマに見立てたイラストを思い出しました。大シルチスがモミアゲ、極冠が後頭部の〇〇・・・
i*matさん、写真というか絵みたいですよね。天ガのイラストがイメージできました! 確かにそう見えますね。私の場合は、最近、サバ人の湾あたりが後退してきているような気がして、夜も眠れません(笑)
火星っぽい火星ですね!と書いて今年は惑星を全然撮影してないのを思い出しました…
なんかベランダ強風なんですよね~
けむけむさん、惑星っていまひとつ気乗りしないのですが、撮れたら撮れたで楽しいですよね。うちの場合は、風に加えて、電車の振動もあります。どうにかならんのかと(汗)
おお、シャープに写ってますね。
当地も晴れましたが寒さが本格化する前に自分が見ておこうと観望にしました。
(月もあり、若干霞んでいて状態はわるかったですが)
10cmアポに今試している防犯カメラつけてダブル観望しましたが、木星、土星は既に高度が低くなっていてイマイチでしたが、火星は綺麗に見えました。
1時間半程度の観望でしたがそこそこいろいろな対象を楽しめました。
晴れが続いてほしいですね。
真夜中の雪国で星を観望するのは罰ゲーム的に寒そうですものね。防犯カメラ観望だと、暖かい部屋でも楽しめそうですね。きょうも晴れるといいですね!